9月27日デイリーレポート

9月27日（木）
シカゴ穀物市場
大豆は急反発、小麦のストップ高やイールドへの不透明感，ブラジルの大豆が土壌水分不足のため作付けが遅れることを受け投機筋の押し目買いがファンド筋の買いを誘い大幅高となった、
コーンは小麦や大豆高をはやした買いに戻り歩調となったが収穫進展によるヘッジ売りなどをこなせず伸び悩んでいたが，小麦がストップ高に張り付いたことが好感され投機筋の買戻しやファンドの買いに総じて反発となった。
東京市場
NON-G大豆はシカゴの急伸に寄り付きは大衆筋の損きり覚悟の手仕舞い買いなどに当限がストップ高に付き期先限月も大幅高に始まった，その後は寄り付きに有力な地場筋などが期近から大量に利食い売りをしたことや，前日にIOM大豆の先限に商社のつなぎ売りがでたことから調整場面となり期近は大幅高よりマイナスサイドに値を切り下げ期先も上げ幅を縮小して前場を終えた。後場に入ってからは前場の地合いの悪さを引き継ぎ手仕舞い売りが
先行し、期近3本がストップ安にあとは先限を残し大幅安となって引けた。
コーンはシカゴ高、円安を受けた買いと買い戻しに全限が大台の3万円を突破する一代高値を更新し地合いを強めて先限9月は30160円で前場を終えた、後場は大豆が急落したことで手仕舞い売りなどに上げを幅削って引けた。
今日のNON-G大豆の急落は9月に入ってから急激な上げに対する調整場面と考えられる、この先も乱高下はあると思いますが、基調は買い相場は続く可能性が強く深押ししたところは買い場と思います。

石油
NY原油
米エネルギー情報局（EIA）からの週間在庫統計で，原油在庫の予想外に増加していることで11月限は利食い売りに78.44ドルへ急落となった，ただし、引き続き供給ひっ迫懸念などの相場を取り巻く環境は良好そのもので，終盤に入ると急速に切り返し80ドル台を回復し期近は反発して引けた。
東京市場
NY原油市場の反発や円安を受けて，原油，製品ともに総じて反発して始まった、そのあとは時間外取引が確りしたことで地合いを強め上げ幅を拡大してガソリン、灯油は前場を終えた。後場に入ってからもファンドの買いが先行したことでガソリン、灯油は上げ幅を大幅に拡大させて引けた。