公式サイト
http://ameblo.jp/rokkasho/
ずっと見たい と思いながら 上映とタイミングが合わずに見られずにいた映画。 青森県六ケ所村に作られた使用済み核燃料再処理工場の話です。
一応 反対 の立場から映画は作られてはいるんですが 計画段階での反対ならばまだしも 既に できあがってしまい稼働を待つだけ状態 である今となっては これがなくなれば 村民の生活が成り立たなくなる という事情もあり そう簡単に反対 と言ってしまう訳にもいかない でも 本格稼働の後では 更に 途中で やめようよ と言うのは 困難になる。 この先 どうなっていくんだろう。。。。
という なんとなく やりきれないため息が聞こえてくる様な映画でした。
もちょっと データ的な話や 専門家の話があるかと思ったのですが どうやら そういう映画ではなかったらしい。
出口のところで署名を集めていましたが どうして良いか分からず そのまま出てきてしまいました。
帰ってから 以前 友人に教えていただいたサイトを読み直してみました。
「原発がどんなものか知ってほしい」
http://genpatsu_shinsai.at.infoseek.co.jp/hirai/
ここを読むと 原発は 存在そのものが間違ってる という気がしてきます。 何も知らずに(知らせずに) 開発を推進する日本 という国は 狂ってる としか思えない。
原子力発電がなくなったら 今 現在 この電力消費量で 困るでしょ という論法が しばしばありますけれども 消費者は 多少 困らせて 「これで我慢しなさいっ」と言ってしまう方がいいのになぁ。 困るでしょ で ぱかぱか発電所作って 実は 無ければ無いで済むものを 無理に作り出してるだけだったり 一旦動き出したら最後 止める事もできない そんなものを無計画に。。。
六ケ所村という地域の問題に限って言えば 署名することをためらわれましたが 原発 という問題を考えれば 反対すべきだったんだなぁ と 今になって思います。 村の人たちには気の毒だけれども これは やはり 間違ってる(という気がする) このまま 本格稼働が始まれば 10年後には 日本国民全体が 六ヶ所村の住人と運命を共にして 今更どうすることもできない という 暗いため息に包まれる事になるんじゃないだろうか。
「この産業がなくなったら 多くの人が職を失うんです。」 と 言われたしても 軍需産業 戦争に 賛成する人はいない(と思う)
原発とは どういうものか それを本当によく理解している人が 日本の中枢に数名いれば 原発は 縮小方向へと 方針を変更するだろう。 みんな きっと 知らないんだろう。
と思いたい。