11月23日深夜0時、コンロでぐつぐつ寄せ鍋をあっためて、さあ!というときに
ゴト・・というやいなや、アラ竿が走った、竿尻がブッ飛んだ。いま、まさに海へと
という空中の竿尻をつかみ、引き込むアラとの格闘が始まりました。
まあ、引くひくひく・・竿はつの字にまがり、グイグイと引く、負けたらおしまいだ。
はあはあ^喉が渇く、右へ、左へ、急旋回する、ぼくはコケる、拝むような格好で竿
だけはつかんで離さない。
竿にぶら下がるように座り込んだ、重心を地面につけないと、持っていかれそうだ。
長い攻防をくりかえす
そして、ついに浮いた、大きな口をあけたら、こちらのもの
口にギャフをいれる、なかなか、もちあがらない。
アジ釣りをしていた、大野城のかたがたが、手伝ってくださった。
ぼくのことは、釣春秋の本で、よく知っていると、協力的な方々に感謝です。
ソフトクーラー(折りたたみ)入れる前に、アラを安楽死してやるの僕の責任でもある
せつない目で、僕を見上げている。
「とったぞ!」という笑いを浮かべた雑誌などのあの、笑顔はここにはない
情というものがうつる、目を覆うタオルをかけて、深い愛情と悲しみ、そして命を
いただく「わび」も、釣りたいきもちとは別に悲しみも同居しつつ冷たいナイフを刺した。
非情で、優しい狩人(釣り人)なのだ
(場所はどこ?などのコメントにはお答えできないことがありますので、ご了承ください)
凄い!