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スペインから『ウタコ脳』

観光客気分が抜けない私の
私なりのマドリードのんびり生活と
にっくき痛風と闘う日々をつらつらと…

長い旅日記の前に、わらび餅

2016-08-03 13:52:40 | おっぺけぺな日常
旅日記を書くんです!と言ってから、また放置。
有言不実行ですヨ。

でもね、旅日記の前に、わらび餅を作ったので、こちらを。
ええ、不言実行ですヨ。

そこ、どうでもいいとか言わない!


私、暑いのは平気なんだけど、夏は苦手です。
冷房もつけずに本を読みながら、汗をかきながらゴロゴロできるけど
クーラーがついてるからって、スーパーとか行きたくない。

でも、土用丑の日に鰻を食べると、夏に勝てる気がするんです。
というわけで、今年は7月にコプが日本に帰っていたので、鰻の準備は万端。
あとは、ひやっとした涼を感じるデザートが必要だ!


そうだ!わらび餅だ!
でも、わらび餅粉を買いに行く元気はないし(まだ鰻食べてないし)
そもそも、売ってるかどうか知らないし…。
じゃ、片栗粉で作っちゃおう!……って片栗粉ないし。。。

スペインではスープのとろみづけには、タピオカ粉を使うし
たいていのことはコーンスターチでなんとかしちゃうんです。
わらび餅もコーンスターチでなんとかしちゃおうかとも思ったんだけど
なんせ名前がいけない。
「とうもろこし澱粉」とかね、そんな名前なら、和菓子にしたくなるけどね。

で、登場するのがじゃがいもです。
日本の片栗粉だって、スーパーで買うのはほとんど馬鈴薯澱粉でしょ。
なら、ここは馬鈴薯澱粉で。
なんたって、漢字5文字ですから。。。


さて、土用丑の日の前々日。暑いし、からっからに乾燥した澱粉日和。
用意したのがじゃがいも3つ。


私が子どもの頃ならね、頑張ってコツコツおろしたものですが、
今や皮をむいて、ミキサーでガーーーーっと。
手拭いにミキサーにかけたじゃがいもを入れて、容器に絞る。

大きなボウルに水を入れ、そこに手拭いじゃがいもをゆらゆらさせる。
水が白濁して、灰汁っぽい泡が出てきても、ゆらゆら。
そろーっと手拭いを開いて、じゃがいもを指でまぜて、
最後の最後まで澱粉が出るようにおまじない。

沈殿した澱粉を捨てないように、数回水を替えて、
水が透明になったら1時間程度放置し、しっかり澱粉を鎮めて…
水を捨て乾いてきたのがコレ。


おや? 「わらび餅 片栗粉」で検索したレシピには
どれも40グラム以上必要って書いてあったんだけどな…足りてるのかな?

翌日、乾ききったところで軽量。



がーん……。
半分しかありません。

土用丑の日前日、2度目の澱粉とり。
1度目で学習したので、今度は皮は剥かず。
ゴシゴシとよく洗って、じゃがいもの芽だけは取り除いて、
あとは同じ要領でやってみた。
心配だったのはじゃがいもの在庫は3コ。
しかも前回より小さい気がするコト…。

でも、沈殿している量は前回より多い気がするぞ!

で、また翌日。
じゃじゃーん!!!

前回のと足して49グラムになったので、準備オッケー。
さっそく、水に馬鈴薯澱粉、抹茶、砂糖を入れて、鍋でぐつぐつっとして



固まるのを待ちきれないので、
1回分はドロドロの状態のをスプーンですくって
氷水にとって食べてみた。

おいしい♪


もちろんその日の夕食は鰻。
美味しすぎておしゃべりできないね…と
ひとことふたこと言葉を交わしながら夕食をすませ
夕食前から冷やしておいたわらび餅(もどき)にきな粉をかけて





いただきました。

想像よりもいい感じにブルブルしてて
思い出した今、よだれが出てくるくらい美味しく出来ました。

さて、9グラムじゃがいもが残っているので……
大きなじゃがいも4つくらい使って、また作ろうっと♪


なんだか夏休みの宿題みたいだなぁ………とか言っちゃダメ!




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