交換日記あるいは備忘録

神のみ前に 清く 正しく 愛深く♪(未整理。。のものが ごちゃごちゃと)

チケット入れ

2007年04月28日 | その他
チケット入れ

下のモネ展グッズとして売っていたものです。 展覧会の半券フォルダ。 そういえば こういう商品って あってもよさそうな物なのに 今までなかった。 あ~ これは便利そう と思って 買ってしまいました。 そんなに枚数が入らない様だから と思って 2冊。

家に帰って とりあえず 引き出しの中に ばらばらしているチケットを拾い集めて入れてみたら これが もう 出てくる出てくる。。。とりあえず 机の引き出しに放り込んであった チケット。 もう2冊がいっぱいになってしまいました。 3冊買ってくるべきだった。。。

『MONET モネ大回顧展』

2007年04月28日 | 展覧会
モネ回顧展

@国立新美術館

まあ よくこんなに集めましたね という位 世界中から モネが集まってます。約100点。みんなが大好きな 麦わらや 睡蓮も 沢山ありますよ~。

吹いている風の強さまで分かる様な 揺れる水面。 思わず 日傘を差したくなる様な日差し。 近くで見ると ただ 絵の具がゴテゴテ盛り上がってるだけで 何を描いてあるのか さっぱり分からないのに 離れると ちゃんと花になるアイリス。 かささぎ というタイトルの雪の絵が 心ひかれました。 モネが雪の絵 というのも珍しいし(多分?) わたしは 雪が好きだし☆

この展示で面白いのは 美術館の箱の 壁際に沿った部屋に ぐるっとモネが展示されてあり 中央のブロックには モネの各部屋から行って戻ってくる という部屋があって そこには モネの後継者たる人たちの作品が展示してあります。 必然的に モネ→現代美術→モネ→現代美術→モネ→現代美術→ と見ていく事になります。 これが なんというか 気分が変わって良い。。。と言ったら モネファン 現代美術ファンに叱られそうですが 美術館を出る時 時計を見たら2時間弱 中にいた筈なのに そんな長い時間には感じませんでした。

そして 展示してある現代美術も 面白い。 知らない人が多いんですが 松本陽子さんという方の ぼわぼわっとした まさに光を描いた様な作品とか 李禹煥さんという方の さわやかな風が通って来そうな絵とか リキテンスタインの「ルーアン大聖堂」と題する絵もありました。 これ すごい手間仕事です。 よく描くなぁ。

朝 会場についたら 入場制限していたので わわわ と思いましたが 5分も待たずに入れて 中は さほどの混みようでもありませんでした。

DEBLIプロジェクト

2007年04月28日 | 展覧会


会場:LE DECO

同じ職場のTさんが出展しているので 見に行きました。

愛知万博の展示に使い 終わった後は捨てるしかなかった陶器の動物 をもらいうけ それを材料として いろんなアーティストが それぞれ 自分の作品を作っているのだそうです。

同じ素材を与えられて これだけ多様な表現ができるのか と びっくり。 また 別のアートになっているものもあり やたらとチープなものも。。。ありましたが。。。

Tさんのは 名札を見ないでも分かるかな~ と思って見て行ったら すぐ分かった。 いつも 渋いもの 作ってます。

『南京事件』

2007年04月28日 | 読書
南京事件

笠原十九司著
岩波新書

昨日 電車の中で 読んでいた本です。 重いです。 暗いです。 デリケートな子どもに読ませたら ショックが大きすぎるだろう と思う。 この本。

関係者(実際に動いた人の他 日本人全体)は話題にするのを避け 情報も公開されないまま 感情と噂だけが一人歩きしている状態の南京事件。 それを 歴史的事件として 全体像を なんとか冷静に認識してみよう という試みから書かれた本です(だと思う)

用いる資料は 兵士の日記やら 外国人が本国に送った資料など 現場の生々しさを伝えるもので 読んでいて 涙が出そうになるくらい 非道で 残虐です。 が 著者に 煽る様な調子が無いので 読みやすい。

関係者が多いウチは なかなか 歴史として資料を整理する事も難しかった様な状況もあるでしょう。 肯定派 否定派 議論がかまびすしいものがあります。 その議論を聞いていると そこから既に戦争がすぐにも始まりそうな勢いすらあります。 わたし達は 過去の歴史に学ぶ必要があるのに。

とりあえずは歯止めになる という点で 憲法9条 奇跡の宝だと思う。 日本が 品位をたもつためにも。

ひとたび 戦争となれば なんでも 起こり得るのだから 戦争になっては いけないのです。

南京事件

岩波書店

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中也文字暦

2007年04月27日 | その他
中也文字暦

頂き物。

中也生誕百年記念として 中也記念館が制作したものだそうです。 限定1000部。 カレンダーの文字が 全部 中也の文字で構成されている という涙ものです。

わたしが中也のファンになったのは 父の若い頃の写真で 中也に似ているのがあったからだ という話を ある所でしていたら 思い出して送ってくださったのです。 そして 父の若い頃の写真 また 別の写真は プレスリーに似ています。 でも 中也はプレスリーには 似てません。 伝言ゲームの様な そっくりさん。

中也の誕生日が4月29日なので それにちなんで カレンダーは4月から 始まっています。

中也記念館
http://www.chuyakan.jp/
今年は 中也関連で いろんな行事が企画されています。

一角象

2007年04月22日 | その他
象

新宿高島屋にいた象。 ここの高島屋 なんでも リニューアルオープンしたんだそうで 他にも 巨大な生け花とか飾ってありました。

象

象って なんとなく 悲しそうな動物に見えますね?(角と牙が 両方ある動物って 珍しくないかしら? でも 象に角つけたい! と思ったとして 牙もないと なんか 様にならない かなぁ。)

『イヴの総て』

2007年04月13日 | 映画
イヴの総て

監督:ジョセフ・L・マンキウィッツ

マーゴ:ベティ・デイヴィス
イヴ・ハリントン:アン・バクスター
ドウィット:ジョージ・サンダース
女優クローディア:マリリン・モンロー

1950年 アメリカ

これも 下の『レベッカ』同様 Megumi さんからの頂き物です。

舞台に生きる女性の悲しみと喜びと野望と 裏に虚々実々の駆け引きや陰謀の数々~ みたいな 話です。

これも やっぱりおそろしい。 本当におそろしいのは 幽霊やお化けじゃなくて 人間の心だなぁ と思います。

『レベッカ』

2007年04月13日 | 映画
Megumi さんからの頂き物☆

DVD

監督:アルフレッド・ヒッチコック

マキシム:ローレンス・オリヴィエ 
マリアン:ジョーン・フォンテイン
ダンバース夫人:ジュディス・アンダーソン

1940年 アメリカ

英国富豪と結婚したヒロインが 館で一緒に暮らすのですが 先妻レベッカの美貌と 夫のレベッカに対する深い愛 屋敷のそこここにいまだ残るレベッカの幻影に苦しめられて。。。というストーリーの筈です。

レベッカ が タイトルにもなってる割には 存在感が希薄です。(映画の説明を読むと けして 希薄な訳ではないみたいなので 見るわたしが悪いのかもしれませんが) レベッカの幻影が この映画を支配して 絶世の美女☆ という妄想を膨らませる。。。みたいな印象は 不思議とない。 夫の前妻に対する深い愛 も 他人からうわさ話の様に聞かれるばかりであるし レベッカの幻影は 主に 館をとりしきるダンバース婦人の 変質者の様な異様な執著 として登場します。

まともな人が うっとりと レベッカの思い出を語り ヒロインが 自己嫌悪にうちひしがれる みたいな場面はなく ひたすら ダンバース夫人の脅迫めいた言動がおそろしい。 ふとふりかえるとダンバース夫人。 こういう場面は 本当におそろしい。

ある意味 この映画の主人公は ダンバース夫人です。 その狂気と 存在感。 ダンバース夫人にくらべれば ヒロインは 美しいには美しいけれども やることが小市民的です。 レベッカとて それは同じで 最初の内こそ謎の美女 だったけれども ダンバース夫人の存在感の影に薄くなり マキシムがレベッカの思い出を語った時 遂にはいたって普通のつまらない女 になってしまった。 そして 最後のクライマックスでは ほんと ダンバース夫人一人で持ってった という印象。

こういうラストを見ると ヒッチコック監督は 人間の明るい側面というものを信じ愛していたんだなぁ と いつも思います。 同じ スリラーでも 狂気が狂気のまま突っ走って 救いもなく終わり というのは無い。 常に 精神は 正常でまともな人間の側に 置いてあります。 ヒッチコックを 人々が理解できる間は まだ 人間社会も大丈夫だろう と思う。

レオナルド・ダ・ヴィンチ

2007年04月06日 | 展覧会
受胎告知

上野に レオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知が来ています。 会場は 国立博物館の 本館と 平成館。 本館の方の展示は この受胎告知一枚です。 覚悟して行った割には さほどの混雑もなく 係のお兄さんの「立ち止まらないでください。」という声をBGMに 比較的ゆったり見られる印象。

行った事は行ったけれども 実のところ 自分が何をしに行ったのか よく分からなくなってしまいました。 なんとなく 単に 「見ました」 というだけの事みたいな気が。。。。

何故でしょう。

他の絵に混じって 大混雑の中 ゆるゆる牛歩していくと この絵があった。

こっちのシチュエーションの方が まだ少しは感動しそうな気がする。

この展示は 部屋の中をじぐざぐに行列が進むんですが のろのろ行列が進んでいる間 ずっと 目的の受胎告知は 部屋のすみに見えているんです。 こう 何か パッと 感動瞬間 というものが 無い。 感動したくても 「おお~っ! これが そうなのかっ! 実物はいいですねっ!」と 感動の声をあげる場所 というものが 無いのです。 もし これが 部屋の外に行列が出来ていて 一度に部屋に入れる人数は10名です なんていう規制になっていたら 素晴らしい感動☆ を持ち帰る人の数は 今よりは よほど多いんじゃないかなぁ と思えるのは 気のせい? でしょうか?

上野の桜

2007年04月06日 | その他
桜

桜桜

そろそろ 満開の盛りを過ぎて 散り始めているので 散った柄が残って 昼間の光で見ると いかにも盛りを過ぎたなぁ という印象の色だったのですが 日が暮れてくると 白い桜の花びらしか見えなくなってきて 肉眼で見ても まるで 満開の雲の様です。

今宵逢う人みな美しき