明日は送り彼岸で、その前日はお土産団子を作る。考えてみるとご先祖様へのお供えの為に、精進料理でこの一週間は終わって行く。 結局、卵を使っただけで、全て野菜料理もしくは海草料理であるが、別に何の不満も不足も無い。季節の変わり目に精進料理で一週間を過すのも、体調を整える事になるかも知れない。
Ⅰ 大根とジャガイモ、凍み豆腐、ヘラ菜の味噌汁 吸い口にフキノトウのみじん切り
Ⅱ ヘラ菜のお浸し
Ⅲ 山葵の粕漬け
Ⅳ 寿司飯を海苔と練りわさび、ヘラ菜で巻き寿司風に!
Ⅴ 大根炒り
①大根は千切りにして、フライパンにサラダ油を熱し塩少々入れて大根を炒める。
②細かく刻んだ春菊を加え,市販の麺つゆで味付ける・・・このあり合わせ新メニューが思いがけず美味しかった。
Ⅵ お土産団子は素直に米粉をお湯で練って丸め、沸騰したお湯に入れて、全部が浮き上がって来たらざるに打ち上げる。
彼岸の中日には何組かの墓参り客が来る・・・「この日に行くよ!」と予約済みの客もいるし大抵は午前中だけど、時間は微妙だ。思いがけず線香あげに寄ってくれる久しぶりの客もある。臨機応変、変動相場制(?)のように対処しておかないと、いざというときに慌ててしまう。そこで、亀の甲より年の功・・・変動相場制てき流動的メニュー・・・と言うほどのものでもないけど、、、^^;)
Ⅰ 菜の花寿司・・・菜の花があれば最高だったのだけれど、ま、同科のかつお菜を頂いたので、それを使う事にして、黄色い花の色の代わりに炒り卵で雰囲気を出す事に、、、。
① 酒と出し昆布を入れて炊き上げた固めのご飯に、砂糖1:米酢1,5~2 塩少々の合わせ酢を回し入れ、ヘラで大きく切り返しながら団扇であおぎ冷ます。
② かつお菜(あれば油菜)とフキノトウをサッと茹でて水に取り、水気を絞り適当な大きさに切り、合わせ酢を少々振り掛ける。
③フライパンにサラダ油を布き、卵に砂糖好みで適宜、塩少々を入れてかき混ぜたものを流し入れ、泡立て器でかき混ぜながら弱火で炒り上げる。
④器に①の寿司飯を盛り、②と③を彩り良く散らし、練り山葵を添える。
Ⅱ 凍み豆腐と白玉麩と春菊の吸い物
①鍋に出し昆布と水を入れ、沸騰する寸前に昆布を取り出し、戻した凍み豆腐と白玉麩を入れ、酒と醤油で調味する。
②御椀に春菊の葉を入れ、熱い汁を注ぐ。好みで吸い口にフキノトウを散らす。
Ⅲ 白菜の三五八漬
Ⅳ 柚子の皮のピール
Ⅴ サツマイモとカボチャの天ぷら(これは ご近所からの頂き物で一品)