昨日のこと、外出先から美容院に直接行こうと思って
地下鉄の9番線のBarrio del Pilarという駅に行きました。
この駅は始発から2つ目の駅。
反対側のホームに2回も電車が来たのに、こっちにはなかなか来ない。
うーん、美容院の予約時時間が迫っているのに……。
来たっ!
と、電車に乗りました。
でも、今度はなかなか出発しない。
くぅ~!と思ってたら、運転席のドアがバタンと閉まる音がホームに響いた。
よし、これで、出発するな。
電車が出発。
が、この電車、どうもおかしい………。
電車とすれ違うたびに止まったり、急に加速したり。
なんだか変な電車だなぁと思いつつ。
私が降りる駅は2つ目のPlaza de Castilla。
そろそろだな…と思っていたら。。。。。
シューーーーーーーーーー
駅を通り越した。
おりょ?駅を越えちゃったよ。
私が降りたかった駅は、いろんな電車が通ってて、
私みたいに降りようと思ってた人が多かったので、
おしゃべり好きのスペイン人も「あれ?おかしいわよね?」って空気になってきた。
でも、そこはスペイン。
「ま、次の駅で降りて戻ればいいや」って空気になった。
次は、Duque de Pastranaって駅。
こんなことしてたら、美容院おくれちゃうよ…とイライラしていると
私のイライラをよそに、熱海駅を通過する、のぞみ新幹線よろしく
加速して、びゅいーーーーーーーーーーん。
オシャベリしてて、この事態に気づいていなかった人も騒ぎだし
みんなで、電車の緊急ボタンを押しまくった。
赤いボタンだけじゃなく、小さな小窓をあげて引っ張る緊急停止フックを引いてる人もいる。
え? そのフック引っ張ったら、電車が思わぬとこで
急ブレーキをかけて停車しちゃうんじゃないの???
急ブレーキに備えて、イスの脇の棒をぎゅっと握った。
あれ?
んと………緊急停止フックを引っ張ったはずだけど?
赤いボタン、みんなで押したけど???
さすが、スペインの電車、そんなことじゃどうやら止まらないみたい。
さらに加速し、Pio XII駅も通過。
おいおい、もしやこの電車テロリストに支配されているんじゃないの?
嫌な予感が頭をよぎる。
映画「スピード」みたいに時速何キロ以上で走らなきゃ爆発…みたいな。。。
もう、電車の中にいる乗客も大騒ぎ。
次のColombia駅を通過しそうになった時、携帯の電波が通じたのでコプに電話をかけた。
「なんか変な電車に乗っちゃった………」
と、電車が止まった。
乗って来るお客さんが車両に近づいた。
が、また少し進んだ………。
私が乗った車両は、後ろから2両目。
でも、ホームの前のほうに止まってて、なんかおかしい。
マドリードを走る地下鉄は、ほとんどが降りる人がボタンを押して
ドアを開ける仕組みなんだけど、押せども押せども開かない……。
隣の車両のおじさんが、ホームにいる人に向かって
「開けてくれ!!! こっち側からは開かないんだっ! 開けてくれ~!」
と、ドアをばんばん叩きながら訴える。
それに従い、みんなも訴える。
どうしてそうなったのかは分からないけど、そのおじさんの前のドアだけが開いた。
どどどどーーーーーーー
みんなが、そこからホームへ降りる。
とりあえず、テロリストに乗っとられた電車ではなかったことが分かったので
落ち着いて、コプに「美容院に、間に合わない…と電話をして」と頼んだ。
はぁ~怖かった。
降りた乗客が駅にいた駅員に詰め寄り、
ちょっとした騒動になってたりして、
それに対応する駅員さんが妙に及び腰で、なんだか滑稽だったけど
ちょっと、トラウマになりそうな電車でした。
で、結果、美容院からは1時間時間をずらしてと言われ、指定の時間に到着。
時間に遅れたことを謝りつつ、
「今日は変な電車に乗ったんだよ。4駅も通過しちゃったの」
と美容師さんに言いながら、ちょっと興奮気味に話したのだけど
美容師さんは「えええ?」と驚いてくれたんだけど
脇で聞いていた美容部員のお姉さんが
「うんうん、よくある。降り損ねちゃうのよねぇ」
あ………………
私のスペイン語通じてない。。。
どうやら、美容部員のお姉さんには
私が4駅乗り過ごした、と伝わったようだ。
そんなこんなで、大興奮で怖かった9番線物語でした。
私の恐怖、伝わらないでしょ???
地下鉄の9番線のBarrio del Pilarという駅に行きました。
この駅は始発から2つ目の駅。
反対側のホームに2回も電車が来たのに、こっちにはなかなか来ない。
うーん、美容院の予約時時間が迫っているのに……。
来たっ!
と、電車に乗りました。
でも、今度はなかなか出発しない。
くぅ~!と思ってたら、運転席のドアがバタンと閉まる音がホームに響いた。
よし、これで、出発するな。
電車が出発。
が、この電車、どうもおかしい………。
電車とすれ違うたびに止まったり、急に加速したり。
なんだか変な電車だなぁと思いつつ。
私が降りる駅は2つ目のPlaza de Castilla。
そろそろだな…と思っていたら。。。。。
シューーーーーーーーーー
駅を通り越した。
おりょ?駅を越えちゃったよ。
私が降りたかった駅は、いろんな電車が通ってて、
私みたいに降りようと思ってた人が多かったので、
おしゃべり好きのスペイン人も「あれ?おかしいわよね?」って空気になってきた。
でも、そこはスペイン。
「ま、次の駅で降りて戻ればいいや」って空気になった。
次は、Duque de Pastranaって駅。
こんなことしてたら、美容院おくれちゃうよ…とイライラしていると
私のイライラをよそに、熱海駅を通過する、のぞみ新幹線よろしく
加速して、びゅいーーーーーーーーーーん。
オシャベリしてて、この事態に気づいていなかった人も騒ぎだし
みんなで、電車の緊急ボタンを押しまくった。
赤いボタンだけじゃなく、小さな小窓をあげて引っ張る緊急停止フックを引いてる人もいる。
え? そのフック引っ張ったら、電車が思わぬとこで
急ブレーキをかけて停車しちゃうんじゃないの???
急ブレーキに備えて、イスの脇の棒をぎゅっと握った。
あれ?
んと………緊急停止フックを引っ張ったはずだけど?
赤いボタン、みんなで押したけど???
さすが、スペインの電車、そんなことじゃどうやら止まらないみたい。
さらに加速し、Pio XII駅も通過。
おいおい、もしやこの電車テロリストに支配されているんじゃないの?
嫌な予感が頭をよぎる。
映画「スピード」みたいに時速何キロ以上で走らなきゃ爆発…みたいな。。。
もう、電車の中にいる乗客も大騒ぎ。
次のColombia駅を通過しそうになった時、携帯の電波が通じたのでコプに電話をかけた。
「なんか変な電車に乗っちゃった………」
と、電車が止まった。
乗って来るお客さんが車両に近づいた。
が、また少し進んだ………。
私が乗った車両は、後ろから2両目。
でも、ホームの前のほうに止まってて、なんかおかしい。
マドリードを走る地下鉄は、ほとんどが降りる人がボタンを押して
ドアを開ける仕組みなんだけど、押せども押せども開かない……。
隣の車両のおじさんが、ホームにいる人に向かって
「開けてくれ!!! こっち側からは開かないんだっ! 開けてくれ~!」
と、ドアをばんばん叩きながら訴える。
それに従い、みんなも訴える。
どうしてそうなったのかは分からないけど、そのおじさんの前のドアだけが開いた。
どどどどーーーーーーー
みんなが、そこからホームへ降りる。
とりあえず、テロリストに乗っとられた電車ではなかったことが分かったので
落ち着いて、コプに「美容院に、間に合わない…と電話をして」と頼んだ。
はぁ~怖かった。
降りた乗客が駅にいた駅員に詰め寄り、
ちょっとした騒動になってたりして、
それに対応する駅員さんが妙に及び腰で、なんだか滑稽だったけど
ちょっと、トラウマになりそうな電車でした。
で、結果、美容院からは1時間時間をずらしてと言われ、指定の時間に到着。
時間に遅れたことを謝りつつ、
「今日は変な電車に乗ったんだよ。4駅も通過しちゃったの」
と美容師さんに言いながら、ちょっと興奮気味に話したのだけど
美容師さんは「えええ?」と驚いてくれたんだけど
脇で聞いていた美容部員のお姉さんが
「うんうん、よくある。降り損ねちゃうのよねぇ」
あ………………
私のスペイン語通じてない。。。
どうやら、美容部員のお姉さんには
私が4駅乗り過ごした、と伝わったようだ。
そんなこんなで、大興奮で怖かった9番線物語でした。
私の恐怖、伝わらないでしょ???
逆にスペインって面白い国なんだと納得しその空気に包まれたいと、あ~憧れのエスパーニャ(笑)
スペイン生活、いろんなありえない出来事あるけど
これはすごいね。
日本だったら運転手は始末書だね。って
こっちもそうなのかな。
美容師さんに通じてないのもまたツボね。
乗ってるほうは、そんな悠長な気分じゃなかったですヨ。
ぜひ、この空気に包まれに来てクダサイ。
結局ね、私が降りた時、
運転席のある先頭の車両はトンネルの中だったの。
だから、運転手さんがどんなだったかはさっぱり分からず。
スペイン語、勉強しなくちゃねぇ………
どこまで進むの?追突?!とか考えちゃうよね~!前の電車に追いつけ追い越せの勢いだったのかしらん???ってそんなバカな、ね・・・。
……ってな勢いだったヨ。
電車に乗ってる時は、ぼんやり怖くって、
電車降りたら「怖かった~!!!」ってなったよ。
その理由がすっごい気になる~
故障ってわけでもなさそうだし、もしや居眠りか?