log for logs

Blogといったネット上メディアについて
日常の話題に沿って発信します。

情報蓄積論(3)

2005-06-13 23:41:02 | 考察視点
このエントリは続き物(情報蓄積論(1),情報蓄積論(2))である。この同一タイトルに連番をつけていくスタイルはblog上では時々見られるスタイルで、私的には討論会スタイルだと思っている(ちなみによくブログ記事群とよばれるらしい cf.自明でないブログ記事群)。同じテーマで語る最中にコメントやらトラックバックやらのフィードバックを反映してテーマが展開していくことがあるからだ。が、正直実験的にやってしまった感があるのでフィードバックをねらう事もなかったし、書く内容もあまり計画していないのが次回への反省点といえよう。
さて前回でとりあえず書きたいことは書いてしまった感があるのだが、予告どおりRSSについて時間経過のLongTailについて考えてみたい。RSSについてはそれほど語る必要は無いと思うが、簡単に言うとblog等の時系列に分けられた文章のメタデータである。ここで時系列という言葉を使ったが、RSSには通常<de:date>というタグが存在し記録された時間が記述され、さらにはエントリ毎に割り当てられる<item>要素はRSSを直接見れば分かることだが新しいものから並んで幾らかの部分で終わってしまう(参照としてこのblogのRSSでも見ていただきたい)。
こうして考えるとRSSもどちらかというとフローに向いたシステムである。更に言えばRSSリーダーなどでは初期設定でストックされるRSSフィードの期日が1週間などに設定されていることもある。
だがRSSに関して言えば流し読みというスタイルはかわらないものの、過去の記事を閲覧しやすいように私は感じている。もちろん使用しているリーダーがメーラータイプなのにも起因しているように思えるが、メールを開くのと同様にRSSを読み直すことができるのだ。
ただしこの場合タイトルと概要の流し読みである為、見落としがあることも多い。だがLongTailがコネクションによるものだとすると、時間経過のLongTailにおける「古い」ものへのコネクションの増加の一端としてRSSの利用方法はあるかもしれないと思える。
RSSに関して流し読みという表現をしたが、RSSの<description>に対してRSSに全文入れるべきかという論争が周期的にあるらしいが、最近も起こっているらしい。(cf.RSSに全文入れろ派は安易すぎると思う。@highbiscus -北国tv)参照元のblogで読んで面白かったので取り上げてみたが、私としてはRSSはコネクションの為の要素と今回の論の中で感じたので、概要のみでいいと考えられた。むしろ色々つけても使い勝手が良くなるとは思えない。
今回の話は結局使用する人間がどうかという感じもするので(「古い」ものへと視線を向けても、ブログ界として新しい部分を見ているのであればこの行為に面白みは無い)RSSを「古い」ものへのコネクションと考えるのは多少安易である気もするが、とりあえずこの辺りで一端話を切りたいと思う。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 情報蓄積論(2) | トップ | バトンについて »

コメントを投稿

考察視点」カテゴリの最新記事