交換日記あるいは備忘録

神のみ前に 清く 正しく 愛深く♪(未整理。。のものが ごちゃごちゃと)

年末の整理

2005年12月31日 | その他
喪中につき正月の用意をしなくて済む というので 今日は 私物の整理。

時たま思い立っては 整理を始めるものの 眺めてみて どうにも整理できずに 捨てられない。 捨てられないけれども 他人にとっては 何の意味も無いもの とか。 「これは わたしが死んだ後に まとめて バサッと捨てて貰おう」と また しまいこんだり 「これは わたしの手で 成仏さえてやらねばなー。」と 分類したり。

ミレナリオ

2005年12月30日 | その他
ミレナリオ ミレナリオ

ミレナリオ ミレナリオ

ミレナリオ  ミレナリオ

今年で最後になるのだそうで 行ってきました。
4時半から行列して(早い方は 3時半に もう行列が出来てました!) 点灯の瞬間に立ち会ったのは初めてです。 行列には どよめきが。。。☆

以前行った時よりも 早い時間に行ったせいか さほどの混雑でもなく ゆっくり楽しむ事ができました。ミレナリオ。

今年も あと1日。

映画『モンスターズ・インク』

2005年12月27日 | 映画
モンスターズ・インク

映画三連発☆

ディズニーの映画です。2001年製作。 とっても面白かった~。お正月休みに是非オススメの1枚です。

場面は モンスター達の住む世界。そこのエネルギー源は 子ども達の悲鳴です。 人間の世界で言えば 電力会社 みたいな組織があって 子ども達の悲鳴を毎日集めています。 その為に その会社には 世界中のドアが格納されていています。 社員のモンスターは 子ども部屋に通じるドアから 人間世界に突撃して 子ども達の寝込みを襲って悲鳴をあげさせ その悲鳴を収集して引き上げます。 何しろ モンスターは 子どもに触れると死んでしまう という設定になっているので 悲鳴を集める社員は 大変危険な仕事に従事している事になり みな 必死なのです。

大事なエネルギー源である 子ども達の悲鳴が不足してくると モンスターの世界は停電です。 最近の子ども達は TVなどで慣れているので 昔の様に簡単に悲鳴をあげてくれません。 気の弱いモンスター達は 日夜研修を受けたり 大変です。

主人公は 業績のトップクラスのサリー。 子ども達の悲鳴を集めて 毎日 優秀な成績を挙げる 悲鳴採取のプロ。 そのサリーのミス?で ひょんな事から 人間の子どもが モンスターの世界に紛れ込んでしまいます。 子どもの靴下が 間違って モンスター世界に飛び込んでしまった というだけで 封鎖 消毒 と 大騒ぎになるところへ 子どもです。 その場では 人間の世界に戻しそこなったサリーは とりあえず その日は 連れて帰り 翌日 元に戻す積もりが ばれてしまったので 街は大騒ぎ。 

逃げまどうモンスター。 飛び交うデマ。 パニックに陥る群衆モンスター。

つかまったら大変なので ブー(いつのまにか サリーが 名前までつけている!)を守って 逃げるサリー。 しかも 悲鳴採取会社から 新たな悲鳴採取手段の実験台として ブーに迫る魔の手。 危機! 一発! みたいなところを おっかけっこの逃げごっこ。 サリーの心には いつか 父親の愛に近いものまで生まれ 自分の身の危険は省みず 捨て身でブーを守ろうとします。

という訳で 段々 ジェットコースターに乗ってる様な場面展開になってきて はらはらどきどきの内に 悲鳴採取会社の陰謀は暴かれ ブーは無事に人間界に戻り しかも 実は 子ども達の悲鳴じゃなくて 笑い声を採取すると それは 悲鳴の10倍ものエネルギー源になるのだ という事が分かり(ネタバレになりますけれども 早い内に その伏線が出てるので。。。) 愛に満ちた物語は ほのぼのと終わります☆

いや~ ディズニーって 本当によいですね☆★☆

予告編で 美女と野獣をやってました。 これ 見たことありません。 借りてこようかしら。

最後のNG集もお見逃し無く~。

でもって ブー かわいい~☆

映画『山猫』

2005年12月23日 | 映画
山猫 山猫

続けてヴィスコンティ☆ こちらも エル様よりの拝借物。

美しく プライドが高く 人を恃むところがない という 山猫みたいな登場人物。 実は 山猫 というのは 主人公のサリーナ公爵家の紋章です。

1860年 統一に揺れるイタリア。 その世代交代は 時代も 社会も 家族も。

全体の1/3を占める舞踏会シーンが 豪華で美しい。 その華やかな舞踏会のさなかに 主人公のサリーナ公爵が 不意に 疲労感に襲われます。 それまで ものごと 人の器 自分の器 全てを 冷静に 正確にみつめて 全てをあるがままに受け入れ 昔にも執着する事なく 迷いの無い決断を下していたかに見えるサリーナ公爵。 現状に満足しきっているので 向上はあり得ないけれども それ以上は望まない 泰然自若の立場の筈が 不意に パーティーの中で 孤独を感じてしまう。 それは 恐らく 語れる相手を一人も持たなかった公爵の孤独。

現状に満足している と言っても その先 望むものが死しか無いのならば けして 彼は 満たされている訳ではないのだ と思う。 多分?

恋人のタンクレディが戦場から帰ってきた と聞いて 雨の中を駆けてくるアンジェリカは この映画の中で 一番美しい。 それなのに なんで この人は こんなに目つきが悪いかな? 三白眼は ほんと 猫みたい。 そういう役作りなのかしら。

山猫
山犬

山犬を紋章にする貴族はいないだろうなぁ あくびをしながら 考える。

映画『ルートヴィヒ~神々の黄昏』

2005年12月14日 | 映画
ルードヴィヒエル様よりの拝借物。

ヴィスコンティの名作です。完全復刻版4時間。

美しく 気品に満ちて 甘味に嘆美。 久々に 豪華版の夢を見させて頂きました。 わがままな芸術家達。 芸術的狂気。 いい子いい子の世界に飽き飽きしてくると たまには 見たくなる世界です。 ここまで 絵面が美しいと ばかばかしいくらいの大げさな舞台装置や 荒唐無稽のストーリーに 細かいツッコミも入らない この世界観は 歌舞伎に似ている と思いましたら DVDの箱にも その様な事が書いてある。

これほど 美しく 人に愛される王であるのに 極度の愛情乞食。 人に懇願する場面が しばしば出てきます。 望みは いつも同じ。
「わたしを一人にしないで。これだけは お願い。」
「忠実であれ。それだけを望む。」
「待ってます。約束はしなくても。」

孤独を愛しながら 一人では 生きられない。(一人で 生きられる人は 孤独を愛したりはしないものだろうけれども)

いつの時代にも 人は 自分を理解して欲しい。 なるべく多くの人を理解してあげられたなら。

エリザベート皇妃が かっこよい。 美しく 強く 聡明。 かたや ルードヴィヒの方は 多少 愚か とも言える もろさが たまらない魅力なので 人間 分からないものです。 共通項をあげれば 純粋 という言葉になるのかなぁ。 純粋な人間は 激しい。 他人に厳しい。 自分にも厳しい。 潔癖で プライドが高い。 40歳まで その純粋な夢の中に生き続けた王は 俗な世界には 堪えられない。 常識的な助言をしてくれる人も 回りに沢山いたのに(実に 常識的な。。。。頭の良い友人に恵まれていたのに) なんとなく 皆でよってたかって 王を狂気にかりたてて 最後は殺してしまった という そんな印象になる。

手持ちの本に ウィンターハルター描く エリザベートの肖像画がありまして これを眺めていたら この顔は 映画の中でルードヴィヒの母親の皇太后を演じていた人に似てる。

『詩歌の森へ ~日本詩へのいざない』

2005年12月10日 | 読書
『詩歌の森へ ~日本詩へのいざない』艶やかで美しい日本語 沢山 思い出させて頂きました。 詩 短歌 俳句 散文 唱歌 外国の詩の日本訳まで 人口に膾炙したフレーズを取り上げて その周辺のお話を書いてあります。 いずれも 聞き覚えのあるので 自分自身の想い出とも重なります。 大体が 子どもの頃 若い頃の事を思い出す時 というのは 人は 優しい気持ちになってるもの。。。。じゃないかな。。。(違う人もいるかもしれないけれども) そういう意味で たまに ぱらぱらとしたい本です。

取り上げられている作家は 芳賀さんの本棚の中から という事で 芳賀さんの好みが とてもよく現れています。 書いてある内容以上に 取り上げる作家のラインナップを見てるのは 興味深い。 よく登場するのは 漱石・蕪村・式子内親王・清少納言 と書けば 大体の好みが分かるかと。。。  宮沢賢治の『永訣の朝』を取り上げた章では 「この詩の切実さ、悲痛さとならべれば、光太郎の「レモン哀歌」はただの気取った造花にすぎなかった。」 なんて やっつけられています(きゃー) ← これは 賢治が偉大すぎるのが悪いんです。

いくつか 「ほお そうだったのか」という発見も 抜き書きメモ。

荷風訳ヴェルレーヌ 『ぴあの』 の冒頭二行

しなやかなる手にふるるピアノ
おぼろに染まる薄薔薇色の夕に輝く。

原詩を直訳すると(ピアノが)「薔薇色と灰色のまじる夕ぐれのなかに淡く光る」 なんだそうです。 名訳です。

同じくヴェルレーヌ 『落葉』(上田敏訳)

秋の日の
ウ゛ィオロンの
ためいきの
身にしみて
ひたぶるに
うら悲し。

原詩では ひゅうひゅうと咽び泣きながら 野や町を吹きめぐる黒い木枯らしが わたしを やりばのない無力感に打ちひしいでいく という 無情なニュアンスなんだそうな。 何か ロマンチックな詩なのかと思ってた。

ゆきしろひめ

2005年12月09日 | 展覧会
ゆきしろひめ 

のあさんから 人形展の案内が来ました。 展覧会のタイトルが 「ゆきしろひめ」 んん? と思いましたら その下に 英語で 「Snow White」と書いてありましたので 白雪姫の事らしい。 美しいDMです。

仙台です。 行きたいなぁ。 多分 行く暇ないけれども。。。。

ゆきしろひめ Dollhouse Noah人形展
会期 : 12月10日(土)~18日(日)(14日・15日休み) 11:00~19:00
会場 : Glamorous Area 仙台市青葉区中央2丁目7-30 角川ビル306( http://glamorousarea.easter.ne.jp )

海ほたる 海ほたる

北の海にいるのは あれは 人魚ではないのです(←誰だっかしら?) 
中也の『北の海』でした(有り難うございます>ドンブンブン様)

正確に書くと

海にゐるのは、
あれは人魚ではないのです。

ワダエミの衣装世界

2005年12月03日 | 展覧会
ワダエミの衣装世界@梅窓院・祖師堂ホール

最近話題のワダエミさんの衣装を並べた展覧会です。
映画「HERO」「LOVERS」オペラ「マクベス」そして 新春TVドラマスペシャル「里見八犬伝」等々。

業界人からの花束が 沢山届いていて どことなく アットホームな雰囲気は 今田美奈子さんあたりの展覧会 とも似ている。。。

画像は「LOVERS」の衣装です。 こんな服で テルミンを弾けるかしら? この袖のところ。 こんな袖の服で テルミンを弾いたら 面白い絵になりそうなんですが 弾けるかどうか びみょーです。 

他に デッサン原画の展示。 この原画をもとに 最近は 中国の工房で衣装を制作してるんだそうです。 切り型を安南あたりに送って作らせた茶道具みたいな~。 「自分のイメージと違うものが出来てきてしまったりしませんか?」と伺ってみましたら 指導が行き届いて(?)いるので ほぼ 思い通りに出来上がるそうです。 

デッサン画が面白くて いくつか 模写してきました。 図録に デッサン画は掲載されてなかったので 模写しておいて正解♪

思いがけず びっくりしたのは 青龍。 なんで うちの子が ここに! これは この展覧会の目玉なんだそうです。 ワダエミさんが奉納した 京都清水寺の「青龍」  観音様の化身です。 頭は 全て 経文が書かれた和紙で制作されているので 耳無し芳一の様に 頭に びっしりと 漢字が並んでいます。 8000枚の鱗にも 古い時代の経文が裏貼りされてるんだそうです。

売店で 青龍会の 扇子と ストラップ 買ってしまいました☆

鎌倉紅葉狩り

2005年12月01日 | その他
鎌倉の紅葉 鎌倉の紅葉

鎌倉の紅葉 鎌倉の紅葉

鎌倉の紅葉 鎌倉の紅葉

長谷観音 鎌倉文学館 と 紅葉を見てきました。 今年見に行った紅葉の中で 一番綺麗でした。

初冬とは思えない ぽかぽか陽気。 こんな日には 外のベンチで お弁当広げてピクニックしたかったかも~。



長谷観音で咲いていた 紫紺野牡丹。

いつの間にか 一年が過ぎ もう 季節は12月です。