過剰反応

お散歩ついでに
ハガキを出したい

けんちゃん、
ゆうびんやさんいこっ♪
歩いて３分くらいのポスト
けんちゃんが歩くと
何分かなぁ

びびんっぱ

そう、
ゆうびんやさん

いろいろ、耳を疑うけど
今だけの楽しみ

私だって子どものころ
熱いお風呂のお湯

まざいて～

叫んでいた

びび っぱっ
びび っぱっ

ごきげんで玄関に来るけんちゃん

けんちゃん、
靴下とリュック、持ってきて

何度かのやり取りのあと
けんちゃんは靴下とリュック
玄関に持ってきて

靴下を履くためにチャンチャン

そして、
例のごとく･･･

てぇーてぇー
と右手を出す

もうっ！

とそれにしたがって右手に靴下を履かせ、
続いて、左手も以下同文

仕方ないので、
もう一足、靴下を持ってこさせて
足に履かせて

靴は手に履かせた

ポストまで抱っこはやだなぁ

洗い替えにいただいたオサガリの靴
出しそびれていた
今でしょっ！
このタイミング

オサガリの初履き
ちゃんと足に履いて出発

両手両足に靴下と靴を履いて、
いっそのこと
四つん這いになれば？
って言ってみたけど、
けんちゃんは
両手をかわるがわる眺めて
ご満悦


ポストに着いて、
ハガキの投函はけんちゃんがする！
と主張するんで
右手の靴と靴下を脱がせてビックリ！！

右手パンパン
手首も太くなってる！
ってか、
グーできないでしょ？
え？いつから？？

手の甲に小さなポチポチもあるような
ってか、異状でしょ！？

けんちゃん、
オテテ･･･タイタイ？

聞いてみた

タイタイ！

元気に返事があった

カイカイ？

痒いか聞いてみた

カイカイ！

元気な返事があった

真実は分からないけど、
痒いか聞いたあと
少しだけ、
左手で右手の甲をかいて見せていた
多少の信憑性を感じた

こんなにポンポンに腫れていて
痛くも痒くもない方が
おかしい

何にしても
やっぱり異状だし
皮膚科に行くことにした

めちゃめちゃ混んでいて
一旦帰宅でお昼ごはんして出直して、
診察では、
(若くてきれーな)優しい先生が
想像通りの
｢虫刺されでしょうけど、
なんらかのアレルギー反応しちゃった感じ｣
ってことで、
飲み薬と塗り薬

診察前の看護師さんに問診票ついでに
｢あらぁ　ポンポンになっちゃったねぇ
これはお母さんもびっくりしたでしょう｣
って。
共感ですね、
ありがたいです！

そうなんです！
分かります？
ホントにびっくりで、
虫刺されだろうと思いつつ、
虫刺されごときと思われるかなぁ
なんて思いつつ、
でも、こんなにパンパンで、
だれの手って感じでぇ

慌てて来たんですけど･･･
実際、お昼ごはんも普通にしてきたし、
もっと言うと、
朝、この手に靴下履かせた時には、
気付かなかったんですよねぇ
｢んもうっ！｣とか
思いながらだと、
こんな異変も見落とすんですね
エヘヘ

という代わりに、

ベテラン看護師さんに
｢すごいですよね｣
とだけ答えて、
連れてきて良かったんだ
だって、
異状だもん
これ

よく分からない安心感で
順番待ち

ただ、
診察後のお薬説明の看護師さん

お薬塗りながら、
｢ちょっと多めに1日２～３回、
手を洗っちゃったりしたらもう１回、
なめちゃっても
大丈夫･･･

ただね、お母さん･･･｣

え？ナニナニ？？

｢腫れてるときは、
手を挙げておくといいんだけど、
さげとくと、
余計、腫れちゃうから｣

え？挙げとく？手を？

私の声、聞こえないよね
心の声

｢無理よねぇ～
アハハ｣

アハハって、
ムリでしょう･･･

ちょっと強めの薬らしい
これで変化なければ
また受診

早くよくなぁれ
薬が効くといいね
そして、
掻かないでね