goo blog サービス終了のお知らせ 

落語こそが我が人生inちゃいな ~落語に国境はない!~

落語が好きで好きでたまらないのに、
突然の中国への引越!!
しかーし!落語に国境はない!
と頑張ってます。

西洋式・出来心~泥棒はクローゼットにいる~ 第7話 +お正月!!

2012-01-03 18:23:28 | 西洋式・出来心~泥棒はクローゼットにいる
皆さん!!あけましておめでとうございます!!
いやぁ、まったくめでたい!!このブログ初めての正月でごぜぇます。
そしてこれが中国の我が家から見えた初日の出でございます。ボンヤリしてるけど。

これ撮る為に大晦日徹夜したんすからね。
さて!!本題へ…。
今回は最終回でございます!!
本ブログ最長の長さのこの話を飽きずに見てくださり有難うございます…
ケタケタ笑い出したクローゼット!その中に入ってるのは…!!抱腹絶倒の最終回せござぁ~い!!



(グ;グレゴリー エ;ジャック・エイト 大;大家)
クローゼットがケタケタ笑い出したと思ったら、扉がバタンと開いて中から見知らぬ男が出てきた。
グ「ぶわっはっはっはっはっは…うひひひひひひひひひひひ…あーおかしい…
お金にリバーシブルのやつなんてあるもんか。ここ最近で聞いた一番のお笑いだ…ぐふふ…」
大「誰だね?君は…ん?その顔は…ははぁ、お前さんが泥棒かい?」
グ「ど、どってわかったんだい?確かに俺ぁ泥棒だが…」
エ「お。間抜けな大家さんにしちゃー冴えてますね」
大「ぬわぁんだってぇぇぇ?家賃を倍にしてあげようか、エイト君?
…だがこーんなわかりやすい泥棒は初めてだ。無精髭はやしてぼろっちい袋持って…」
グ「えーっとこういう時には…本落としちまってわからんが…あ、アレだ!
誠にアイムソーリー、ノダソーリー」
大「どーしてここでドジョウ総理が出てくるのかね、泥棒くん?」
グ「あれ?ちょっと違ったかな?ま、いいや。
長ぁぁい間、仕事なし。
大家がやって来てお家なし。
八十頭に子がありし。
七人そろって飯がなし。
おまけにかぁちゃん病気だし。
もう五歳で薬なし。
貧しさ故のほんの出来心で…ぐずっ」
大「エイト君もバカだったがお前さんもバカだね。
長男が八十歳で母親が五歳って…明らかにおかしい。
てゆーかなんだい、お前さんの袋に入ってる札束は!!まるで落書きだ」
グ「ええっ、これが偽札?…あ、よく見ると酷い絵…
これもここに置いてあったんすよ?」
大「んじゃコレもエイト君が描いたやつだな。エイト君、絵下手だし。
って、エイト君!!君までクローゼットに入らないでくれ!!
なんであんな嘘八百並べたんだい、エイト君?」
エ「へへっ、ほんのの出来心でございます」



はぁい、ここまで!!
やっと終わりました、西洋式・出来心シリーズ全8回!!
面白かったですか?感想はコメントまで。
それが終わったらカテゴリーの西洋式・出来心~泥棒はクローゼットにいる~をクリック、まとめ読み!!
それでは良い落語人生を!!

西洋式・出来心~泥棒はクローゼットにいる~ 第6話

2011-12-14 18:54:14 | 西洋式・出来心~泥棒はクローゼットにいる
ども、こんつわ!!
今回もかなぁり更新が遅れてしまいました……
もしわけござません……ひぃ。
まっっ、気にしないでくださいよ!?
え?気になる?お願いですから、僕を助けると思って気にしないでください……
まぁ、それは良いとしてっ。
今回はジャック・エイトがピンチ!!
このまま大家の尋問から逃れられるのか!?
んでは、すたぁと!!




(エ;ジャック・エイト 大;大家)
ジャック・エイトは大家が持っていた本を奪い取るように受け取るとページをめくり始めました。
エ「こんな本うちにあったかなぁ?まぁいいや。え~なになに?
『泥棒が盗むべきもの…その1 キルイなど。軽くて金になるもの。』
キルイってなんだろ?木類かなぁ?んじゃ丸太三本」
大「おいおい、説明をちゃんと読め。丸太なら一本10キロを下回らないし、
どんなに高級でもせいぜい150ポンドにしかなんだんだろ。
第一、こんな狭い部屋に丸太三本も入るわけないだろう?着類、だよ。着るもの!!」
エ「自分がかしてるのにひでぇ言いよう…」
大「何か言ったかね?エイト君!?」
エ「いっ、いえなにも。着るものなら…ジャンパー!とかどうすか?」
大「私に聞かれても困るよ。盗まれたのは君だろう、エイト君?」
エ「まぁ、確かに…大家さんちのジャンパーはどんなのすか?」
大「エッヘン、ウチのか。ウチのはなぁ、先日発表されたばかりの
アキラカニ・ニセモーノーだ。表は純白だが裏は何と最高級の牛革、
オメ・ダマサレトルーンのを使ったまるで二重人格のようなリバーシなのだ」
エ「じゃあうちのもそれです。その何とか・ニセモノーンとやら」
大「エイト君?そんなものを買う余裕があったらさっさと家賃をいれていただきたいのだがねぇ?」
エ「ヘヘ…それはいいとして」
大「よくない!!」
エ「いいんです!!!えーと次は… 『その2陶磁器など。これも金になる』
陶磁器といえば…食器!!スプーンとフォークとナイフとお皿と鍋とその中に入ってるオートミール
あれ?オートミールもない。んじゃ追加でオートミール一杯分」
大「オートミールなんざはどうでもいい。食器の模様は?」
エ「表は純白だが裏は何と最高級の牛革、
オメ・ダマサレトルーンのを使ったまるで二重人格のようなリバーシなのだ」
大「んなバカなことがあるか。他には?」
エ「んーと、『その3鉄製品。これもなかなかの値で売れる』そんじゃ…剣!!伝家の宝刀です!!」
大「んな話は初めて聞いたな。どんな?」
エ「表は純白だが裏は何と最高級の牛革、
オメ・ダマサレトルーンのを使ったまるで二重人格のようなリバーシなのだ」
大「もしそうだったらそれは剣とは呼ばない。他には?」
エ「あーと…『その4現金。一番これが効率がいい』お、これは簡単だ。世界の様々なお金がぎょうさん」
大「それはそれは…どんなのかい?」
エ「表は純白だが裏は何と最高級の牛革、
オメ・ダマサレトルーンのを使ったまるで二重人格のようなリバーシなのだ」
大「そんなバカなことがあるかっての!!冗談はやめたまえ、エイト君!!」
その時、クローゼットがケタケタ笑いだした。




はぁい、ここまで!!
あぁぁ、疲れた。書き直すのは辛い…
次はもーちょっと早く更新します。はい。
決めた!!これからは月2回を目標として頑張ります!!
こんな「落語こそが我が人生」を温かくお見守り下さい。
それでは良い落語人生を!!

西洋式・出来心~泥棒はクローゼットにいる~ 第5話

2011-11-02 21:47:04 | 西洋式・出来心~泥棒はクローゼットにいる
ども、こんつわ!!
もうすっかり秋でげすな。
こっちはまだ暑いけど…
ま、それはさておき!!グレゴリー、大ピィィィィンチ!!
ヤバい状況ですがグレゴリーは抜け出せるのか!?
んでは、すたぁと!!




(エ:ジャック・エイト 大:大家)
帰って来たジャック・エイトは部屋に大きな足跡があるのに驚きました。
エ「な、何でぇこの足跡?あれ、俺のオートミールがっ!!
  しかもこの前書いた大量の一ポンドの偽物もないっ!!
  あれ、おっそろしく下手で子供でも見分けがつくと思ったのになぁ。。。
  そーだ。泥棒に入られたのを口実に大家に家賃を待ってもらおう!
  おぉい、大家さぁん!!泥棒泥棒!!大家の泥棒!!」
大「おいおい、泥棒よわばりはやめてくれたまえ、エイト君!!
  んで、泥棒がどうしたんだ?」
エ「それがねぇ、エへへ。家に泥棒が入ったんですよぉ、ウフフ」
大「なんだね、ニマニマしながら話すのはやめたまえ、エイト君!!」
エ「だからねぇ、イヒヒ。家賃を払うのをねぇ、プクク。待ってほしいんすよ、わははは!」
大「いやいや。君からちゃんとした家賃をもらうことには期待していないから。
  心配には及ばんよ、エイト君!!しかし、泥棒に入られたのなら、
  役所に届けを出さねばならんねぇ、エイト君。盗まれたものは?家賃と?」
エ「え、え、えっとぉ。まずオートミール鍋一杯ぶん…」
大「そんなものが書けるかい。も―ちょっとマトモなモノは?」
エ「う、うーんと…泥棒ってのはどんなものを取って行くんですかぁい?」
大「そーだねぇ…あれ?この本なんだろう?フムフム…ハハハッ、
  君が持っている本にちゃぁんと書いてあるではないか。ハハハハハッ」
大家がバンバン叩いている本には『泥棒の極意』とありました。
そしてその隅の方には小さく「グレゴリー」と書いてありました。



はぁい、ここまでぇ!!
グレゴリー、見つかんなかったのは良かったけど…
本落として行っちゃったよー!!
このままグレゴリーは逃げ切れるのか!?
次回に乞うご期待!!
それでは、良い落語人生を!!

西洋式・出来心~泥棒はクローゼットにいる~ 第4話

2011-10-21 20:09:55 | 西洋式・出来心~泥棒はクローゼットにいる
ども!!
いやぁ~、前回に引き続き更新が遅れて
申し訳ございません…
次はも―ちょっと早く更新するんで
どーかお許しくだせぇ…

それはさておき。
グレゴリーの空き巣は成功するのか!?
そろそろ最終回ですよ~
んではすたぁと!!


(グ:グレゴリー エ:ジャック・エイト)
それはグレゴリーがキャべチ・スティンクスの家に入る1時間程前。
エ「キャべチばぁさん。おれぁちょっくら出かけてくっから、
  『ご用でしたら隣のキャべチばぁさんにお伝え下さい』って
  紙貼っといたよ。よろしくな。」
さて、時は流れ20分後。
グ「ふぅー、まいったまいった。あのキャべチばぁさんの家には
  二度と行きたくないね。やれやれ。お、この隣の家はどうかな。
  ん?ご用でしたら隣のキャべチばぁさんにお伝え下さい…か。
  だけどもう行ったしなぁ。ま、いっか。」
中に入ると留守のようです。
グ「こんちは…泥棒ですが…留守なら空き巣しますよ…
  おっ、鍋の中には…なんだ、オートミールか。
  んじゃきっとこの家も貧乏かな…ま、食っちまうか」
  ずるずる、ずるー。
グ「あー、美味かった。たまにはこういうのも良いなぁ。
  おっこれはこれはこれは……さ、札束ぁ! 
  いぃぃやっほぉうい!!これだけで500ポンドはいくぞ!!」
その時、外で人の声がしました。
エ「おぉい、ばぁさん、今けえった。誰か来たかい?
  え?老婆をバカにする男が一人?そうかい、そうかい」
グ「やばっ、帰って来やがった。このままじゃ見つかっちまう。」
コツコツコツ…
グ「はよ逃げないと、逃げないと」
コツコツコツ…
グ「この鍋の中…だめだ」
コツコツコツ…
グ「ハムスターのケージの中…いって、かまれた!!」
コツコツコツ…
グ「はっ、このクローゼット!!この中に隠れよう!!」
ばたん!!
エ「いぃま けぇったぞぉっ!!」
グレゴリーは間一髪、クローゼットに飛びこみました。


はぁい、ここまでぇ!!
ひょー、危なかったぁ。もうすぐで捕まるとこだった…
でも、この後も隠れきれんのかは…不明。
次回に乞うご期待!!
それでは、良い落語人生を!!

西洋式・出来心~泥棒はクローゼットにいる~ 第3話

2011-10-09 19:35:23 | 西洋式・出来心~泥棒はクローゼットにいる
はぁい、どーもこんにちは!!
お久しぶりのグレゴリー登場です!!
グレゴリー、久しぶり過ぎるからすねてないかな。。。
まぁ、それは良いとして今回もすたぁと!!



(グ:グレゴリー 住:町の住人(たくさんいます))
グ「うおっ!この家デケェ!!しかも鍵も空いてるよ。
  だめだよ、戸締りしなきゃ。うーん、なかなか良い家ですな。
  おっ、ショートブレッドがあるよ。うーん、こりゃちいせぇな。
  これを作った奴はよっぽどのケチと見た。畜生、それなら一気に三枚…」
住「下に誰かいるのかい?」
グ「ンンッグっ!!!あ、おばあさん、話をするからショートブレッドが
  喉に詰まったので背中を叩いてもらえますか?ングッグ…」
住「こうかい?」
グ「ゴホッ、ガハッ!!ふぅー、有難うございますぅ。
  しかしあんたも二階に隠れるとは賢いですね」
住「なーに言ってんだい。ここぁあたしンちだよ。んであんたは誰だい?」
グ「あのぅ、一つ聞いても良いですか?」
住「はぁ、最近の若者はものを聞くのに人ンちに入ってお菓子を食べるのかい」
グ「聴くだけ無駄です、あんな変な人…」
住「んじゃ聞かなければいいじゃないか」
グ「いえっ、聞きます……ホニャララ・ホニャニャさん」
住「そんな変な人がいるのかい。あ、お前さん、それはあだ名だろう。
  本当の名前を言わないとわからないよ」
グ「うう…はっ、そうだ!!キャべチ・スティンクス!!(キャベツのにおい)」
住「あ、なんだ。早く言っておくれよ」
グ「し、知ってんですか??」
住「いや、そうじゃなくてそれあたしだ」
グ「げげげっ!!あ、同じキャべチでももっと若い方の…」
住「んなぁんだぁってええええ!?」
グ「ひいい、さよなら!!」
カフスボタンを落としながらグレゴリーは走って行きました。



はぁい、ここまでぇ!!
あらら、いいとこまで行ったけど失敗しちゃったか…
次は成功してほしいですね、僕的にも。
次回に乞うご期待!!
それでは、良い落語人生を!!