交換日記あるいは備忘録

神のみ前に 清く 正しく 愛深く♪(未整理。。のものが ごちゃごちゃと)

虹薔薇

2007年01月27日 | その他
銀座のソニービルの通りを歩いていて とても華やかなお花屋さんが 目に入りました。

薔薇

薔薇 薔薇

虹薔薇 バラダビュダント

生まれはオランダアムステルダム地方。 製法は秘密なんだそうで お店の方も ご存じありませんでした。 虹色に加工する段階で 葉がダメになってしまうらしい。 葉っぱは ちょっと 出来損ないのドライフラワーみたいになってしまっていますが 生花なので 勿論 お水必要です。

1本1050円。 
かすみ草と組み合わせると 1本で 綺麗な花束になりました。

薔薇

こちらは 同じお店で 青い薔薇と 紫の薔薇。 1輪の花が一色ならば まだ 色素を吸わせているんだな と思えるんですが 上の 虹薔薇は 花びら1枚1枚に 違う色を吸わせてるんでしょうか。 偉大。

Keiko,T(ケイ,マム)銀座
中央区銀座6-5-13 銀座美術館ビル1F
03-3574-0118

サロン・ド・ショコラ

2007年01月25日 | その他
新宿伊勢丹で 今年も始まりました サロン・ド・ショコラ
http://www.isetan.co.jp/icm2/jsp/store/shinjuku/event/chocola/index.html

「フランスで毎年催される、世界最大のチョコレートの祭典「サロン・ド・ショコラ」がこの冬も伊勢丹で開催。日本では5回目となる今回は、全12カ国・57ブランド、トップショコラティエ約30名が来場」

なんだそうです。

イノシシ

入り口で お出迎えの チョコで作ったイノシシ。

毎年 好きなのが ロッテのブース。カカオの実から始まって チョコの製造工程を説明してくれる様になっています。 カカオの実 ココナツみたいに大きな実を 割ったもの は においからして 全然チョコではありません。 が 白いワタをとりのぞいて 乾燥して 砕いて。。。とやっていくと ちゃんと チョコになるんです。

チョコ

これは 最終工程のテンパリング。 空調からは 冷房が出ているくらいなんですが 会場内 人の熱気と ライトで 暑くなってしまうので 温度管理が大変そうでした。

お絵かき

こちらの実演は

チョコレート

こうなります。

感動的なのが 下の マダムセツコのブースの展示。 着物の柄まで チョコレートです。 着たら 溶けてしまいそう。

着物 着物

会場内のカフェは チョコをお味見する人で 満員でした。

アンナとシャム王

2007年01月20日 | 映画
アンナとシャム王

1946年アカデミー賞
撮影賞(白黒)・室内装置賞(美術/白黒)・室内装置賞(装置/白黒)

監督:ジョン・クロムウェル
アンナ・オーエンズ:アイリーン・ダン
シャム王:レックス・ハリスン
タプティム妃:リンダ・ダーネル
クララホーム閣下:リー・J・コップ

王様と私

1956年アカデミー賞
主演男優・美術監督装置(カラー)・録音・ミュージカル映画音楽・衣装デザイン(カラー)

監督:ウォルター・ラング
アンナ・オーエンズ:デボラ・カー
シャム王:ユル・ブリンナー
タプティム妃:リタ・モレノ
クララホーム閣下:マーチン・ベンソン
ティアン妃:テリー・ソーンダース

『ジャコメッティ|エクリ』

2007年01月07日 | 読書
矢内原 伊作, 吉田 加南子, 宇佐見 英治 共訳
みすず書房

ジャコメッティ

メモ魔 手紙魔であったらしい ジャコメッティの 備忘録(イタリア語でカルパンと言うらしい)集。

たまたま webで見かけた 次の文章が気になって 本を探して 読んでみました。


   そんなものはみな大したことでない。

   絵画も、彫刻も、デッサンも、

   文章、はたまた文学も、そんなものはみな

   それぞれ意味があっても

   それ以上のものでない。

   試みること、それが一切だ。

   おお、何たる不思議のわざか。



断片的なので 読み通すのは難儀ですが 手元においておいて ぱらぱらめくってみると 面白そうな文章に当たります。

(彫刻と完成した自動車の美との間にはどのような関係が存在するか」という問いへの回答から)

「作働したり役に立ったりするためにはどんなものでも完成していなければならない。完成していればいるほど、完全であればあるほど、それは一層よく作働するし、一層美しい。より完全に作られたものは、それほど完全でなかったものを廃棄してしまう。

いかなる彫刻も決して他の彫刻を廃棄しはしない。一つの彫刻は一つの物ではない。それは一つの問いかけであり、質問であり、答である。それは完成されることもあり得ず、完全でもあり得ない。そういったことは問題にすらならない。ミケランジェロにとっては、彼の最後の彫刻であるピエタ・ロンダニーニと共に一切が再び始まるのだ。」

「たとえば、感動的な情景を表現することー敬虔な司祭に見守られて死を迎えようとしている貧しい男とか、施しをしている善良な婦人、祈っている子供たちなどが、こうした人々が表しているものの故をもって描かれる時ー、それは「芸術」ではない。ちがう。「芸術」とは、魂が差し出すもののすべて、自分が[表現したい]ものを表現する芸術家の魂のすべてーそのもっとも美しい、そしてもっとも高貴な部分ーだ。」

ジャコメッティの 細~い彫刻。 何故 あんなに細くなければならなかったのか という説明 初めて聞きました。 人間は 現実には 人々を等身大で見ていない。 1メートル離れてしまえば 人の頭は10センチくらいになる。 ところが 人は 人間の頭は客観的なある大きさを持っていることを知っているために その大きさを想像して 頭で測って大きくしている。 人間の顔は 小さく見えるのだけれども それを 大きく引き延ばしている。

ジャコメッティは ある時から それが どうしても出来なくなり 見えている大きさ(小ささ)にしか見えなくなってしまったらしい。 だから 彫刻を作ると それは どんどん小さくなってしまう。 で ある時 大きさを決めて これ以上は 絶対に小さくしないぞ と作り始めたら でも どうしても 小さく見えているものだから 細くなってしまったのだそうだ。

そんな話を読んだ後に ある人のWEB日記で 手前にお鍋 向うに人 という写真を見たらば それは 遠近法で 人間が小さく見えているのだけれども わたしの目には 人が 小人の様で お鍋の中に 入ってしまいそうに見えた。

ジャコメッティ/エクリ

みすず書房

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百寿

2007年01月02日 | 茶会
義祖母が 百歳になり その百寿祝いのお茶会がありました。

床の間には 孫からのお祝いとして軸。 「月落ち 烏鳴いて。。。」という 寒山寺の有名な詩 それを 今から丁度百年前に彫られた石碑(というのが 寒山寺にある)の拓本です。 

百

百の字を印刻した 上菓子。

茶杓

茶杓「百武」

これは 日本のアマチュア天文ファンが見つけた彗星 という事で 百武彗星が 世間を賑わした頃 PETEが 削った茶杓です。 節の下の星を 彗星にみたてて 知り合いの和尚さんに「百武」と 銘をつけていただきました。

なんて 話をしていたら 佐賀の天文協会の友人が 次の大会には 百武さんをゲストとして招く事になっていて お茶も差し上げたいので その茶杓を貸してください との事。 はるばる 九州まで 旅をして 帰ってきた時は 百武さんのサインつきで戻ってきました。

百武さんのサイン

ここに。。。筒の表には 和尚さんの字で「百武」と書いてあるので 筒の蓋の裏に 思いつきで サインしてくれた模様です。

百武さん2002年に51歳で急逝。 

段々と 自分に関わった人が 鬼籍に入っていくのが さみしい。。。。という事はありませんが なんとなく 感慨深いものがあります。 自分も いずれ 行く道でありましょう。

『ダリ回顧展』

2007年01月01日 | 展覧会
ダリ

上野の森美術館

ダリ生誕100年記念という事でやっている 回顧展

昨年見に行ってみて 平日の夕方に すごい混雑でした。 あまり ゆっくり見られなかったのですが こんなに混んでいては。。。という状態だったのが 元旦からここは開いているという。 元旦なら いくらなんでもすいているのでは? という 希望的楽観的観測のもとに 元旦から 上野へ。

ダリダリ

既に30分待ちの 長蛇の列です。 ダリ人気 おそるべし。 他の館は 2日からだから ここが こんなに混んでいるのかしら。 みんな 初詣に行った方がいいですよ~。

中に入ってからも ラッシュの電車状態。 絵の前の行列が なかなか 先に進みません。 連れの一言 「この絵 もう 飽きたんすけど。」

こういう状態になると 視線は 常に 今 自分の目の前の絵 ではなく 次の絵 とう事になります。 なんとなく それは 間違ってる気がするが。。。

本当に あとからあとから いろんな事を思いついて どんどん 絵にしていく人です。 この人は。 頭の中 のぞいてみたい。 海岸に 透明人間の女性3人が立ってる絵 絵はがき買おうかな~ と 売店をのぞいて 激混みだったので あきらめました。