うさ子とピョン太の話 ２９１

ピョン「はっ、はっは！」

うさ子「なにしてるの？」

ピョン「呼吸です」

うさこ「確かにね、呼吸しないと大変よね」

ピョン「そうだす、呼吸しないと生きていけませんです」

うさ子「確かにね、でもなんだけど！わざわざ確認しながら呼吸するの！」

ピョン「それはだす、それは、秋だからです」

うさ子「なにそれ、なんで秋なのですか？」

ピョン「呼吸するのに気持ちがいいからです」

うさ子「まぁ、確かにね」

ピョン「あれ、王様ですか」

王様「おおそうじゃのう、久しぶりじゃのう」

うさ子「王様、きょうは乗り物どうしたんですか」

王様「乗り物はじゃ、車検じゃ」

ピョン「え～～～、車検ですか。びっくりだす」

王様「そうじゃ、車検じゃわ、ところで良い季節に成りおうたのう」

うさ子「そうですね、落葉松も随分葉を落として、もうすぐ冬ですね」

王様「冬か、良いのう、わしの国では冬にはいろいろなお祭りが有るのじゃわ」

ピョン「へーっ、どんなお祭りですか？」

王様「まず始めにはじゃ、葉っぱ祭りじゃのう」

ピョン「葉っぱ祭り、どんな感じのお祭りなのですか」

王様「こんな感じゃわ」

ピョン「葉っぱにうずもれるのですね」

王様「そうじゃ、これで来年も健康で過ごすことがじゃ、出来るのじゃ」

ピョン「それじゃ、僕もやってみるのじゃ」

王様「ピョン、まねせんでよい」

うさ子「ピョン暖かそうね」

ピョン「ひなたでいいだす」

王様「わしは日陰だから寒いわい」

うさ子「王様、すこしお日様に当たるといいですよ」

王様「そうじゃな、そうさせてもらうかのう」

王様「おお、暖かいのう」

うさ子「よかったですね」

おまけ

霧降も寒くなりました。

皆様もお身体大切にお過ごし下さい。

なお、今年の葉っぱ祭りは終わりました。