うさこが行く!

漫画家山田うさこのお仕事&趣味?&あれやこれやの日々

さわやか潜水艦ストーリィ♪

2009-06-27 05:44:43 | o・n・g・a・k・uとか・・・?
というキャッチをつけたくなった(笑)

「真夏のオリオン」

観てきました~。

や。大コケだの、すごくヒドイとかいう街のウワサでしたが、結構良かったです。なんであんなに酷評なのか。
軍事もの、戦争もの好きのマニアには、もちろん甘ったるいんでしょうけど。


玉木宏扮する倉本艦長はひょうひょうとしていて、何か大事に局面すると、いきなり「飯だ飯だ」とゴハンを食べ、艦内の緊迫したムードを切り替えてまして。
こういう艦長だったら、この潜水艦は大丈夫だろう、と思わせるキャラクター。
その艦長に思いを寄せるヒロイン北川景子の凛とした表情や泣きながらの敬礼に涙。

息苦しい潜水艦内の緊迫の中にうまく回想シーンを織り込んでいて、なかなかせつないのです。

ケミストリーの堂珍くんが初演技でしたが、そんなに違和感なかったですね。
ミュージシャンて、割と俳優もいけちゃうものなのねぇ。

アメリカ軍との心理戦は、なかなか緊迫感がありました。
いまどんな状況で戦っているのか、私にも解るというやさしい見せ方で、親切だなあと。

あと人間魚雷の隊員の皆さんと倉本艦長との温度差。
命の重さを優先した艦長の言葉は、そのまま現代の戦争反対のメッセージと受け止められます。

悪くないよなぁ。
なんかすがすがしかったよ。
もちろん実際は、そんなきれいごとではいかないだろうけど。
こんな話もあっていいんじゃないか?という。


欲をいえばね、倉本艦長以下の各キャラのエピソードを少々掘り下げてほしかったかな。
初出陣の軍医長殿は最初へたれで(いや、平岡祐太はそれを立派に演じていましたよw)吉田栄作機関長になめられていたけれど、機関室の火災で機関長を身を挺して守ったあたりから、いきなり男!になっててさ。
ステキだったんだけど(爆)
そのあたりの人間関係のエピソードとかもちっと見たかった。
タイトにするためにカットされちゃったのかなぁ~?

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