コナンと焔の短剣

コナンと焔の短剣/ロバート・E・ハワード著
読了。

焔の短剣はもともと「三つ刃の剣の呪い」として、
アイルランド人のフランシス・X・ゴードンを主人公に書かれたものを、
別人の筆が入って仕上げられたもの。
途中多少の違和感はあるものの、コナンの魅力が満載。

黒い涙
ザムボウラの影
鋼鉄の悪魔
焔の短剣

砂漠に置き去りにされたコナンが目覚めると、
呪われた都アクラトにいた。
第三の目を持つゴルゴンは人間を石に変えてしまう。
コナンは黄金の仮面の第三の目を真っ二つに切り裂き倒す。

アラム・バクシュの宿に泊まると、
人食い種族にさらわれてしまうのに、
わざわざその宿に泊まるコナン。
なんて無謀なんでしょ。
おまけに踊り子だと思っていた人物が太守に連れ添うナフェルタリ。
エジプトの美女ネフェルタリから名前をつけたのかな。

鋼鉄の悪魔に出てくる都市は、
ハイボリア期より遥か昔の時代のもの。
コナンはタイムトラベルしたような感じ。
こんな設定はスターゲイトに良く出てきていたね。

焔の短剣では、強敵に苦しめられるコナン。
塔の攻防戦でほとんどヤバい状態に。
地下にうごめく謎の怪物食屍鬼は凄かった。
今回も美女を最後にゲットしている。

さて、コナンシリーズはまだまだ続きがあるのだけど、
うちの本棚には４巻までしかないのが残念。
いつかまた機会があったら先を読んでみたい。

やっぱりコナンはグレートだった。