千葉・巻、男泣き!オシムチルドレンがチームの危機救う。。。
J1第15節最終日(17日、千葉3-2甲府、フクダ電子アリーナ)涙のゴールだ。自動降格圏17位に低迷する千葉はFW巻誠一郎(26)の2ゴールなどで甲府に3-2勝利。4月21日の大宮戦以来、リーグ戦8試合ぶり勝ち点3をつかんだ。約2カ月無得点と苦しんだ巻は試合後、号泣。アマル監督(39)の進退問題、DFストヤノフ(30)の監督批判など崩壊寸前のチームを、ひとまずエースが救った。
苦しんだ分だけ涙が止まらなかった。試合後のヒーローインタビュー。マイクを出された巻が言葉を詰まらせる。「うっ…」。一度はお立ち台を降りたが、サポーターの「エーッ」の声で再び登壇。それでも涙は止まらず声も出ない。最後は「マ~キ!」の大歓声の中、感謝の気持ちを込めて深々と一礼し、控室へ引き上げた。
「2点取れたけどPKを外した。ただ、何より勝ち点3が大事だと思っていたので、そういう意味ではよかった。涙の理由? 大きい声援を受けて言葉が出なかった」
前半15分に20メートルループの先制弾。その後、接触プレーで左眉上を裂傷。2針縫い、包帯で巻かれた頭で同38分には勝ち越しヘッド。18日に発表される日本代表アジア杯メンバー選出が確実な男は、しっかりと結果を出した。
しかし巻が2得点を決めても追いつかれる苦しい展開。2-2の後半10分には、PKを外してしまう。それでも体を張ったプレーを続け、同25分、相手DFから自ら奪ったボールがMF工藤、MF羽生と渡り勝ち越し点に。巻は全得点に絡んで勝利をもたらした。
重圧に苦しみ、もがいていた。4連敗中で4月21日の大宮戦以来、7戦勝ち星なし。さらに前日16日にはDFストヤノフが監督批判で謹慎処分となった。
ニッカン:千葉ストヤノフ退団覚悟のアマル監督批判
公式:イリアン・ストヤノフ選手について
自動降格圏の17位に低迷し、アマル監督の進退問題に発展していた矢先の出来事。4月10日の横浜FC戦の今季初ゴール以来得点から遠ざかっていた巻は「使い続けてくれた監督のために、なかなかゴールを奪えなかった」とエースの責任を痛感していた。
「まだここから苦しい戦いが続くので責任を持ちながらプレーしたい」。順位は17位と変わらず。この1勝ですべてが解決するわけではない。アジア杯まで残り3戦。笑顔で代表に合流するためにも、巻は戦い続ける。
★羽生がV弾
千葉の日本代表MF羽生が決勝弾。2-2の後半25分、FW巻がボールを奪い、MF工藤とつないだボールを右足で決め、リーグ戦8試合ぶりの勝利をもたらした。アマル監督への不満などで崩壊寸前にあるチームで、羽生は“アマル愛”を強調してきた主力の1人。「みんなの気持ちで勝ち点3が取れた。みんないろいろ思うところがあったと思う」と羽生。責任感の強い男は、安どの表情をうかべた。
◆千葉・アマル監督
「これが自分の最後の試合かもしれないという気持ちで臨んだ。選手はピッチで答えを見せてくれた」
■オシム監督も祝福
昨夏まで千葉を指揮した日本代表・オシム監督は巻の2ゴールに、「点を入れない方がいいプレーをしている場合もある。得点が評価のものさしではない」と第一声はお決まりの言葉。とはいえ「2点を入れたことは彼にとってもジェフにとってもよかった。特に監督にとっては(巻を)使う理由ができてよかった」と続けた。チームの低迷に巻、そして息子のアマル監督が苦しむ姿を見てきた同監督。『父の日』の勝利に口元を緩めていた。
「攻撃時の最終ラインの押し上げとそのゾーンでのタイトな潰し」
これが出来たのは相手がJリーグ最大失点の甲府だったから……★(藁)。ま、下村くんは、潰しが非常によく目立って良かったょ☆(笑)。試合後には号泣。・゜・(*ノД`*)・゜・。
てか、今日の甲府みたいに狭い局面でのショートパスで攻撃するチームに対しても、これだけマークがずれちゃう訳でしょ???ガンバやエスパルスとダイナミックな展開を併せて攻撃できるチームと対峙すれば確実に遣らちゃうってかんぢ★(爆)。
「守備戦術」、「チェンジオブペース」等……はっきし言っちゃって、ベルデニック時代より確実に劣化しちゃってて観るも無残な状態で当然御大の頃と比べるレベルぢゃぁ毛頭ありません…悪しからず★(爆)。