9/3日（月） デイリーレポート

穀物
シカゴの大豆は小麦が高値から急反落したことやコーンベルト全体に乾燥した天気が予想されるため、コーンベルト西部や北部で土壌水部が過剰な地域に好都合との見方が圧迫材料となり小幅続落となった。
シカゴのコーンは収穫を控えたヘッジ売りもでたが小麦や大豆とのスプレット解消の買いや月末や３連休を控えた買戻しが優勢となり総じて反発して引けた。
東京穀物
NON-GMO大豆は小幅反落となって始まった後は石油高や円安などで押し目買いに小幅続伸となって引けた。今現在は農務省の発表する前のことや決手材料不足なこともありボックスの圏内相場展開となっている。先限８月限で５５０００円は商社筋の売りつなぎが出そうなので５５０００円以上は戻り売りをしかけたい。
東京コーンは外電高を好感した買いに小確りして始まった、その後は材料難の中やや堅調に推移して引けた。現在も大衆のカラ売りが残っている期近玉を地場筋が買い居座っていることで下げずらく期先９月限が２７０００円あたりより押し目買いにしたい。ただコーンは生産高を推移すると上昇し続けることはないと思い２７０００円から２８０００円のボックス相場だと思います。
石油
NY原油は反発大西洋に新たな熱帯低気圧が発生する可能性が高まり今後の行動を警戒するムードや株式相場の上昇、原油在庫の減少などで上昇となったが月末や3連休を控えたポジション調整の動きも見られ上げ幅をやや削って引けた。
東京市場はNY原油が７４ドル台に回復となったが原油、製品ともに軟調ぎみに始まったあと期先を中心にファンド筋の買戻しが製品に入ったことで急伸した、ただファンドは原油は売り手じまいをした。しかし製品高に連れ高となった。
NY原油がこれから７５ドルを突破していくには需給のタイトはまだないと思い製品の６万０００円以上は買い控えたい。
貴金属
NY金、銀ともに急反発。
サブプライムローン問題に対し、バーナンキFRB議長やブッシュ大統領が必要に応じて行動するとのことで原油高や株高を好感した買いに反発して引けた。
東京金はNY高を好感した買いに全限が２５００円に乗せる小幅続伸して始まった。その後はやや堅調ぎみに前場が引け後場になってから為替の円が１１６円台まで戻ったことを受け上げ幅を拡大して引けた。今後の為替の動きや景気の状況を考えますと資金分配をして２５００円以上の高値を戻り売りでいきたい。