ソプラノ和泉聰子の『おんがくのいずみ』~うたの心をあなたに~

ソプラノ歌手・ボイストレーナーの和泉聰子のブログ。HPは http://lulu-hikichan.jimdo.com

さくら

2015-04-03 20:49:39 | 稽古日記
満開の桜が風に散りはじめましたね

今日は午前中に健康ボイストレーニングへ。4月になり、お仲間がまた増えました!

嬉しいです~~*\(^o^)/*

楽しんで歌っていきましょうね!


午後は夕方から来週のホスピスの合わせに。


7曲ほど合わせましたが、今日の撃沈は

森山直太朗
さくら

。。。。

何が撃沈かって

言葉を伝えるために、リズムをシンプルにする、でとまらないこと。

元の歌手のようなこぶしやリズムのひっかけをただ真似するだけでは言葉の重さは伝わらないから、ということはよくわかっているつもりでしたが、リズムを緩くしても機械的な感じでただメロディーなだらかになっただけってことで、言葉の抑揚とかけ離れてしまうし。。

自分で納得いかないところはみんな伝わらないと見事に指摘されてしまい。。


同じメロディーの

咲き誇る
舞い落ちる
舞い上がれ

をきちんと歌い分けてこい、と言われました。とくに舞い上がれは願い、祈りなのだと。

和泉さんにしてはまだまだ歌の作り込みが甘いと言われて、期待は嬉しいものの、やっぱり悔しかった。

感じていることが伝わるところまできちんと表現できていなければ意味ないですから。


あとは無意識に、響きやすい母音、音域の言葉と響きにくい発音、音域の言葉がデコボコになり、伝えたい言葉が埋もれてしまうこと。きちんと意識して歌わなければダメだと。

これは考えたことのなかった事で、言われてみてはっとしました。確かにその通り。



まだまだ甘いな~~


クラシックではないもので
歌詞の素敵な曲はたくさんあると思います。それを私の良さを出して歌う時にどうすればいいのか。

日々勉強ですね。

どんなジャンルでも歌、言葉を伝えるためにどんな事に気をつけて歌うか。自分の引き出しを増やしていきたいと思います。

コメント
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