2022.3.6(日)
↑その北風が、やや強めに吹きましたが、
↑やがて良い凪でした。
満船で片舷7人、ゆったりですね。
1投目で乗ってくれました。
(左はスルメ)
↑こんなかんじで、なっかなか穴に入りません。何やってんだか、とほほ。
ポツポツイカも釣れますが、爆釣とはいきません。ヤリ・スルメ交互に釣って、5杯で中だるみタイムです。
MAERSK BOSTONとヤリ・スルメ
マースク ボストン
スルメ追加で、6杯目。
ヤリ追加で、7杯目。
城ヶ島の西側通過中です。小網代湾はもうすぐ。
小網代 大和丸(やまとまる)
大和丸といえばマルイカですが、今年はマルイカが釣れていなくて、今は城ヶ島沖でポツンと1隻、ヤリイカを狙っています。スルメイカの爆釣で賑わう洲崎沖には目もくれず。
ちなみに昨シーズンの大和丸は、11月~翌8月の10ヶ月もの間、ずっとマルイカ・ロングランでした。
敬愛すべき、HENTAI、SUKIMONOマルイカファンが集う船宿としてリスペクトしています。
大和丸も他船と同様に最初はスルメ・ヤリ狙いでしたが、
大和丸の釣果欄によると、2/13、洲崎沖からの帰り、近場の城ヶ島沖で特大ヤリイカがゾロゾロ釣れたそうで、
その日以来、城ヶ島沖のヤリイカ専門に転向して、釣果もいいかんじです。
一方洲崎沖では時を同じくして、スルメが爆釣しだしたものですから、他船はそちらへ直行しています。
大和丸だけ、独自路線をとっています。そういうところが気になります。というわけで予約を入れましょう。
予約時に船長に仕掛けを聞くと、
「サバが居ないので、ブランコがいいですよ。バッテリー持っていたら、持ってきてください。」とのことです。ワクワクですが、
予約を入れたとたん、城ヶ島沖からヤリイカ消えちゃいまして、
大和丸の釣果欄には、
「洲崎沖に行ってみたらヤリイカがポツポツ釣れたので、次回は洲崎沖に直行します。」って、書いてあるぞ。むむむむ。
洲崎沖にスルメイカとヤリイカのポイントが、別々にあるっていうのか。
それとも、洲崎沖スルメイカにヤリイカが混じってきたようですし、普通に大船団に混じってやるというのか。
ま、こうなったらどちらでもいいでしょう。今回のミッションは、大和丸でヤリイカを釣り上げることにします。
船長は電話でブランコをすすめていましたが、マルイカ釣りの猛者達に囲まれ、周りが直結だらけだと怖いな。その時は直結にするかな。
釣行日前日は、春一番による爆風で夜中までものすごかったようです。朝には治まり北風に変わり、
↑その北風が、やや強めに吹きましたが、
↑やがて良い凪でした。
大和丸は良い意味で予想を裏切ってくれまして、優しさあふれる船宿でした。マルイカファンの巣窟なので勝手に怖いと思い込んでいました。ごめんなさい。
若女将の優しい受付対応は、いい人オーラで溢れていました。1秒で惚れました。同じような常連はきっと多いはず。
大女将は、「帰りに寄ってください。」と何度も声を掛けてくださいました。更に優しさが溢れています。
大船長は、バイク駐輪場所を聞いた私に、これまた優しく教えてくださいました。
な、なんなんだ。家族そろっていい人オーラがすごいぞ。のどかで美しい、小網代湾そのもののような家族です。
先日、松輪の喧騒に気後れしたばかりでしたので、余計に沁みました。
↑未来の若船長からは、訓示を頂きました。深イイな。肝に銘じます。
小網代港基準のおもてなしかしら。
翔太丸もそうでしたが、投入器、バケツが各席にセットされていました。
小網代港の丸十丸、新谷丸には、ヒラメ、オニカサゴ、沖メバルでお世話になったことがあります。釣りものに特色がある港ですね。
座席札は残り2枚でした。どういうわけか胴の間ではなく、右舷の1番2番が残っていましたので、1番前に入らせていただきます。最後に来店した人が2番に入って出船です。
満船で片舷7人、ゆったりですね。
船長に今日は何cmツノが良いかと聞くと、
「14が無難かな。ヤリイカが小さければ11。」とのことでした。
背中あわせの後ろ、左舷1番、2番の常連は直結です。ブランコの客が多くて、釣りにならなかった日の話しを賑やかにしています。プレッシャーです。
「オマツリするから、掛けたら速攻で巻き上げましたよ〜」
「あっはっはっはっ。」
やっぱ大和丸、恐えぇなぁ。
私の右となり、最後に来た人はブランコです。ブランコさんと命名します。腰が低く、気さくな、素敵な方です。
そのまた隣の常連がこれまた素敵な方で、ブランコさんがブランコでやることを言うと、優しい笑顔で、
「好きなやり方でやりましょう。ブランコの方が良いですよ。私は直結ですけど、サバが嫌なだけなんです。」と、気づかい満点。優しいぜ。
そんな会話でしたので、便乗してご挨拶しました。
「私もブランコでやります。オマツリするようなら、すぐ直結に替えます。」
おやおや、どうやら洲崎沖のスルメ船団に普通に合流するようです。そして、瀬戸丸のすぐ後ろでスタートフィッシング。
ヤリ・スルメ、どちらでもいらっしゃいのようです。
1投目で乗ってくれました。
ヤリイカも沖干しにしてやろうと、内臓のついでに骨も取ったら、あ〜あ、ゲソもげました。
(左はスルメ)
今回の自作ブランコ仕掛けはダメダメでした。あ〜あ。
直結用のフロロカーボン14号を流用したのですが、アホでした。14号は張りが強すぎて投入器に入りません。
↑こんなかんじで、なっかなか穴に入りません。何やってんだか、とほほ。
市販の仕掛けは、5号、6号くらいです。細けりゃ手前マツリするじゃん、とか思っていました。でも、ちゃんと細いなりの意味があったんですね。
手前マツリ避けるつもりで、むしろ手前マツリの原因を作り、わずか1投で、早々に直結にチェンジしました。何しに来たのやら。
ポツポツ船も増えてきました。
ポツポツイカも釣れますが、爆釣とはいきません。ヤリ・スルメ交互に釣って、5杯で中だるみタイムです。
MAERSK BOSTONとヤリ・スルメ
マースク ボストン
となりのブランコさん、
「自分は下手っぴですから」なんて謙遜しつつ、ヤリイカ5点掛けです。いいな〜
決して手慣れた方ではありませんが、気持ちよく会話のできる方です。
ブランコさん曰く、
「ここの船長、優しいです。このあいだ、3人で初めて乗った時、皆、慣れていなくて、モタモタしてたんですけど、船長、怒ったりしなくて辛抱強く、優しかったです。回収が遅いと、待たずに走り出す船長いますよね。」
「います、います。私もこれみよがしに良くやられます(笑)」
船長の性格って、操船に現われますよね。寡黙な船長ですが、そういう優しさが伝わってきます。
あの両親に育てられたからだな。間違いない。
スルメ追加で、6杯目。
ヤリ追加で、7杯目。
13:30、沖上がり。
ブランコさんは10杯でした。負けました。
船中、5~24杯でした。
実釣後、常連どうしの会話
「スルメは電動入れてシャクれば追い乗りするけど、ヤリは落ちちゃうよ。」
ふむふむ、なるほど。
ですが、私には最初の1杯目がスルメかヤリか区別つきません。ははははは。
城ヶ島の西側通過中です。小網代湾はもうすぐ。
港に戻ると、家族総出のお出迎えでした。未来の若船長もいい笑顔です。
また、来ますよ〜