裏コレ02 ―urakore zero-two―

長い間、ご愛読ありがとうございました!!誠に勝手ながら、裏コレは3月20日(火)で終了とさせていただきます。

[第123回] クラスタシアのこと

2006-07-07 20:06:41 | インディーズ

クラシックの世界にスーパーノヴァあらわる!!

クラスタシアは、室屋光一郎(ヴァイオリン)さんと、
向井航(チェロ)さんによるクラシックデュオ。
ともに東京芸術大学に在籍していた、
という華麗なキャリアを持つ音楽家です。
数々の演奏会のほかにも、
日本を代表するメジャーアーティストのサポートなどで活躍中。

と思いきや、そのキャラクターは、実に愛すべきキャラクターの持ち主。

ヴァイオリン担当の室屋さんは、
ルックス的には今どきのイケメンで、
今回のアルバムのほとんどの作曲を行っています。
ライブでは、彼を目的にやってくる女性ファンも多いとか。

対するチェロ担当の向井さんは、
一度見たら忘れられない体格。
その体格ゆえ、オーケストラの演奏会で後の人から、
指揮者が見えないと言わたことがあるとか。
この摩訶不思議な二人が奏でる、まさかのハーモニー。

・ ・・これがまた、なかなかどうして!絶品です。


例えば、アルバムに収録されている「デブの壺」という曲ですが、
この怪しげな雰囲気を醸し出している打楽器は、
なんと“壺”なのです。
なんでも楽器になってしまうんですね。
個人的に、その実験的な試みはアリだと思いました。
だって、壺の音が楽曲に妙にハマっていませんか?
なんか、怪しげな呪文をかけられてしまいそうな・・・。
  
  あなたは だんだん 曲を聴きたくな~る~
  あなたは だんだん 音コレでダウンロードしたくな~る~


・・・なんてことで楽曲が売れたら苦労はしないんですけれどもね・・・

その他の楽曲も、なにせクラシックの知識を培ってきた二人。
完成度と演奏技術については、文句の言いようがありません。
素晴しいです。
しかしながら、それだけで終わらないのがクラスタシア
ともに1980年生まれという、
この若さが生み出す斬新なアイデアと試みで私たちを飽きさせません。
きっとこれからも、彼らはクラシックにはこんな楽しみ方がある、
こんな面白いことができるという提示をしてくれることでしょう。

クラシックの堅苦しいイメージは、もはや彼らの前に崩壊寸前!?


クラスタシアの楽曲は、音コレでダウンロード!

■クラスタシア/『偉大な芸術家への挑戦』 
〔MUSIC→インディーズ→クラシック〕
・ さくら
・ パッサカリア
・ デブの壺
・ ウィンナー
・ SHELL
・ 桃色ROCK
・ こころのさき
・ 親愛なる言葉
・ Rockn'Rolln'ツィゴイネルワイゼン
・ 偉大な芸術家の思い出


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