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星を継ぐもの

2012-09-30 | 漫画・小説・本

星を継ぐもの

ジェイムズ・パトリック・ホーガン著 読了。

星野之宣の漫画が秀逸なので、原作にも期待大。

著者がこの一作でSFの巨匠になったほどの傑作だってさ。

なるほど!面白い。

 

ちょい内容紹介:ネタバレ有。

 

月で発見された死体が5万年前に死亡したもの。

(漫画では、チャーリーという名前の由来があったけど、小説には無かったような)

持ち物から解読された人類の起源に係る壮大な歴史。

 

一方、木星の衛星ガニメデで発見された宇宙船には、

2500万年前に地球に棲息していた生物が多数。

通路で倒れていた類人猿がキーワードに。

 

火星と木星の間にミネルヴァ(仮称)という惑星が存在した。

月で発見されたルナリアンのチャーリーが、

ミネルヴァを仰ぎ見る風景。

ハント博士が謎を解明していく過程が、

まるで推理小説や時代小説に出てくる探偵ぽい。

禿頭で、細身のダンチェッカーより、

やっぱヒゲ部ハント博士の方が好き。

 

日本語訳で、

同じ人物が延々と話すときに、

行の頭に「=かぎかっこ が付いているのに、

」=かぎかっことじ が無い場合が多々出てくる。

最初は気になっていたのだけど、

間合いというか、ブレスマークのようなものだとすれば、

まぁ、これもアリかなと。

 

この本で星野版「星を継ぐもの」の1~3巻に相当。

4巻まだ購入してないので、近日中に本屋行かねば。

次の続編では、ガニメアンが登場。

どう展開していくのかが楽しみ。

 

小惑星群・アステロイド・種の起源

なんてテーマが出てくると、

萩尾さんや竹宮さんの昔の漫画を思い出す。

「ユニコーンの夢」「アンドロメダ・ストーリーズ」は

凄いSFだったんだなぁと、しみじみ。

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