びっくり

数ヶ月前、求人広告を見て、電話して説明会か面接か知らんが、行ってみた。
レンタカーを乗り捨てから営業所へとか営業所から営業所へ運ぶ仕事なんだけど、主婦や女性も多いですとあって、まったくお金のことは書いてなった。
行ってびっくり。忘れたけど、10km　何百円とか千円以下だった気がする。100kmで三千円とかだったような？？？　高速は使いません。
公共機関を使っての移動には交通費を支給って、当たり前だろと思った。で、その分の時間はお金にはならない。キロ数は、実際に走った距離ではなく、地図上で会社が判断したキロ数だとか。
誰がいったいこんな仕事をするのか？　ヒマな主婦が、早めに行ってその辺で遊びがてら、交通費が得しちゃったわって感じ？
月にいくら稼ぎたいですか？　というアンケート？　もあって、は？　まったく稼げる仕事ではないと思うのだが…？？？
60過ぎてちょっとだけ働きたい人が、ボランティア気分で、車も運転も好きだし、とやるのだろうか？　とも思ったが、車での寝泊まりはできますか？　とかいうアンケートもあった。
わたしの想像もつかない世界で、働いている人がいるのかもしれない。
10kmとか100kmがどれくらいか解らないおバカさんが、稼げるのかもしれない、やってみなけりゃ分からないと、やってみるのだろうか？
行っただけ時間の無駄だったけど、世の中にはこの日本にはそういう仕事もあるのだと知れて、よかったと思うことにする。

クロネコヤマトの会社説明会の時にも、月にいくら稼ぎたいですか？　というアンケートがあって、記入しなかった。
100万とか書いたら、バカかって思われると思う。
馬鹿ではないんだけれども、馬鹿じゃないしちゃんと役に立つ人間だし運もいいしもっとよりよい職場があるんではないか？　あるはずだ、とか思わず、私はバカなので採用して下さってありがとうございますと思い続けて、もう年だしとあきらめて仕事は続けなくてはいけないのかしらと思ったり。そんな卑屈にならんくてもええやんって思うんだけどね。