裏コレ02 ―urakore zero-two―

長い間、ご愛読ありがとうございました!!誠に勝手ながら、裏コレは3月20日(火)で終了とさせていただきます。

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[第16回] コレ夫VS

2006-02-22 11:41:54 | インディーズ

音コレの名物コーナー、『GORO VS』 のマネではないのですが、
ひょんなことからミュージシャンに接触する機会が得られまして、
この機を失ってはならぬとばかりにインタビューの真似事をやってみました。
インディーズアーティストの、貴重な素顔が垣間見れたらいいのですが・・・。

 裏コレ初のインタビュー(たぶん最初で最後になるのでは…)は
Genuine Grace(以下、ジェニグレ)の作曲・編曲を手がけ、
ユニットの中心的存在でもある“JM”ことJunichi Monmaさんです。

野口五郎とジェニグレとの関係

コレ夫:「裏コレ」初のゲスト!どうぞ宜しくお願いします。
JM:宜しくお願いします。
コレ夫:ジェニグレといえば、昨年にリリースした「AIR」を聞いて
あの野口五郎さんが思わずコンタクトを取ってしまったというほどの
実力派ユニットですよね。
JM:まだまだ“実力派”なんて言えるほどでもないんですが、
野口さんからお電話があったときにはビックリしました。
コレ夫:GOROさんも何千曲ってインディーズを聞いたみたいですが、
その中で動いたのはWelsh BluesCPかジェニグレかってくらいらしいですよ。
JM:そうなんですか?それは光栄なことです。
Welsh BluesCPは本当にいいバンドですよね。
ウチと同じエクスプロージョン(ワークスエンタテイメント)
というレコードレーベルの出身ですが、
ヴォーカルのMeguも「好き~」ってすごく気にいってましたよ。

AIR

コレ夫:GOROさんとはどんな話を?
JM:まず曲に共感したとおっしゃっておられました。
「AIR」という曲は、生まれてきたことや生きていることのすべては
奇蹟なんだということを伝えたくて作った歌なのですが、
それが伝わったのかなという感じがして嬉しかったですね。
以前、テレビを見ていたときに野口さんが出演していまして、
石原良純さんがインタビュアーだったと記憶してるんですが、
「出産に立ち会って以来、自分の考え方が変わったんだ。
街を歩いている人にね、
『あなたが生まれてきたことは奇蹟なんですよ』
って言いたくなった」というような話をしておられました。
「AIR」も、それと同じことを言いたかったので、
まさに伝わったんだ、ってことが嬉しかったんです。

コレ夫:なるほどね。
JM:電話越しでしたが、野口さんはとても優しくて、
あたたかい人なんだなというのが伝わってきました。
幼い頃から野口さんの出演しているテレビとかけっこう見てましたね。
野口さんの曲をカラオケで歌うことがあります。
「コーラスライン」なんて今でも歌えますよ。
♪くちびるからぁ~くちびるへぇ~愛を~伝え・・・♪
コレ夫:あ、もう結構ですよ(笑)。
JM:これからいいトコなのに(笑)!
あと、以前テレビで野口さんと野村義男さんのトーク番組を見まして
「ほんとにギターが好きなんだなぁ。音楽が好きなんだなぁ。」
って嬉しくなって、思わずギターのShinobuに電話してしまったほどなんです。
この気持ちを分かち合いたくって!
コレ夫:だって、あの二人が会えばその話にならないわけがないって感じですからね。
それにしても、メンバーに電話をしてしまうなんて
ミュージシャン魂に火をつけられちゃいましたね。
「AIR」の話に戻りますが、
このCD新曲には4曲と、リミックスものが2曲、
それとカラオケが6曲も入っていますね。
「AIR」はすごくキャッチーなメロディーと歌詞で、
すごく前向きな感じのする曲ですよね。
そうかと思えば、「傷痕」なんてタイトルもあったりして。
でも、歌詞をよく見ると「傷痕」でさえすごく前向きな内容ですね。
“傷痕も光の眩しさで見えないよ”という部分が
聴いていてとても印象的でした。
JM:ありがとうございます。「傷痕」は人気がある曲なんですよ。
今回の『AIR』というミニアルバムに含まれている曲はすべて
「DILLY(=素晴らしい人、素敵な人という意味の俗語)とか
「DEAR」とか、とにかく前向きなんですよ。

コレ夫:なにか心境の変化みたいなのがあったんですか(笑)?
JM:いや、特になにかあったというわけではないですけど・・・(笑)。
ウチの場合、ほとんどの作詩はヴォーカルのMeguが書いてるんですけどね。
彼女の詩の世界は前向きな内容のものが多いんです。

歌詩とアレンジ

コレ夫:それゆえに、歌詩に勇気付けられたって人も多いかもしれないですね。
歌詩の話が出たので、メロディーとアレンジについても触れておきましょうか。
ジェニグレのメロディーセンスにはもうね、
個人的には「なんでこんな曲が思い浮かぶんだよ!」って思うくらい
脱帽状態なのですが、アレンジもすごく気になるんですよ。
基本的にダンスものというか、打ち込み系がベースにあるようですが、
ジャンルは意外と幅広いですね。
色々なものを取り入れているというか、
よく勉強してるんだろうなと思いました。
JM:街を歩いていても、カラオケに行っても、
いこの曲のベースはいいなぁとか、ハイハットの入り方がいいなぁ・・・
なんて思っちゃうんですよね。
あとね、メンバー3人共に、好きなジャンルが違うんですよ。
なので、いつも曲を作る時はバトルですね。(笑)
でも最高の物を作りたいって言う気持ちで、ぶつかり合います。
これが結果的に良いのでしょう。って自分で言って、どうする(笑)!

コレ夫:いや、メンバー内の切磋琢磨ってとても大事ですよ。
あと、驚いたのが、「AIR」のコード進行が出だしの部分から最後の最後まで、
サビの部分もAメロも全部同じコード進行で押し切っちゃってますよね。
やられたっ、そう来たか!って感じでした。
JM:メロディーを変えて行きながら、でもコードは変えないで進めています。
コレ夫:手抜き(爆)?
JM:いやいやいや・・・(爆)!
初めは、いろんなコード使ってたんですよ。
削っていったら、結局4つのコードになったんです。
ただ、最初に僕が思っていたコードと最終的に変わってしまう曲もありますね。

コレ夫:それはどうしてですか?
JM:聴いていて「気持ちいい」音にしようと思うと、
僕とギターのShinobuはコードから結果的に外れていく場合があるんです。
僕らは形に、あまり囚われないのかもしれません。

楽曲の作り方

コレ夫:む、難しい話ですねえ…(笑)
でも、曲自体はすごく丁寧というか、緻密に作られていると思います。
どうやって作っているんですか?
JM: Mac(マッキントッシュ)で全部やっちゃってます。
それにShinobuのギターとMeguのヴォーカルをミックスさせています。

コレ夫:キーボードは使わないんですか?
JM:時々、使うぐらいですね。正直、あまり、うまくないですし(笑)。
ギターだって、Fのコードが押さえられなくて挫折してますから(笑)。
コレ夫:僕なんか弾く以前に、ギターの弦を押さえた時に指が痛くて諦めましたよ(笑)。
いやあ、しかし。それでこのクオリティー!?
JM:大体、頭に浮かんだものを、Macで形にしてゆくという作業です。
コレ夫:へえ。それはすごいなあ。ある意味、それは本当の天才かも・・・。
逆に、楽器が弾けなくても音楽は作れるということなんですね。
JM:そうですね。
コレ夫:勇気づけられるなあ。
JM:あとは音。音色です。これを日々、研究してます。
この音とあの音のこの成分だけ抽出して新しい音にしたり。
さらに、それを切り刻んでみたり。
Meguの声をサンプリングして違う音にしてみたり。

コレ夫:わかるよう~な、わかんないよ~な・・・。
JM:「あっ!」って間違った操作をしたら、スゴイ音が出来てしまったりね。
コレ夫:その時じゃないと作れないって感じですね。
もう二度と同じ音は作れないみたいな。
JM:あと、僕の中での音階は12ではないんですよ。
コレ夫:えっ、普通、12音階って言いますよね?
JM:あくまで僕の考え方ですけど。
シンセサイザーって、面白い楽器で鍵盤の他に
スイッチやツマミやフェーダーといったものがあって、
それを使うと、ドとド#の鍵盤の間にも、音階があるわけです。
例えばドからド#へリアルタイムで変化させるんです。

信仰と音楽

コレ夫:え~、随分マニアックな話になってきたので・・・(笑)。
話を変えて、あの話をしましょうか。
ジェニグレについて語るとき、どうしても避けて通れないものがありますよね。
JM:あれ、ですね。
コレ夫:あれです(笑)。
もし音コレを通じてジェニグレに興味を持ってくれた人が、
「え?もしかして怪しい人たち!?」って
偏見や誤解を抱くといけないと思って、あえて触れておきたいんですよ。
もうジェニグレのホームページや歌詩の内容を見ればすぐに分かることでもあるので。
クリスチャンということ。
JM:そうですね。僕たちメンバーは全員クリスチャンです。
それを隠すつもりもないし、否定するつもりもありません。
ただ、日本ではどうしても宗教というと警戒される傾向があるんですよね。
実際、宗教っていう言葉は好きではないんです。
ただ神様の存在を信じているだけですよ。
僕らは偶然にココにいるんじゃないってね。

コレ夫:うーん・・・
、深いねえ。
JM:ただ僕たちが生かされていること、
言葉とメロディーを与えてくれたことへの感謝を込めて…
そして、それを伝えたくて音楽をやっているようなものです。

コレ夫:最近ではゴスペルがすごい人気があって、
でもご存知の通り、ゴスペルは神への賛美歌ですよね。
じゃあ、ジェニグレのような歌があってもいいんじゃないかなって思うんですけどね。
僕は特に宗教や神様というものを信じてはいないんですけれども、
それでもそんな風に思うんですよ。
音楽として、それもアリじゃないか、って。
逆に、少しくらい認められてもいいんじゃないかってくらい。
どうしてそう思うかというと、海外旅行をして思うんですけど、
街中に普通に教会があって、
普通に人々がお祈りをしていて、
もう何の違和感とか疑問とかそこにはなくて生活に密着している。
だから、現地の曲を聴いていると普通に神への賛美なんてのが出てくる。
そのどれもが、普通に、なんですよ。
JM:実は僕たちの音楽は海外では、ちょっとだけ好評みたいなんです。(笑)
アメリカ、フィンランド、オーストラリアや韓国(韓国は8割がクリスチャン)から、
ライブをやってくれないかって誘いが来てるくらい。

コレ夫:それはすごい!ワールドワイドに活躍してるんですね。
JM:いやいや、ちょっと大袈裟に自慢してみました(笑)。
コレ夫:本当にジェニグレの今後の活躍には期待しています。
音コレでもできるだけプッシュしてゆけたらいいなと思いますよ。
今日はお忙しいところ、本当にありがとうございました。
JM:ありがとうございました。


はじめての対談、いかがでしたでしょうか?
噛みあっているようで噛みあっていない会話・・・(--;)、
読んでくださる方にどこまで伝わるのか・・・
とても心配なのですが・・・。
それでも、
少しでもGenuine Graceに興味を抱いて
彼らの楽曲を聴いていただけたらこのインタビューも成功だったかなと思います。

実はコレ夫もシンセサイザーをかじったことがあるので、
途中で話がマニアックな方向に盛り上がってしまいました。
「この部分、音楽に詳しくない人は分かるのだろうか?」と思う部分もあるのですが、
あえてGenuine Graceのコンセプトを分かってもらうため、
省かないで掲載いたしました。

JMさんはとてもユーモアのある人で、親しみやすいキャラクターの持ち主でした。
とても真面目なクリスチャンなので、実際に会うまではどんな人なんだろう、
勧誘されちゃったらどうしよう(笑)などと変な心配をしてしまいましたが、
それは大きな誤解で、
会ってみたら、
いまどきの若者!という感じの好印象な方でした。

こうゆうインタビューというのは初めてだったので
JMさんには大変ご迷惑をおかけしましたが、
お忙しい中、快くインタビューに答えて下さったこと感謝いたします。

Genuine Grace live決定!
場所
:Otonami http://otonami.in/main.html
日時:2006年3月27日月曜日時間:18:30~22:30
出演者(予定): GenuineGraceMinus 8HYMILES HIMおじょう 他

チケット:前売り¥2,000 当日¥2,500 
前売りご希望な方はお名前と枚数を教えてください。
mail@genuinegrace.comまで。

ジャンル:
ウェブログ
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おミゴトです (ハティ)
2006-02-22 23:42:34
コレ夫・・・さん。

今日は、ちょーロングドキュメンタリーブログなのね!

それに、燃えるインタビュワーだわ!

すごい!

その熱い語りに、思わず「庭」から飛び出して来ました!

ジェニグレ・ワールドって、なんか、フシギですよね~。

インタビューを読むと、

その楽曲が生み出される背景が、よくわかりました!

それと、「クリスチャンであること」にあえて触れたお話が

興味深かったです。

実は、「え?もしかして怪しい人たち!?」って

チョット、思ってましたから・・・。(笑)

コレ夫さんって、シンセサイザーをかじったことあるの?

オイシかった?
はじめまして。 (JM)
2006-02-23 01:59:33
ハティさん

コメントありがとうございます。

とっても励まされました!

今回のインタビューは100%

コレ夫くんの編集のおかげです。

実際は、もっとダラダラ話してましたから。

ブログを見て、びっくりでした。



ようこそ! (浦 コレ夫)
2006-02-23 02:16:25
ハティさん、JMさん



ようこそ!そして、コメントありがとうございます!



ちょっとブログに乗せるには

長すぎるかなとも思ったのですが、

ジェニグレというユニットのことを

みなさんに知ってもらいたいと思って、

載せちゃいました。



どうか時間のあるときにでも、

興味のある方はじっくり読んでいただけたらと

思います。





シンセサイザー、お腹がすいていたもので

ついついがぶりんちょ



って、そんなやつおらへんやろ~

(どうか大木こだま風に読んでやってください) 

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