こんばんは
のんびり秋田からvisionです。
うちの96歳で亡くなった祖母は晩年、何をしてもらうにも「ありがとう」と繰り返し言っていました。
ご飯を食べさせてもらうにも下の世話をしてもらうにも。
介護をしていた母はそのことがありがたかったと言います。
側から見ていた私は人生の終盤は仏様の命に近づくものなのかと思ったほどです。
人はそのように生きなさいと人生をかけて教えてくれたのかもしれません。
ありがとうの語源は有難しで仏教用語と言います。人として生まれることさえ難しいのにましてや仏法に巡り合うことの難しさを言ったものだそうです。
ありがとうの反対語は何か。
あたりまえです。
今生きていること。
健康なこと。
家族が元気なこと。
収入があること。
平凡なことさえ実は素晴らしいことなのです。時々忘れてしまいますけどね。
気づいたなら「ありがとう」を伝えておこうと思います。
いつだって、これが最後になるかもしれないのだから。