
長いこと特に子供の頃から呼び慣れた俗称を、正しい名称に切り替えるのは中々難しい・・・例えば「矢車菊」を「矢車草」、「雪柳」を「米子(こめご)桜」と教えられて、正式名を半信半疑でインプット出来るようになったのは、つい近年のことである。そして、たった今、除虫菊の事を書こうと思って図鑑を調べてみて、何と半世紀以上も除虫菊と呼び慣らし、長じては殺虫剤の原料と思い込んでいたのは、実は「フランスギク」だったらしいと気付いた、、、^^;)
家人は何を根拠に「除虫菊」と命名(?)してしまったのか、今さら詮索しても仕方ない事で、、、--;)中々新しい知識を素直に受け入れてくれない多少硬化した脳細胞を騙し騙し切り替えていくしかないだろう、、、。
それはさておき、除虫菊改め正式には「フランスギク」が咲き始め、辺り一面を彩る頃は何だか気持が少女の頃に舞い戻る・・・何故かあの頃はマーガレットとか、ヒメジヨオンとか,白い小菊とか、この「フランスギク」とか、白い花びらで芯が黄色の花がたまらなく好きで、このフランスギクが咲き溢れる五月がとても好ましかった。
子供の頃、東映時代劇のファンだった私は、この「じょちゅうぎく」を「女中菊」と勝手に解釈していた・・・だって何となく時代劇に度々出て来る腰元の集団に似ていなくもないではないか、、?!
改めて図鑑やら広辞苑やらをひっくり返してみると、やはり私が長年「女中菊→除虫菊」と呼んでいたのは、「フランスギク」のことで(=フランスでは、この花をマーガレットと呼ぶのだとか、、、^^;)蚊取り線香や農薬の原料になるのは「白虫除け菊=シロムシヨケギク」またの名を「ダルマチア除虫菊=ダルマチヤジョチュウギク」と言うのだそうだ。因みに「ダルマチア」と言うのは「達磨さんが転んだ♪」のダルマではなく(=多分ね、、、^^;)ヨーロッパ・バルカン半島にあるダルマチア地方の事で、この岩石の多い草原に野生し、薬用植物として栽培される多年草だそうだ。フランスギクが「へら形・やや長柄・縁は祖きょ歯」の根生葉と「長楕円形・縁は祖きょ歯・小型でやや軟質・柄なし」の茎に互生する葉を持つのに対して、このダルマチア除虫菊はマーガレットや春菊のように羽状深裂した葉を持ち、(=但し、マーガレットや春菊と違うのは派の裏側に毛が密生している事かと?) 同じキク科キク属でも違いは歴然(^^)v 花にピレトリンを含み、乾かして粉末にし、蚤取粉・蚊取り線香、また農薬の原料にするのだそうだ。
隙間だらけ、夏向きの家の我が家は「やれやれ、やっと寒さを凌ぎ切った~!」と安心する間もなくこれからは、蚊との仁義なく戦いが始まり、否応なく、蚊取り線香のお世話にならざるを得ないが、数年前からは心して「除虫菊で作った」蚊取り線香を選ぶようにしている。生協のチラシでこの年で初めて知り使ってみたら、普通に在る蚊取り線香は決して原料が除虫菊ではなく、別な化学物質だったのだと気付いたのだった、、、--;)
家人は何を根拠に「除虫菊」と命名(?)してしまったのか、今さら詮索しても仕方ない事で、、、--;)中々新しい知識を素直に受け入れてくれない多少硬化した脳細胞を騙し騙し切り替えていくしかないだろう、、、。
それはさておき、除虫菊改め正式には「フランスギク」が咲き始め、辺り一面を彩る頃は何だか気持が少女の頃に舞い戻る・・・何故かあの頃はマーガレットとか、ヒメジヨオンとか,白い小菊とか、この「フランスギク」とか、白い花びらで芯が黄色の花がたまらなく好きで、このフランスギクが咲き溢れる五月がとても好ましかった。
子供の頃、東映時代劇のファンだった私は、この「じょちゅうぎく」を「女中菊」と勝手に解釈していた・・・だって何となく時代劇に度々出て来る腰元の集団に似ていなくもないではないか、、?!
改めて図鑑やら広辞苑やらをひっくり返してみると、やはり私が長年「女中菊→除虫菊」と呼んでいたのは、「フランスギク」のことで(=フランスでは、この花をマーガレットと呼ぶのだとか、、、^^;)蚊取り線香や農薬の原料になるのは「白虫除け菊=シロムシヨケギク」またの名を「ダルマチア除虫菊=ダルマチヤジョチュウギク」と言うのだそうだ。因みに「ダルマチア」と言うのは「達磨さんが転んだ♪」のダルマではなく(=多分ね、、、^^;)ヨーロッパ・バルカン半島にあるダルマチア地方の事で、この岩石の多い草原に野生し、薬用植物として栽培される多年草だそうだ。フランスギクが「へら形・やや長柄・縁は祖きょ歯」の根生葉と「長楕円形・縁は祖きょ歯・小型でやや軟質・柄なし」の茎に互生する葉を持つのに対して、このダルマチア除虫菊はマーガレットや春菊のように羽状深裂した葉を持ち、(=但し、マーガレットや春菊と違うのは派の裏側に毛が密生している事かと?) 同じキク科キク属でも違いは歴然(^^)v 花にピレトリンを含み、乾かして粉末にし、蚤取粉・蚊取り線香、また農薬の原料にするのだそうだ。
隙間だらけ、夏向きの家の我が家は「やれやれ、やっと寒さを凌ぎ切った~!」と安心する間もなくこれからは、蚊との仁義なく戦いが始まり、否応なく、蚊取り線香のお世話にならざるを得ないが、数年前からは心して「除虫菊で作った」蚊取り線香を選ぶようにしている。生協のチラシでこの年で初めて知り使ってみたら、普通に在る蚊取り線香は決して原料が除虫菊ではなく、別な化学物質だったのだと気付いたのだった、、、--;)
クイズ番組なんかでもそう言ってた「ような…」。
へぇ、なるほどね。歴史は塗り替えられるのね(喩え、まずし)。
ニンニク、年末ね、OKです。
本物の(?)除虫菊から出来た蚊取り線香は若干高くて時間も短いけど、優れものですぞ(^^)v