(新版)お魚と山と琵琶湖オオナマズの日々

補聴器を通じて聞こえる音は、残念ながら、世界のすべての音ではない。障害があると、残念ながら「世界が狭くなる」のが現実だ。

不破氏インタビュー要旨・・・jiji.com

2018年03月24日 21時19分11秒 | 政治的なこといろいろ
不破氏インタビュー要旨 https://www.jiji.com/jc/article?k=2018032400533&g

共産党の不破哲三前議長のインタビュー要旨は次の通り。
 -天皇制について。
 憲法上の一制度だ。私たちは党綱領で憲法の全条項を守ると明記している。そういう態度で臨んでいる。
 -象徴天皇制への評価は。
 昭和天皇と現在の天皇と在り方が違う。憲法4条は「天皇は国政に関する権能を有しない」と書いてあるが、昭和天皇の時代には、ほとんど守られなかった。例えば1947年9月、天皇が連合国軍総司令部(GHQ)に対し、米国が沖縄および他の琉球諸島の軍事占領を継続することを希望しているという「沖縄メッセージ」を発信した。憲法4条なんか問題にしない態度だった。
 ところが現天皇はその点はちゃんと心得ていて、4条はきちんと守るという態度に終始している。現憲法にふさわしい行動を取ったのは現天皇からだ。
 -共産党は2004年の綱領改定で天皇制を当面容認した。
 先輩たちは戦前の絶対主義的専制体制の下で活動し、散々(弾圧に)遭っているから、民主主義政体をつくるためには、そういうもの(天皇制)を残さないことが一番大事だと考えて行動した。61年に最初の綱領をつくったときは君主制廃止を掲げた。04年党大会で綱領を変えるときに天皇の行動と憲法の条項を研究し、今の天皇制は君主制ではないと結論を出した。国政上の権能を持たない君主はいないからだ。
 -綱領は天皇制を「存廃は、国民の総意によって解決される」と明記している。
 民主主義の一番いい形は共和制だ。天皇制が永久不変だと思っていない。国民が選択する時期が来たときには国民の総意で解決するだろうという未来予想だ。共産党から提案し、宣伝して廃止しようという意味ではない。
 -天皇退位に賛成したが、党内で相当議論があったのか。
 格別にない。
 -新天皇即位は来年5月1日だ。
 わざわざ世界の勤労者の連帯の日(メーデー)をなぜ選んだのか分からない。決めた人に理由を聞いてみたい。
 -新天皇即位の儀式をどう考えるか。
 一番の大問題だ。剣璽(じ)等承継の儀、即位後朝見の儀、即位礼正殿の儀とそれに連動する大嘗祭の儀式は全て国家神道の行事だ。政教分離の原則に反する。国民主権でも全くない。神から統治権を与えられた神の子が日本国民を統治する権利を先代から受け継いだ、それを国民に告知するという儀式だ。国民主権と政教分離の原理にかなった新しい方式を編み出すべきだ。
 -女性・女系天皇への見解は。
 今の天皇制は新憲法下の新しい制度だ。歴史に拘泥する必要はない。男女同権の原則が入らないのはおかしい。宮中三殿の賢所で祭られている天照大神は女性だ。男系という旧習にとらわれる必要はない。(女系も)あり得る。


こぴーはここまで。続きは上記URLに入ってお読みください。
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