unknowned domain

デジタル&ニュー・ドメインに突入したオレの状況

(i)*(-i)

2009-06-24 00:51:04 | Weblog

純粋に僕はアカデミックな意味でも音楽的な才能はないと思う。
なぜ僕が”音”を巡る考察を行っているかといわれれば、
それしか武器がないからだ。どちらかといえば”音”を巡る
認識論に関わっていきたかった。そして”音学”の興味よりは
広義の社会学に関わりたい欲求があったとおもう。
まずは”音”に関する僕の認識をクロノジカルにふりかえってみたい。
”音”の形式の問題、ヒエラルキーの排除、自律化。
”音”へのシステム論によるパラダイム変化、
またmusicを新さや誇示によって切り開くのではなく、
テクノロジーと身体(耳)のサイバネティックな
関係における”音”の創発(キマイラ)の記述。
(同じ音であってもシステムのダイナミクス=例えば聴取の
コンディション、環境条件が自立的に創発をおこさせる。)
そしてこの考察は”音”の考察にとどまることなく、
ポストモダンやオートポイエーシス、トランスモダン、プラトニックシナジー
(実はまだよくわかっていないんだけど)の領域に漸近していくことになる。
まあ、強引に言えばこの”音”の現場を特異点ととらえて
Post sampling kinetic nonhierarchical nonlinear nonequilibrium
ムジクがforth world muziq化
するというわけじゃないかしら?
ただ僕自身は否定神学者なんでトランスモダン派の人は
多分認めてくれないんだろうけどな!