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びたみん

なんじゃ もんどの すけ びたみん

筒井康隆の『旅のラゴス』を読む

2005-12-05 00:06:25 | 本よ読む
旅のラゴスは昔に読んでいて、
もう、十数年以上も前なのだろうけれども、
大層面白かったような記憶が残っていたので、
いつかはもう一度読んでみようと思っていたのでした。
ところが、本棚になくて、どうやら
大掃除のときに古本屋に売ってしまったみたいです。
そういう残念な本はいくつもあって、
そういうときに部屋が大きければよろしいのにな
と思うのであった。
そういうわけだけれども、やはりどうしても読み返したくなる本というのが
あって、そういう本は再び、購入してしまうものなのである。

それで、旅のラゴスを買いました。
そうそう、表紙がこれ、
ラゴスがコーヒー豆を普及する話なんだよね。
それで、このコーヒー豆で王国を作って折り返し地点。
俺が私になってしまって、あとは氷の女王なるデーデくんのもとへ行くのだ。
もてもてのラゴスはなかなかグッドなんだよね。
時空転換装置だと思っていたけれども、
精神集中しての転移術だったんだ・・・
やはり、こういう物語は面白くって、読む速度も調整されていて、
読んでる時が一番いい感じ、もっとお話ください。
というのだろか、昔の旅人の物語るっているのは、こんな感じなのかと
思うのでした。
とにかく、二度目の読み返しの今回も良いトリップでした。
スカシウマって太った馬で短足なのを想像していたのだけれども、
表紙をみるとサラブレッドみたいなので、へえと思ったのであった。

まあ、そんな感じな本でした。


筒井康隆の『家族八景』を読む

2005-10-09 18:29:37 | 本よ読む
時を~~~駆ける少女ぉ~~~♪
という具合にラベンダーな北海道に行く予定です。

それで、荷物などを整理しておりましたら、
昔に購入しました家族八景がありました。
読んでなかったのです・・・
それでつまみつまみで、ランダムに読んでました。
いやあ、読唇術はおもろいです。
七瀬くんは、なかなかボインなのらしく、美人なのらしい・・・
お会いしたことはありませんが、
続巻は、黒の組織との対決なのらしい・・・
コナン君やら、ええっと、誰だっけ?子供のなった女の人・・・
そんな人たちアンド少年探偵団の諸君なるエスパー達とつるんで、
夜露死苦ハチマキをするのらしい。
おもしろそうです・・・

バイクで思い出しましたが、
村田製作所だっけかが、自転車ロボットを作ったのらしい。
グッドだとおもいます。これで、アイススケートとバク転ロボットへ
一歩前進です。なにやら、おなかのところの回転体が安定部品なのらしい。
どうりで、仮面ライダーは転ばない運転なのだとおもいました。
びたみんはよくひっくり返ってますけれども、
おなかに回転ベルトでもつけとこかな・・・

まあ、そんな具合でブヒブヒ

藤原伊織の『テロリストのパラソル』を読む

2004-11-21 21:46:30 | 本よ読む
しばらく前に本を購入して
少しずつ読んでいました。
なかなか出だしのところから、引き込まれる具合で
文章も巧みなのであった。
どことなく、村上春樹のような感じがしたのでした。
といって、お、村上春樹のは『ハードボイルドとワンダーなんとか』
というのしか読んだことがないので、ハードボイルドなところで
似ていると感じただけなのかもしれないのであった。
登場人物はナカナカ、タフな全共闘時代のおじさんなのである。
昼間からアル中なのだった。そんな具合で、髪の毛が臭わせながら
公園ベンチで昼ねをしていると
公園が爆発してのであった。
なかなかに緊張のある連続なのである。さすがアクションものは面白いのである。
しかしながら、後で思い直してみると謎がとけたようなふりをして
謎が謎々になって残っているのである。
江戸川コナンくんでなければ解けないのである。
主人公よりもノー天気なびたみんは
やはり、メモを取りながら再読する必要があるように思えてきたのであった。
とにかくも、エンタじゃなければ、ダメーーーっ!
と思っているびたみんのような人にとっては、
非常に面白な本であると思うのであった。
そんなこんなで、ぶひ

二ノ宮知子の『のだめカンタービレ』を読む

2004-10-17 23:19:18 | 本よ読む
これまたネットの友達が推薦してた本であった。
びたみんは当初、「のびたカンタービレ」だと思って本を探していたのでみつからなかったのだけれども、今日本屋で、「のだめカンタービレ」を見つけました。
第5巻から7巻までを購入しました。第1巻から読むべきかもしれないのであるけれども
ないものはないのであるから残念無念であるのだった。

帯には「こんな笑えるクラシック音楽があるのか?」であった。
音大に通う学生たちの青春物語ではあるのだけれども、
音楽というものに魅せられた、ある意味での若き才能あふれるエリート芸術家が活躍するのである。
びたみんはクラッシクに限らずに音楽には疎いのであるから、
あまりこれまで音楽には関心を寄せていなかったのであるけれども
少し考慮の対象にしなければならないようである。うん。

びたみんの中では音楽家のお話で思い出されるものはといえば、
篠田節子の「カノン」と「ハルモニア」なのでけれども、
「のだめカンタービレ」は笑いが随所に散りばめられているので
ホラーではなくてコメディーです。

びたみんが、まず最初に気にかかったのは
やはり奥山真澄くんの「もじゃもじゃ頭と口ひげ」であって、
そんな格好で打楽器を鳴らしているところが宜しかったです。
主人公の千秋真一くんはモテモテなのだそうだけれども
びたみん的にはマダマダなかっこよさなのである。
黒木泰則くんはオーボエで武士なのである。
とにかく
キャラクターの個性がうまい具合になっていて
お話の構成もグッドで
もじゃもじゃ組曲もグッドなのである。

そんな訳で、のだめカンタービレはお勧めにしておいても宜しい本なのである。
第28回講談社漫画賞を受賞したということです。
ふがふが

高野和明の『13階段』を読む

2004-10-04 21:09:36 | 本よ読む
最近本を読んでいないのであったので
少しは反省するびたみんである。サルでも反省をするなんてことだけれども、サルが反省するなんて絶対に嘘だと思う。
ではあるのだけれども、本を読むとしたら何がよろしいのかな、と考えていたのであった。
ネット友達である人から、高野和明の「13階段」が面白いというので、まあ
騙されたと思って、本を購入したのである。文庫本なのである。
なかなかに、人間ドラマなのである。本もいいけれども、テレビドラマにするにはグッドな題材なのだと思う。ただ実際にドラマにしてみると、監督が良い人でないと絶対に面白くないと思うのである。なかなかに曲者な中身なのであった。
びたみんはアクションがすきなので
少しものたりない展開のスピードであったけれども、うまい具合に謎々があって、順当な謎解きがあってグッドなのであった。なんじゃあ、こんなトリックなんか卑怯やああ、ってことはないのであった。
まあ、なんかしらんけれども、江戸川乱歩賞をとっているだけのことがあって
お勧めにしておいても恥ずかしくはないのであった。うん。
700円だったけれども、十分に楽しめるものであたのである
ふがふが