(新版)お魚と山と琵琶湖オオナマズの日々

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(必読)「思想犯」にされた日々 95歳と96歳 治安維持法を語る/北海道旭川市の菱谷良一さん

2017年09月13日 14時57分18秒 | 政治的なこといろいろ
「思想犯」にされた日々 95歳と96歳 治安維持法を語る https://news.yahoo.co.jp/feature/741

何気ない日常を描いた1枚の絵。それをもとに「思想犯」と決めつけられ、突然逮捕されたら? 「その思想は許されない」という理由だけで身体の自由をも奪われたら? 自由をおう歌する今の日本では考えられないようなことが、戦時下の日本では度々「事件」とされた。事件を生んだのは、治安維持法と特別高等警察(特高警察)だ。そうした事件の当事者は年を重ね、次々と他界している。数少なくなった当事者の声を聞くため、北海道に向かった。(Yahoo!ニュース 特集編集部)

「ある朝、突然、特高警察が…」

北海道旭川市の菱谷良一さん(95)は、自宅にアトリエを構えている。とても元気で、体の動きも会話も90歳を超えたとは思えない。若い時に始めた絵が生きがいで、今も友人たちとスケッチ旅行に出る。1、2年前までは絵の具を持って外国にも出掛けていたという。

その菱谷さんには、言い尽くせぬ体験がある。1941年9月。教員を養成する北海道旭川師範学校(現・北海道教育大学旭川校)に在学し、美術部員だった菱谷さんのもとに特高警察がやって来た。
「9月20日、まだ寝ている時、寄宿舎に特高(警察)が来て、逮捕状見せて。『逮捕状なんか知らん』って言ったら、『熊田先生を知ってるか、知ってるならついて来い』と。そのまま引っ張られて」

「すぐ帰れると思ったんだ。悪いことしてないし。熊田先生が(特高に)引っ張られているのは知っていたから、その証人かなんかで、(自分に)意見を聞くんかな、って軽い気持ちで行った。そしたら、びーんって留置所に入って」
“熊田先生”とは、美術部の顧問でもあった同校美術教員の故・熊田満佐吾さんのことで、この半年前、治安維持法違反容疑で逮捕されていた。
北の学校で当時、いったい何が起きていたのだろうか。ここでその動画(約9分)を見てもらいたい。

(ここに動画が入っています)

たった1枚の絵で「思想犯」に

熊田さんは当時、美術教員として「生活図画教育」を進めていた。単に美しい絵を描くのではなく、生活のありのままを絵に写し取り、より良い生き方を考える。生徒の自主性を重んじ、学生一人ひとりの個性を大切にする。そうした教育だったという。
そんな教育者がなぜ逮捕されたのだろうか。


こぴーはここまで。続きは上記URLに入ってお読みください。
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