裏コレ02 ―urakore zero-two―

長い間、ご愛読ありがとうございました!!誠に勝手ながら、裏コレは3月20日(火)で終了とさせていただきます。

vol.190◆コレ夫 VS 【part2】

2007-02-13 12:43:17 | Gプロオリジナル楽曲

対談、の第二弾ということで。
第一弾はもう一年くらい前になってしまうのですね…。
初心に戻って、アーティストさんの素顔に迫ります!

●Who’s 伊達恵子?

コレ夫:本日のゲストは、先週より「未来を生きる君へ」など4曲が配信開始となった
伊達恵子さんをお迎えしております。
ここにプロフィールがあるのですが、これを見るとスゴイですねー。
まず、「トビラ」という曲が山形蔵王高等学校のCMソングに採用されて、
これは2006年10月末から3年間放送予定ということなので、
山形県に行ったらこのCMを見ることができるんですね。
で、その「トビラ」が収録されているアルバム『静かなる時の中で』が、
HMVシングルベストセラー6位、タワーレコードインディーズシングルベストセラー1位。
これはインディーズにしては快挙ですよね。
他にも、NHK「熱唱オンエアバトル」にダンサーとして出演、
かわさきFM、レインボータウンFM、葛飾FM…などなど、
もう数え切れないくらい精力的に活躍中!・・・すごい。

Ke-ko::ありがとうございます。CMソング決定は本当に私もびっくりで!
いくつか広告代理店さんのほうでピックアップいただいた曲の中にトビラが入ったんですけど、
そこから先生たちの職員会議の多数決で決まったと伺っています。 

コレ夫:多数決で(笑)!?

Ke-ko:
ええ(笑)。でも、とても嬉しいことですよね!感激しました。
「トビラ」はランキングを取った『静かなる時の中で』のCDの中に納められている曲なんですが、
実は蔵王高校CMで流れているのは、
歌詞を蔵王高校版に変えてリニューアルしたものなんですよ。
CMは、11月~1月の3ヶ月クールで3年間流れる予定ですので、
ぜひ皆様にも11月になったらまた見ていただきたいですね!

コレ夫:さきほどもちらっと触れましたが、その『静かなる時の中で』はHMV、
タワーレコードという大手レコードショップでベストセラーを獲得しているんですよね。

Ke-ko::本当にこれもびっくりしたのを覚えています。
実は、CDリリース後いろいろと方向性などに悩んでいて、
歌をやめてしまおうかと思っていた矢先だったもので、
このランキングがなかったら私は今歌ってなかったと思います。 

コレ夫:言うなれば、「人生を変えた曲!」みたいな。

Ke-ko:
そう言っていただいても過言じゃないと思います。 

コレ夫:伊達恵子さんは歌だけじゃ終らないんですよねー。
プロフィールにはダンス歴も長いと書いてあるんですよー。
ジャズ、ヒップホップ、モダン、コンテンポラリー、バレエができて、振り付けもできちゃうって、
大したもんですよね。

Ke-ko:元々、私はダンス畑で、ずっと舞台やクラブでのイベントなんかで踊っていました。
今はもう歌に集中しているので、たまにレッスンに行く程度ですが、
当時は毎日のようにダンスレッスン漬けでしたね。
ダンスで学んだことは今でも色々と生きていると思っています。 

コレ夫:そうだったんですか。確かにそこで学んだことは決して無駄じゃないと思いますよ。
例えば歌の表現力とか。伊達さんの曲を聴いてると、
すごい表現力に富んだ歌い方をする人だなあって、すごく思いますね。
伊達さんの曲を初めて聴いたのは、去年『東京フォークロアVol.2』という
オムニバスに収録されていた「約束」という曲でしたが、
それをピックアップとして取り上げさせていただいたとき、かなり反響があったんです。
あのアルバムの中では、「約束」が一番売れたんです。
やっぱりこれが来たかっ!!って感じでした(笑)。

Ke-ko:ほんとですか?!それは嬉しいですね。
『東京フォークロアVol.2』って、すごくいい曲ばかりで、
実は自分自身でも良く聞いているんです(笑)。
このCDに参加したお陰で参加アーティストと新しいつながりもできて
一緒にライブに出演したりもしましたし、このオムニバスへの参加のお話をいただいたこと、
ほんとに感謝しています。 

コレ夫:そうゆうわけで伊達さんは、本当はGproで一度配信したことのある
アーティストさんだったのですが、今回はちゃんと「アーティスト募集」から応募いただきましてね。
見事にGOROさんから「配信OK」が出まして配信開始ということになったんですよね。
わざわざ作品を応募いただきましてお手数をお掛けしてしまいましたが、
実はGproではずっと「アーティスト募集」というコーナーをやっていて、
もちろん送られた作品はすべてチェックしているのですが、配信決定まで登りつめたのは・・・
なんと伊達さんが初めてなんです!!

Ke-ko:えーっ!!そうだったんですか?!それはまたまたびっくり!!
「約束」がピックアップされたのをサイトで見て知って、
すごく嬉しかったのでぜひ他の音源もGOROさんに聞いていただきたいと思ったのが
応募のきっかけだったんですけれどもね。
でも、結果的にGOROさんから「配信OK」という合格印(?) をいただいたことは、
とても自信に繋がりました。応募してよかったです。
願わくは、是非とも全国のGOROさんファンの方々にも聞いていただけたら嬉しいですね。

●『未来を生きる君へ』について 

コレ夫:今回配信することとなった『未来を生きる君へ』というアルバムですが、
これまでも伊達さんはアルバムを何枚か作って発売されているんですよね。
この4曲は、そのどれにも収録されていないものなんですね。

Ke-ko:そうなんです。ライブでは前から歌っていたんですが、
ちゃんと録音して発売するというのは初めてです。
レコーディング自体は、実は去年の秋ごろから始めていたのですが、
色々とこだわって作ったので…。実は録音のやり直しをしたりも…。
ミュージシャンたちが最後まで付き合ってくれたこと、本当に感謝しているところです。

コレ夫:いわゆる未発表音源ってやつですね。知っててあえて聞いてしまいますが、
これって他のサイトでも手に入るんですか?

Ke-ko:いえ、Gproでしか配信してないんです(笑)。

コレ夫:えええーっ!!じゃあ、世界中どこを探してもGproでダウンロードするしか、
どうあがいても聴けないんですかー!?

Ke-ko:そうゆうことです(笑)。

コレ夫:ちょっとわざとらしかったですね(爆)。
ま、何が言いたかったかというと、Gproだけの独占販売ですよーと。
もうこれは、何も考えずに速攻ダウンロードしていただくしかないということですね。

 Ke-ko:ぜひぜひ、宜しくお願いします!!

コレ夫:『未来を生きる君へ』は、収録されている曲もそうなのですが、
ジャケットの桜の絵も印象的なんですよね。

Ke-ko:これを描いてくれたのは小渕仍莉子さんというイラストレーターなんですが、
実家の神戸の桜並木をイメージして描いてもらいました。
すごく可愛い絵を書く方で、一度絵画展を見に行ったこともあります。
元々は「幸せの時」という歌をイメージして描いていただいたのですが、
あまりに素敵な絵なので、今回のジャケットにも使わせていただきました。
仍莉子さんのホームページ(*1)もすごく可愛いんですよ!
ぜひ皆様にも見ていただきたいですね!
(*1)小渕仍莉子さんofficial web「ねこのひげ」⇒ http://www.neko-hige.com/top/index.html

コレ夫:素敵なジャケットだと思いますよ。歌詞は全部ご自分でなさっているんですね。
何か作詞をするときに拘っていることなどありますか?

Ke-ko:そうですね、日本語をメロディに乗せるのって、なかなか難しいことだと思っています。
日本語には高低があって、それがメロディに合わないと違和感があると思うからです。
自分が言いたいことをずらずらと並べても、ダメだと思うんです。
言葉がメロディとうまく絡み合うような、そんな歌詞を書きたいといつも思っています。
「未来を生きる君へ」は、戦争のない平和な世界を願って作った歌で、
毎日爆撃なんかで空が赤く染まっているような国でも、
めて一日でも、青い空にきれいな風が流れてほしいと思いながら書きました。
私はそういう国へ直接行って支援することはできてないけど、
歌を歌うことで悲しい出来事が少しでもなくなるようなことが出来たら最高に幸せですね。
「未来を生きる君へ」は伊達恵子なりの世界へのメッセージです。
ピックアップいただいて、本当に嬉しいです。
他の曲も、全部色んな想いや意味が色々とあって、
そのうちホームページに歌詞の意味コーナーとか作ろうかしらと思っているところです。

コレ夫:それ、是非希望です(笑)!伊達さんの歌詞の世界は深そうですもんね。
じっくり読んでみたいです。でも、歌詞だけじゃなくて音もこだわっていそうですね。
基本的にこの「未来へ生きる君へ」の収録曲については、
アコースティックなテイストを大切にして、余計な音は一切排除しました!って感じな
シンプルな音なのですが、その割にはすごく音がよくてビックリしてしまいました。
このへんのことも、かなりこだわって作られたんじゃないですか?

Ke-ko:そうなんですよ。おっしゃる通り、音はものすごくシンプルな構成を目指しました。
メッセージ性を強くしたかったからです。
でも、シンプル、というのはヘタすれば粗も見えてしまうもので、
そういう意味でかなり細部にまでこだわって作った作品です。
制作の段階でエンジニアの方にかなり無理を言ってしまったりも(笑)。 
こうありたい、という自分の持つ世界観を絶対に崩したくなかったのはすごくあります。

● 配信してからの影響

コレ夫::どうでしょうか、配信後、まわりの反応というのは気になるところかと思いますが…。

Ke-ko:母親がGOROさんのファンなんですよ!
前回の「東京フォークロアVol.2」でピックアップにしてもらったときも、
サイトを見た両親が喜んで(笑)。
「あんた、ピックアップされてるじゃないの!」って電話してきました。
ですので、今回もすごく喜んでくれましたよ。

コレ夫::友達とかは?

Ke-ko:喜んでくれています!
最近ミクシィで私のコミュニティが出来たのですが、
Gproで配信されてるーって話題になってるみたいです。
逆に、Gproを通じてGOROさんの歌の良さを改めて知りましたという人もいて、
そうゆう相乗効果みたいなのってすごく嬉しいなあって思います。

コレ夫::おおーっ!!それはGproスタッフとしても嬉しい限り!!

● 歌い方など

コレ夫::伊達さんって、声もそうなのですが歌い方にすごい特徴があると思うんです。

Ke-ko:声については、やっぱり変わっていると思います。
女声でも男声でもない領域、だと言われることもあります。
歌い方もやっぱり変わってまして、
吐息の抜きも多くてファルセットという裏声に近い歌い方を多用したり。
聞きなれない方には、異質に聞こえるかも…。
女性アーティスト、として普段知ってる「声」とは違うんだと思うんです。
辛らつな意見をいただくこともあるんです。
今の音楽シーンでヒットを飛ばしている女性アーティストとは、私は違うところが多すぎますから…。
でも少しずつでも受け入れてもらえたらうれしいなぁ、と思っています。

コレ夫::それが伊達さんの特長でもありますから。
逆に、その声や歌い方が誰かに影響を与えるかもしれない。
どうか、自信をもって続けてほしいと思います。

Ke-ko:ありがとうございます。

● これからの伊達恵子

コレ夫::今後はどのような活動をしてゆきたいとお考えでしょうか?

Ke-ko:今まで通り地道にライブ活動を行いながら、今年はソロでのCDリリースも考えています。
まだ具体的なことをお話できる段階ではないのですが楽しみに待っていただけたらと思います!
新曲もぜひ近いうちにお届けしたいですね。

コレ夫::最後に、ライブの予定などはありましたら告知をどうぞ。

Ke-ko:来週18日にお茶の水KAKADO(カカドゥ)で、ライブを行います(*2)
音はアコースティックで、ピアノとギターとハーモニカ、です。
いつもサポートを色んな方に御願いしているのですが、
今回もすばらしいミュージシャンたちです。出番は21:00から約40分間ほど歌いますので、よかったらぜひいらしてください。
(*2)ご予約は伊達恵子さんへ直接お申し込みください。⇒ 
 ①お名前、②ライブ日程(2/18と明記)、
 ③予約枚数、をメール
ke_ko32@yahoo.co.jp)で送ってください】

コレ夫::今日はお忙しいところ、本当にありがとうございました。

Ke-ko:ありがとうございました。

  


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2 コメント

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東京フォークロアVol,2 (戎崎もと子)
2007-02-14 14:18:18
恵子さんがブログを紹介なさっていて拝見させて頂きました。
「約束」を作曲して恵子さんにお渡ししてたいへん光栄です。今後のご活躍を楽しみにしております♪
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コメントありがとうございます (浦コレ夫)
2007-02-14 16:46:53
♪戎崎もと子様

おおっ、ありがとうございます!!
「約束」の作曲者でもある戎崎さんからコメントをいただけるなんて!

これからも素晴しい曲をたくさん作ってくださいね。
浦コレ夫も、伊達恵子さんをはじめ戎崎さんたちのご活躍を楽しみにしておりますよ~
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