シングルさんのコース攻略本(これで5打差がつく!)

これを読まずしてコースに出るのは羅針盤を持たずに航海に出るが如し。リゾートゴルファーも必携です。◇\(・L・)/◇

廣野ゴルフ倶楽部

2007-02-27 | 西日本
廣野ゴルフ倶楽部

【画像】
併設のゴルフミュージアム
 実質、非公開なら「ゴルフミュージアム」を名乗る資格なし?と思うのだが。


【ゴルフ場紹介】
 日本最高を自認する。
 高級と伝統と敷居の高さは日本一。
 多分、この貴族意識は本場スコットランドにもない。
 あったとしてもそれは本物の王侯貴族に限られるはず。
 正直に言えば、日本の場合(特に地元関西、神戸地方では)、
 明治維新から20世紀中葉までの成り上がり人種に思える。
 もしくは特権が懐かしいノスタルジックな集団。

 批判的な見方が先に立つが、
 こんな倶楽部もあっていいのかな1つぐらいは日本にもと思う。
 お伊勢さんや宇佐八幡さんのように。

 クラブ内に設置されたゴルフミュージアム。
 プレーしても予約しないと見れない!
 それってあり?と思う。
 日本のゴルフを思うのであれば一般開放してしかるべし。

 メンバースロッカーには鍵がない。
 入り口に係員が立っているから(目つきがやや鋭い気がする)。
 彼はメンバー全員の顔を覚えているらしい。

 プレーはメンバー同伴に限る。
 「日本オープン」が開催されたとき
 青木プロが事前に練習ラウンドしたいと申し出た。
 世界の青木に対してもメンバー同伴でないとダメといったらしい。
 
 コースは素晴らしい!
 それとこれほど自分のコースが好きなメンバーはいないだろうと思う。
 ホストのおじいちゃんたちのコース自慢が耳につく。
 おじいちゃんたちの飛距離やテクでは歯が立たないでしょうな~ぁ。

 キャディはグリーンに上がらない。
 といわれたが数年前から上がっているようです。
 ただし、ボールを拭くだけ。
 ラインは読みません。

 キャディは召使と誤解されて輸入された悪しき名残か?
 クラブハウスでは上着という窮屈な日本流のしきたりも同じ。

 メンバー専用のボール(ディナーハウス)と、
 ゲストが出入りできるゲストハウスを別個につくるできだったと思う。
 


【実戦的コース紹介】

 現代的商業的な見方をすると神戸の街から遠すぎる?
 一般道の田舎道を長く走るとスコアに影響する。

 2年前の「日本オープン」のためにコースを一部改造した。
 プロ用にとにかく長いミドルをつくった。
 一般のゴルファーではチャンピオンティからでは歯が立たない。

 東の霞が開放的なら、西の廣野は戦略的。
 開放感はない。

 コースは米国の「パインハースト#02」に似ている。
 特に出だしはそっくり。
 1番から2番までほぼ直線に並べて、コース全体の印象をタイトにしている。
 だって作った人がロスの弟子。
 ロスはセントアンドリュースを懐かしんで#02をつくり、
 弟子のアリソンは#02を真似して廣野をつくった。

 ただし、パインハーストは平坦。
 (TV見るよりアップダウンはあるんだこれが、歩くと疲れる)
 廣野も平坦だが何Hか谷と傾斜を利用したつくりになっている。

 グリーンが小さい。
 カラーが広い。
 カラーに傾斜がある。
 バンカーがカラーの先にあるから30~60yのバンカーショットになる。
 ガードバンカーはアゴがきつい(アリソンバンカー!)

 時に奥に細長いグリーンや横広のグリーンに惑わされる。


  
【コース戦略】(レギュラー)
      
 hole yards par score
 1  487 5   左の林に行きやすい 
 2  410 4   距離がある。3ONで 
 3  403 4   バンカーを避ける。
 4  395 4   
 5  135 3   +15yで高いボール。
 6  394 4   
 7  171 3   
 8  332 4   
 9  491 5   

10  333 4    
11  390 4   
12  567 5    
13  149 3    
14  336 4   考えさせるH。右から上の段に乗せる。
15  496 5   
16  376 4   
17  210 3   池は意識しない。180y飛べは寄せやすい。 
18  379 4   
          
                  
●コースの感想、気にいったところ、気になったところをお教えください。
 誰も知らない私だけの楽しみ方も教えてくれるとありがたい。



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2 コメント

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アリソンの設計について (遠藤 章夫)
2018-05-15 09:43:52
チャールス ヒュー アリソンがドナルド ロスの弟子とは初耳です。私の知る所ではアリソンはオックスフォード大出身でO C G S(オックスフォード アンド ケンブリッジ ゴルフィング ソサエティ)でハリーコルトと知り合い、コルトとマッケンジーと三人で設計事務所を開き、コルトが東京ゴルフ倶楽部の設計を頼まれた時、代理でアリソンが日本に派遣され、その時廣野からも頼まれて設計した筈です。パインハーストNo.2の1番ホールとソックリでも無いと個人的な感想です。またハウス内は上着着用では無くプレーしたままのスタイルで食事出来ます。ミュージアムは確かに開放すべきと思います。
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廣野のショートホールの看板について (遠藤章夫)
2018-05-15 09:55:49
みだりに拍手しないでとの看板は、あのティーインググランドが前ホールのグリーンと近いためパッティング最中の人に邪魔にならないように考慮して立てたそうです。ロスの弟子?と言う話といい良く調べてから書いて頂けると嬉しいです。
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