けんちゃんとお散歩🎵

2015年6月にけんちゃんを生んだかあちゃんの?成長記録

責任の所在

2021年02月22日 21時27分18秒 | 日記

ちょっと用事があったから

少し早めに職場を出て少し早めのお迎え

保育園の門をくぐると園庭を挟んだ保育室から叫び声

 

けんちゃーん!ママきたよぉ~!

 

保育室に着くまで

けんちゃんがテラスに出るまで

何人ものこどもが叫ぶ

そして帰りの用意をするけんちゃんより早く

何人ものこども達が

かあちゃんを出迎えてくれる

 

あやとりをしながらのこともあるし、

けんだま持ったままのこともある

 

今日はコマまわしをしていたらしい

 

けんちゃんの先生は男性で

だからかどうかは分からないけど

それは男女差なのか個性なのか

そういうのを語るのって難しい世の中だけど

こどもたちは

昔で言うならすごく面倒見のいい近所のオニイチャン的

そろそろオジサン的年齢に近付きつつある

その先生が大好き

 

いつもの時間なら

延長のこどもたちは保育室で延長の先生のお話を聞く時間で

テラスに出ているのは延長のないこどもだけ

だから、

今日みたいに少し早めの時は

大騒ぎ

 

けんちゃんのママー

声の方を見るとあやとりの紐をかけた手を差し出している

 

あら、あやとりなんてできるの?

上手にできるんだねぇ

 

かあちゃんの目に映るのはニマァ~とした顔

 

かわいい

どうしてこんなにかわいいんだろう

 

そしてやっとテラスに出てきたけんちゃんは

ポーカーフェイス

 

遺伝子のせいなのか

こんな時には表情はない

だってまわりにいっぱいこどもたちがいて

かあちゃんの前には何人ものこどもたちが

かあちゃんを見上げている

 

けんちゃんは黙ってちらっと見て

そして靴入れから靴を持って来て

かあちゃんに一番近いところに割り込んで

そしてかあちゃんの足元に靴を置く

 

先生がやってきて今日のちょっとしたこと

教えてくれて

挨拶をしてから門に向かう

 

ひとりで走って門に向かうときもあるし

手をつないでゆっくり歩くときもある

いきなりしゃべりまくるときもあるし

とぼとぼと歩くときもある

 

保育園での何かを話しているとき

その話を聞いてるのは楽しい

聞いて欲しいって思われることは幸せ

 

むちゃくちゃな筋道で出てくる言葉を

かあちゃんは頭の中で組み立て直す

 

車で出掛けた先で用事を済ませて帰り道

車でテレビの音を聞いていると天気予報をしている

明日は寒いらしい

今日はポカポカで4月下旬だったのが、

明日の午後は2月に逆戻り

 

そんなことを聞いていたらけんちゃんの声

 

ほっかいどーのちかくのけんはさぁー

北海道の近くの県?

 

車の運転しながらけんちゃんの話を聞くのって

神経を使う

安全運転に支障を感じる

でも、聞きたい

 

うん

北海道の近くの県がどうしたの?

ほっかいどーのちかくのけんはさー

ほっかいどーのせいでさむいよねぇ

ふーん、そうなの?

うん、ほっかいどーがさむいからさぁー

ちかくのけんはさむいよ

 

そうなのか

かあちゃんの頭の中には

凍えそうに身を縮めながら

北海道の方を恨めしそうに見つめる

青森県の人々って絵が浮かんだ

 

 

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久々のピクニック

2021年02月13日 21時52分25秒 | 日記

どれだけぶりかピクニックに行った

片道30分

通勤帰りの道で見付けていた公園

川沿いの区画整理した時の公園だろうな~

複合遊具もあるし高低差もあって

楽しめそう

 

いつからかなのか

なんだか疲れ取れなくて

毎週カウントダウンして週末を待っていた

だましだまし過ごして年末はとうとうバッテリー切れ

すっかり空っぽになったバッテリーは充電しきれないままで

新年もだましながら週末までをカウントダウンして

 

そして帯状疱疹

 

これの程度は分からないけど、

それなりに苦しんでやっと気力を出せるようになった

 

それで、ピクニック

 

歩くのも嫌だったんだから

ちゃんと回復してるって証拠・・・良かった

 

遅い朝ごはんついでにサンドイッチを作ってお弁当箱に詰めた

ピクニックに行く前に上靴を洗ってね

そんなこと言っても、

けんちゃんは上靴洗いは気が進まない

最近、やっと学んだ

 

一緒に洗おう!

手伝って!

 

けんちゃんだってピクニックは嬉しい

コロナだからって色々我慢してきたし、

疲れてるから無理って言われて

お散歩だって我慢してきた

挙げ句の果てに帯状疱疹になったかあちゃんから、

触らないで・・・

重いから持って・・・

こっちは手をつなげない

もたれないで

無理

痛いってば!

痛い痛い・・・

とネガティブ光線で攻撃されっぱなしの日々

 

そこへきてピクニックだもの

 

けんちゃんには初めての公園でどこにあるかも分からない

ただ川の近くってだけの情報

でも、

嬉しくて

スキップしたい気分でぴょんぴょんしながら進む

スキップできないだよね。

 

最短距離で歩いて30分弱

高低差を利用した大きな滑り台

その土手をよじ登るロープ

ちょっと大きめの複合遊具

どれも魅力的でワクワクして遊びだした

 

おかあもおいでよ

やったらぁ~

 

まわりを見るとよちよち歩きの小さな子と親たちとか、

2人、3人のきょうだいと親たちとか、

けんちゃんは一人なんだなぁって

ちょっと切ない

 

小学校とか行けば友達と子ども同士で遊ぶだろうし

きょうだいのいない子もそんなに珍しい時代じゃない

でもね

 

12時少し前にお昼ごはんをしようってことになって

公園の水道で手を洗った

お弁当も嬉しくて手を洗うのもニタニタしたけんちゃん

かあちゃんも嬉しくなる

 

どこで食べようか、

あっちの上の方にしようかって言った横で

けんちゃんはちょっとした斜面でズルッと滑って手を付いた

 

ありゃ、大丈夫?また手を洗わないとね

 

声を掛けると砂だらけの両手の平を見詰めて水道に歩いた

 

大丈夫だよね?一人でできるよね?

 

かあちゃんは2人のお尻がやっと乗るサイズのシートを広げる場所を考えて

振り向いたら

 

けんちゃんが斜面を上がるべく足を掛けて・・・

と瞬間、手を付いた

 

見ない振り

 

あぁ、また洗わなくちゃ・・・

 

独り言を言って水道に向かう姿を見てシートを広げた

転んでもひどく打ったりしない限り泣いたりしない

赤ちゃんのころからその辺はクール

だから、

走ったわけじゃなく、

歩いていてちょっとコケて手を付いた程度で

ビー!と泣き出すのが当たり前になってる親子を見ると

もう違和感を感じる程

 

シートに腰を下ろして振り向いて見ると

やっとけんちゃんが横にやって来た

 

ここにしたよ、いいかな?

うん

 

そう言って

もう一度体勢を直すと

けんちゃんが斜面で足を滑らせた

で、

両手に付いた砂を見詰めている

 

洗っておいで

うん

 

転んで泣かないのはいいけど、

この程度の斜面で何度足を滑らせるのか、

手を付くのはいいけど、

やっぱり足は滑らせすぎじゃないのか・・・

 

自分の子を標準化したい気持ちと

自分の子は大丈夫なのかと心配になる気持ち

ま、

いいけどね

そう思えるくらいにはなってはいる

 

サンドイッチは美味しかった

パン屋さんで買ったパンが美味しいし

外で食べるのは美味しくなるし、

なによりけんちゃんと一緒だし

そのけんちゃんがすごくいい顔してムシャムシャ

 

コロナ自粛で身体が衰えたせいなのか、

病み上がり中なのか、

すっきりスコーンと心も身体も晴れてるわけじゃないけど、

気分はいい

 

ちゃんと週末はお休みできて

自分やけんちゃんのために時間が使えて

リフレッシュできるなら、

それは幸せだなって思える

思わなくちゃって思えるようになってきた

 

夢は叶いそうもないけどね。

 

少し遠回りになるけど帰り道は川沿いを歩いた

そうしたら線路を渡るチャンスを逃して

駅まで行くしかないねって

言っていたら

 

手前で公園を見付けちゃった

 

さっきの公園よりも複合遊具が立派!

 

ちょうどお昼ごはんの時間だからか

誰もいない

 

誰もいない公園の方が好きなけんちゃん

(かあちゃんと同じだね)

でも、この目の輝きは大きな遊具に魅力を感じてるのかな

 

遊んでいこうか?

 

もう嬉しそうで嬉しそうで嬉しくなる

10時半に出発して14時前に帰宅した

心地よい疲れ

いい一日だった

よかった

 

 

 

 

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