中南米といえば、ひと昔は「アメリカの属国」みたいなもんで、アメリカに収奪されて、各国民は悲惨な生活を強いられていたものです。
そういう中から、本当の独立を目指す戦いが発展し、アメリカの影響を断ち切れるようになってきたわけです。
中南米国民の戦いに敬意を表し、あらたな組織の立ち上げを祝いたいと思います。
下記は、時事通信の記事です。
新たな地域機構設立で合意=中南米、米国離れ鮮明に
【サンパウロ時事】メキシコ東部プラヤデルカルメンで開かれた中南米・カリブ地域32カ国の首脳らによる会議は23日、米国とカナダを除いた新たな地域機構の設立で合意し、閉幕した。名前や組織体制は来年以降の会議で決定する。
同会議は2008年に続き2度目。今会議でも域内の繁栄には政治・経済の統合が不可欠として、地域協力と統合を深化させ、国際舞台での発言力拡大を目指す方針を確認した。主催したメキシコのカルデロン大統領によれば、新機構は人権や民主主義を重んじる共同体を目指すという。
米州全域を包含する地域機構には、1951年発足で、米国やキューバなど35カ国加盟の米州機構(OAS)がある。だが、昨年6月に中米ホンジュラスで起きたクーデターでは、加盟国内の意見の相違もあって結果的に事態解決を主導できず、OASの対処能力の限界が露呈。さらに、左派政権台頭で米国の求心力が低下する中、中南米では対米依存から脱却するための新しい枠組みを求める声も強まっていた。
下記は、赤旗一面写真です。
そういう中から、本当の独立を目指す戦いが発展し、アメリカの影響を断ち切れるようになってきたわけです。
中南米国民の戦いに敬意を表し、あらたな組織の立ち上げを祝いたいと思います。
下記は、時事通信の記事です。
新たな地域機構設立で合意=中南米、米国離れ鮮明に
【サンパウロ時事】メキシコ東部プラヤデルカルメンで開かれた中南米・カリブ地域32カ国の首脳らによる会議は23日、米国とカナダを除いた新たな地域機構の設立で合意し、閉幕した。名前や組織体制は来年以降の会議で決定する。
同会議は2008年に続き2度目。今会議でも域内の繁栄には政治・経済の統合が不可欠として、地域協力と統合を深化させ、国際舞台での発言力拡大を目指す方針を確認した。主催したメキシコのカルデロン大統領によれば、新機構は人権や民主主義を重んじる共同体を目指すという。
米州全域を包含する地域機構には、1951年発足で、米国やキューバなど35カ国加盟の米州機構(OAS)がある。だが、昨年6月に中米ホンジュラスで起きたクーデターでは、加盟国内の意見の相違もあって結果的に事態解決を主導できず、OASの対処能力の限界が露呈。さらに、左派政権台頭で米国の求心力が低下する中、中南米では対米依存から脱却するための新しい枠組みを求める声も強まっていた。
下記は、赤旗一面写真です。