unknowned domain

デジタル&ニュー・ドメインに突入したオレの状況

http://www.darkwinter.com/

2005-09-28 02:18:26 | Weblog
僕の音楽においては諸活動に先立つ(存立性)(潜勢性)が問題となっている。
リアルタイムシンセシスが充分に行えるデジタル環境において、
音楽的な全パラメータに介入が可能になった。
デュールーズの言葉を借りれば、このアレンジメントが示しているのはそこにはあらゆる種類の抽象的な線(抽象的な線は幾何学的な線でなく)が存在している
ということである。自分が民族音楽やモーダルな系を調のヒエラルキーから開放されることで潜在性を獲得した系と考えていたこととデジタル環境でのノイズが楽
音化していくいわゆるグリッチといわれるような一見矛盾しているような系を同等の視点で語ることが可能になっていた。
(抽象的な線は幾何学的な線でなく、一つのアレンジメントは、
それ自身の抽象的線をもてるとき、この線に巻きこまれる。)
しかしデュールーズが、多様な領域において、アレンジメントの構成要素を、様様な線の性格を、生と言表の様式を考察しなくてはいけないというように、
またデュシャンの作者の脱構築のように、大文字の音楽の枠をでることがないことに少しためらいをかんじている。
しかし自分はどこかに自分の痕跡を残そうとしている主体で
あることをやめることができない。
その痕跡はまさに”僕の音楽”なのであるが、それはそうとう奇形で対象とよぶにはためらわれるようなものである。
おそらく”僕の音楽”はラカンのいうような対象aなのだ。そして象徴界を果てしなくさまようことになるであろう。
そうはいってもまもなくアメリカとポルトガルのexperimentレーベル”dark winter”と"mimirecords"からアルバムをリリースできそうだ。まだまだ前途多難だががんばってみようとおう。
今までのコンピやロシアのaquariumのリミックスdigital domain xoomeiや、
夢十夜からの抜粋kyyuyaや、タケとのle mansyuria de la nuuit
アルバムタイトルになるだろうthe depressedなどが入る予定だ。
どの曲も危うく曲ぎりぎりのところを保っている。
post sampling kinetic nonequllibrium fourth world muziq!
ばかげたジャンル名を