時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

9月28日デイリーレポート

2007年09月28日 16時42分49秒 | デイリーレポート
9月28日(金)
シカゴ穀物市場
大豆は大幅続伸、小麦の急伸に節目の10ドルを突破したあと利食い売りに伸び悩んでいたが輸出成約の好調やブラジル北部の土壌水分不足などをはやした強気の投機買いに上値追いとなり11月限は10.09ドルで引けた。
コーンも大幅続伸、小麦、大豆の急伸に伴ってテクニカルな買いに前日の高値を上回った、その後も輸出成約が高水準だったこととユーロに対するドル安で原油高を受けたファンドの買いなどで6月以来の高値で12月限は386.75セント(前日比11.75高)で引けた。
東京穀物市場
NON-G大豆はシカゴ大幅高を受けて反発して寄り付いたが、上げ幅は限定的だった、その後は逆ザヤであった期近の建て玉がほぐれたことによって鞘修正により期近は買われ過ぎ
の反動安に値を切り下げ期近2本がストップ安まで売られたが、期先は終盤夜間取引が堅調になったことで地合いを強くさせは大幅高となり新高値を更新して期先8月限は58.980円で引け前2本が大幅安期先3本は大幅高の鞘を修正させて大引けた。
コーンもシカゴ高で続伸して始まったあと、これまで大豆同様に期近主導に買われ過ぎた期近が反動安になったが、期先はマイナスから地合いの強さから押し目買いに小幅続伸となって大引けた。
石油
NY原油は急伸、製油所の稼動率が大幅に低下していることなどと、ユーロに対するドル安で投機資金が原油、石油製品の需給ひっ迫を背景に買い進まれ一代高値を更新して引けた。今後もファンドのネットロングは増える可能性が強く、市場の人気も盛り上がっていることから史上最高値の更新が見込まれる。
東京市場
NY原油の大幅続伸に原油、製品ともに4桁の上伸となる大幅続伸して始まり、製品のガソリン、灯油ともに期先2限月が一代の高値を更新した。その後は月末などで利食い売りに軒並に値を削って前場を終えた。後場に入ってからは夜間が83ドル台の高値を維持していることで押し目買いが入り再度値を切り上げガソリン、灯油ともに4桁の大幅高に原油も期先4本が4桁高で終えた。来週もエネルギーの地合いは世界石油の需給ひっ迫感を背景に推移して動くと思います。