けんちゃんとお散歩🎵

2015年6月にけんちゃんを生んだかあちゃんの?成長記録

パンダと通天閣とたこやき

2019年12月28日 23時23分01秒 | 日記

りょこーはいついくの?

つぎのひもおやちゅみのひがいいね

 

夏の旅行が(アデノウィルスのせいで)なしになって

そしてふと思い出したように何度も言っていた

 

そうだよねぇ~

どっか行きたいよねぇ~

 

そう言い続けて、でもそう簡単に遠出なんてできない

そう思いつつ

年末のお休みを少しだけ早めに取って

十分な計画も立てずに出発を決めた

 

夏にキャンセルしたとこに行くのはちょっと悔しい

こんな性分のかあちゃん

 

どこがいいだろう・・・

ちょっと遠くて

けんちゃんも楽しめて

もちろん

かあちゃんも楽しめる、そんなところ

 

けんちゃん!パンダさん見たい?

パンダさんに会いに行こう!

ほら見て!パンダのぬいぐるみもあるよ

 

欲しい!

パンダのぬいぐるみ

 

ついでに大阪にも寄ろう

大阪ではなにが見たい?

 

んっとね~

たこやきとつうてんかくとぎょーじゃ

ちょれと

くいだおれ!

 

そう、それ!

けんちゃんが保育園で初めて覚えてきたお気に入りソング

 

行くならこの日

それができなきゃ白紙

それで数日前に決行を決めた

 

まずは新幹線と特急に乗ってパンダ

かあちゃんもパンダを見るのは久しぶり

20年以上ぶり

 

最初はペンギン

次がぞう

そしてなにげない感じにパンダにご対面

甘えん坊なのか飼育員さんのあとを追って部屋に戻ろうとするばかり

でも、それもいい

けんちゃんも笑ってる

けんちゃんはパンダが見られること

希少価値だって知らない

絵本にも子ども向けテレビ番組にもパンダはあふれている

でも

楽しそう

ニコニコしてる

それでいい

 

他にもいろいろな動物が間近で見られて

触れられる動物もいて

物怖じしなくなってるのを発見

いや、

積極性が出てきたと言えばいいのか

わんぱく坊主

ちょっといたずらが過ぎるような

 

イルカショーを見たらおみやげ屋さんでおみやげ買っておしまいにしよう

やーだ、あにまるしょーも見る!

それ見てたらおみやげ屋さんでゆっくりできないよ

いいのぉ

ほんと?ほんとにいいの?

 

ここまで来たんだし、おみやげよりショーかもね

確かにそうだ

 

で、おみやげ屋さんは駆け足

パンダのぬいぐるみは約束していたけど

値段は気になる

そしてびっくりするくらいのパンダの数

サイズもいろいろ・・・

だから、

けんちゃんが抱きかかえたパンダを説得して引き剥がして

手に軽く持てるサイズに交換

それだって

安くない

でも

いいか

 

その代わり

キョロキョロ物色してるけんちゃんに言う

 

けんちゃん、おみやげはひとつだけ

他のを買うならパンダは買えないよ

ひとつだけね

 

不服そうだったけど

手当たり次第に手にするのをひとつひとつ取り上げる

そんなことしてると

かあちゃんが欲しいもの探せない

 

いや要らないか

家でちょっと食べられるお菓子があればいい

 

おかあちゃん、これにすれば?

 

けんちゃんが指すのは小さなトートバッグ

パンダのシルエットがプリントされてる

かわいい

そうか、

前の旅行の時、かあちゃんはこんなサイズのトートバッグを買っていた

それ覚えているのかも知れない

でも今回は買わない

理由を話したけど納得したのか

せっかく勧めてくれたけど、なんでもかんでも買うわけにはいかない

 

そして大阪

 

通天閣は電車の窓からちらりと見ただけで、

かあちゃんの研究不足のせいで無駄に放浪しただけでたどり着けず

しかも、

けんちゃんは疲れて歩けないって言うから大阪の移動はほぼ抱っこ

でも

うわごとのように繰り返すくいだおれ人形は見ることできた

 

くいだおれ人形は初めて目にしたけんちゃん

くいだおれの意味さえ知らない

歌の振りで太鼓をたたく仕草をするから

 

たいこ叩いているね

 

ってちょっと目を輝かせた

 

けんちゃん見たかったんだよね

 

親の任務をなんとか果たしたことに満足

なのに

写真を撮ろうって人形の前に立たせると後ずさり

 

え~、ここまで来てそりゃないでしょ!って思ったけど、

カメラ構えたら

珍しくピースサインをして見せた

 

遅いお昼ごはんにたこやきを食べて

つぼらやのふぐを見て

カールの看板を見て手を振った

 

大阪はリベンジしなきゃ、

つぎこそこれでもかってくらい通天閣を満喫?させたい

いつのことやら

 

楽しかった

久しぶりに遠出ができた

自然にも触れられた

時間には、(多少)追われたけど

普段と比べたら比じゃない

 

いつもならひとりになったときに感じる開放感

けんちゃんと一緒にいても

ひとりになりたいなんて思わない

 

けんちゃんは

9ヶ月前の旅行ではホテルの部屋に入った途端

家に帰りたい!と号泣していたのに今回はどんな部屋?って興味を持って寛いでいた

 

帰宅して

家がやっぱり一番だなぁ~なんて

感じなかった

 

旅行のあいだ

かなりの時間、手をつないでいた

電車の中も街なかも

たまにギュッと力が入る

 

手をつないでいられるのっていいな

この先もずっとってわけにはいかないだろうけど

 

けんちゃんが手をつないでくれるうちは

どんどん手をつないでお出掛けしたい

16㎏オーバーのけんちゃんの抱っこで腕も背中も筋肉痛だし

腰を壊しそうだったけど

旅行以来、家の中での抱っこが増えた

 

出掛けられてよかった

 

 

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ちゃの卒業

2019年12月08日 22時58分27秒 | 日記

けんちゃんは年少さんだけど

けんちゃんが言うと

ねんちょーさん

 

おかあさんもおかあちゃんだし

新聞紙はちんぶんち

文脈があれば、かあちゃんはほぼ分かる

たまに

単語のみのとき

判断できなくて何度も聞き直して

それでもけんちゃんは何度も言ってくれるから

結局はコミュニケーションは取れる

 

さしすせそなんて言えなくても

母の愛さえあれば怖くない

 

いや、だって

ちゃちちゅちぇちょが愛くるしい

 

そのけんちゃん

とおちゃんがいつも触ってるパソコンに触りたい

でも触らせてなんてもらえない

だから

かあちゃんがパソコン触ってると

今だって感じで飛びついて

 

ぼくもパチョコンやる!

おちごとちゅる!

 

それじゃあかあちゃん

仕事できないんですけど・・・

だいたいけんちゃんが起きているときに

仕事なんて

無理

 

あんまりしつこいから一太郎を立ち上げて

少しだけやってもいいよ

 

でも、いくらなんでもローマ字入力は難しくて

一文字ずつ確認する

 

できあがった初めての文

 

おとうさんとおかあさんはおこっている

 

なんだって、記念すべき初めての文がそんななんだろう・・・

 

いや、待って!

けんちゃん、もう一回 言ってみて

 

おとう「つあ」んとおかあ「つあ」んは・・・

 

「ちゃん」じゃなくて「つあ」

 

まだ、たしかに「つ」「あ」と聞こえるような聞こえないような

いや、

まだいいのに・・・

 

 

かあちゃんは「おかあちゃん」でいいよ

 

あんなに「ザ昭和」な響きが気に入らなかったけど

 

複雑

 

 

 

 

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手ぶれ

2019年12月07日 22時23分52秒 | 日記

 

どこの保育園もこの時期なのか

職場でも子育てママから生活発表会の声を聞く

けんちゃんの保育園は土曜日で良かった

お仕事に支障なく

心置きなく生活発表会に行ける

 

古い園舎の狭いお遊戯室にゴザがひかれた見学席

そこに詰め詰めで保護者が座る

 

おたよりに書いてあった

ご家族そろってお越しください

 

けんちゃんちも家族総出でけんちゃんの晴れの舞台を見に行った

かあちゃんもとおちゃんもビデオ撮影

 

発表するのは2歳児以上のクラス

けんちゃんの年少クラスは2クラスある

来年は1クラスに合わさって年中クラスになる予定

そのもうひとクラスと一緒にまずは歌と手遊びの発表がある

 

家でもご機嫌に歌ったりして

生活発表会のことを楽しみにしている

かっこいい発表をしてね

 

お迎えに行くと先生がけんちゃんの悪ふざけぶり

オブラートに包んで知らせてくれる

知ってる

分かってる

けんちゃんは楽しくて嬉しくてふざけてる

でも

今日は舞台から落ちそうでした

なんて聞くとヒヤヒヤ

 

先生のピアノの伴奏が聞こえて子ども達が声を出す

 

年少さんらしく歌って言うか

まあ叫んでいるって言うか

でも、

大きな声を出そうって姿に

な…みだ?が?

出ない

 

いや、

手が…震える

おかしい

おかしいのはけんちゃん

元気に叫びながらなぞのダンス?

 

いつから?

いつからそんな路線を歩み始めた?

 

気付いてはいた

登園の時だって、お迎えの時だって

一筋縄ではすまない

朝のあいさつが「さようなら」なのはかわいい方

遠くに見える大好きな先生を呼び捨てで呼びつけたり

お支度を手伝うためにテラスの外に脱いだかあちゃんの靴を園児用の靴箱に押し込む

これは毎朝

 

去年の今頃は前の園でけんちゃんが持っていたおもちゃ

お友達が持って行っちゃっても

ポケッとした顔して

見送っていた

泣きも怒りもしない

ただ

ちょっと残念そうな顔してるだけ

嫌なときはいやって言っていいんだよ

そんなことレクチャーしたりもした

 

それが、

今や舞台に上がって立ち位置巡って隣りの男の子と押し合っている

先生が間に入って引き剥がす

 

どっちが心配って

そりゃ

ほどほどが良いんですけど

 

そして

成長に涙がこぼれる心配よりは

せっかくのビデオが取ってるかあちゃん自身

小刻みに揺れてるのが心配

 

まぁいい

予感はあった

 

劇遊びの発表も無事おわった

 

前の園の担任だった先生が見に来てくれていた

この先生

入園してから気付いた

かあちゃんの高校時代の部活の後輩

 

なんだか半年でおかしな路線に行ってしまったみたい

そう言うと

 

けんちゃんが自分自身を表現できるようになって

この園で楽しく過ごしてることが分かって良かったって

言ってもらえた

けど

 

あの奇怪なダンスがけんちゃんの自分自身なのかと

これまた微妙

 

夕方から2人で過ごしてお風呂も済ませて

布団に入る

けんちゃんがふと言う

 

どうだった?せいかつはっぴょうかい

 

よかったよ、けんちゃんが元気に発表会してたから

かあちゃん嬉しかった

かっこよかった

 

いっぱい褒めておいた

 

でもちゃー

けんちゃん、あんまりおーきいこえじゃなかったよ

 

・・・・・・

でも、かっこよかったよ

楽しそうだった

 

手ぶれだし

 

 

 

 

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