昨日と本日、いくつかのギャラリーで素敵な展示を観たので、会期の短いものから書きまする。
本日は、巷房・階段下(地下)「灯源郷 田村雅紀作品展」を観たのでございます。
http://gallerykobo.web.fc2.com/
(写真撮影は許可を得ておりまする)
田村雅紀の作品を観るのは初めてなのじゃ。
レトロな奥野ビルの地下、秘密基地の如き薄暗い小部屋に浮かび上がる灯り作品とオブジェ。
どれもたいそう好みで、テンション上がりまくりでございます。
が、わたくしのコンデジのオートで撮った写真は、ほぼ失敗じゃった(涙)
特にツボな細部のアップが全く撮れませんでしたゆえ、何とか全体が写っておるのを載せまする。
灯り作品は、細密で不思議な世界を灯りと組み合わせておるのが魅力的。
《望郷の彼方に》
螺旋の内側の小さな世界、辿ってみたいのぅ。
《りんごの泉》
この写真では分からぬが、何重も重なったアーチの壁の奥(中心)に、極小リンゴが鎮座ましましておるのじゃ。
《星の約束》
つやつやしたドームは不思議な鳥の卵のよう。素敵な螺旋階段の下には小さな花。
小さな貝殻を使ったオブジェも色々ございます。
《ネプチューンの司祭》
カタツムリの殻の上に極小の貝殻。裏側には不思議な“何か”が潜んでおるぞよ。
《貝殻理想宮》
白い砂の上の小さな宮殿は、本来は100点並ぶのだそうな。
ひとつひとつ全く異なる宮殿、小さな階段を上って入ってみたい。
観るのに夢中で、1番お気に入りだった宮殿の写真を撮り忘れてしもうた(涙)
作品名をお伺いしそびれましたが、宙に浮かぶこちらも魅力的。
在廊なさっていた作家ご本人のお話もたいそう興味深く、楽しゅうござりました。
会期は明日、9月21日まで。
ご興味ある方は、ぜひご自身の目で小さな世界を覗いてらっしゃいまし。