クリスマス

寒くなるとアンティークジュエリーの季節がやって来た！

と思うのは私だけでしょうか。

冬のセールのご案内のカードの撮影をフォトグラファーさんの

スタジオで済ませご案内のコピーライティングをスタッフや

アメリカ人の友人と相談しながら済ませました。

皆さんにお送りするご案内のカードを撮影の際にはジュエリー

を選ぶと同時に小道具を選んだり、自分なりのテーマを決め

てスタジオに籠ってフォトグラファーさんと

”ああでもない、こうした方が。。。”と一緒に丸々数日を

かけて撮影をしたり撮影用の小物を用意したりと時間を

かけています。

もう数日もするとヴィクトリアンボックスで過去に

お買い物をされたお客様に Winter Sale のご案内が届く

はずです。

今回はご予約制になりますが１２月の1日と2日に関西での

お客様のアポイントメントも承ります。

今までブログに載っていて気になるお品、こんなものを

探しているけれど。。。というお客様のリクエストも

お待ちしております。

大阪、名古屋、京都方面のお客様がいらっしゃいましたら

どうぞお気軽にお声掛けくださいませ。

ダイヤモンドの雫

少し細面の雫型のダイヤが素晴らしくエレガントな

エドワーディアンのピアスです。

通常ペアシェイプ（露型）のダイヤは縦横比

2対１くらいがベストバランスとされ、現在

コマーシャルベースに乗るペアシェイプのダイヤは

殆どこの比率でカットされています。

光学的にこの比率が最大限に光を集めるとされ、

それより細長いと光が抜けてしまい、輝きが弱まる

ケースが多いのですが、このピアスに使われている

ダイヤにはそのような一般的な方程式が

吹き飛んでしまうほどの力強く瑞々しい輝きが

備わっています。

このシェイプ、このサイズでしかも輝きの質も同等の

ダイヤを２石揃えるのは当時どれだけ大変だったことか…

（通常のラウンドの石に比べて雫型の石は原石の関係上、

非常に少ないのです。）

世界的に大粒のアンティークダイヤモンドピアスが

枯渇している中で、ヴィクトリアンボックスに

幸運の女神がにっこりと微笑んでくれたような

ロスアンジェルスでのミラクルな出会いです。

本日ヴィクトリアンボックスは台風のためお休み

させて頂きます。ご用の方は

infovictorianbox@gmail.com

までお問い合わせ下さいませ。

ダッチローズカットの魅力

1940年頃に製作されたダッチローズカットの

スィート（ネックレスとブレスレットのセット）です。

19世紀初期に創業されたオランダ王室御用達の

ジュエラーであるファーローゼンタール社の

工房によって19世紀初期の伝統的なスタイルで

誂えられたものです。

ヴィンテージに分類される比較的若い年代の作りですが

いわゆるリプロダクションとは一線を画す風格と

ダッチローズカット特有の厚みのある石の輝きが

魅力です。

秋冬の装いに華を添えてくれそうな輝きのボリューム感と

古い時代の雰囲気を比較的お手頃な価格で楽しめるセットです。

ティファニーとナチュラルパール

Tiffany社によって1920年代のアメリカで

製作された天然真珠のリングです。

端正にカットされた良質のサファイアと

ダイヤモンド、そのキリッとした美しさは

まさに Tiffany のクォリティーです。

アンティークジュエリーの中でも天然真珠を

使った物はコレクターも多く稀少なため

とても高価ですが、その中でも

このTiffany のリングは特別なものと言えるでしょう。


ご売約です。ありがとうございました。

ローズカットピアス

王冠をふっくらと籠状にデザインしたような

フォルムが美しいフレンチのピアスです。

センターのローズカットを支える爪には

米粒ほどの小さな面積の中にブルボン家の

紋章である百合の花 (fleur-de-lis)が

丁寧にあしらわれており、ダイヤに光を

最大限取り込むことを計算した優美な

セッティングとフレンチらしいややグリーン

がかったデリケートなゴールド色がオープン

バックのローズカットのさざめく水面の

ような輝きを一層引き立てています。

ありそうで中々ない絶妙なバランス感に

ギュッと心を掴まれるお勧めのピアスです。









ヴィクトリアンボックスのサロンは火曜日を

除く毎日11時から19時まで営業しております。

また、8月8日から8月18日までは夏期休業と

なっております。

どうぞご予約の上、サロンにお立ち寄り

下さいませ。