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ウェネトさまの館

ようこそいらっしゃいました。
ビスうさ・ウェネトと申します。
どうぞごゆるりとおくつろぎ下さいまし。

那波多目功一の世界(郷さくら美術館)

2025年01月04日 20時20分20秒 | 展覧会・美術関連

あけましておめでとうござりまする!
今年も何卒よろしくお願いいたしまする~!

2005年最初の展覧会ブログは、郷さくら美術館「那波多目功一の世界 花と生命へのまなざし」でございます。
https://www.satosakura.jp/?page_id=8922
(写真撮影可)

那波多目功一の日本画は、美しさと独特な寂寥感が好きなのじゃ。
本展は約75年の画業を振り返る回顧展で、約30点が展示されておりまする。

各フロアの展示風景と作品を数点ずつ、出品リスト順に載せるぞよ。
本展のメインビジュアルなど、映り込みが酷過ぎて載せられぬ作品もけっこうあるがの(涙)

【1階A】

《昇陽(ディアナ神殿)》2006
ギリシャではなくポルトガルの神殿じゃよ。

《月輪》1990年

《惜春》2007年


 
【1階B】
この空間は、動物モチーフ(特に鳥)の作品が多くて嬉しいのぅ。

《翔》1973年

《はぐくみ》1973年
クマタカ親子のアップも載せまする。

《白陽》1976年
右下の横向きの鳥は、わたくしの故郷、古代エジプトの壁画からヒントを得たそうな。

《想ひ》1977年
クリムトの世界に惹かれていた頃の作品。


 
日本画の画材コーナー
アズライトとマラカイトは、お供のEがよく着けている指輪の原石じゃ。


 
【3階】
写生に基づいて描かれた風景や花々。特に牡丹の作品が好きなのでございます。

《待春》2009年
この写真では色も不鮮明じゃが、実物はたいそう美しいのじゃ。

《廃園》1983年

《明けゆく(アッシジ)》2001年


 
観応えある回顧展、作品も空間もひとり占めで、静かに観られて良うござりました。
写真撮影は失敗したが、デッサンも5点あったぞよ。
会期は2月24日まで。

【2階】同時開催「桜百景 vol.38」
8名の作家の桜の日本画、11点の展示。
特別展に合わせ、那波多目功一の作品も3点ございます。

4点をリスト順に。
★山田雄貴《紅しだれ》2018

★那波多目功一《春に憩う》2014年
クジャクのお顔アップも。

★齋藤満栄《春の宵》2015年

★後藤まどか《みちる》2023年

こちらの会期も2月24日まで。

前回ここに来たのは昨年9月じゃったが、今回驚いたのは、3階の奥に「さくら之間」なる休憩スペースが出現していた事じゃ。

セルフカフェで買ったコーヒーなどを椅子に座って飲めたり、

本や雑誌も読めたり、

タブレットで収蔵作品を観たりもできまする。

中川脩の日本画も5点展示。

鳥の2点をば。
《尉鶲(じょうびたき)》

《小鳥の森》

お気に入りの美術館が、ますます居心地良くなって嬉しいのでありました。

さて美術館の前に、プリンセスタルトに初潜入でございます。

高架下の向こう側へは殆ど行かぬゆえ、目黒川沿いにかようなお店ができている事に全く気づかず、お友達のアッシュさんに教えて貰って初めて知ったのじゃ。

人気店との事で開店前に行ったらば、アッという間に行列になったが、1巡目で入れたぞよ。

テーブル5つで10席ほどしかなく、先にお席を確保してからケースの中のタルトを選ぶのじゃ。

美味しそうなタルトが14種類!これは迷うぞよ~。

1巡目の他の方々も皆、ケースの前で迷うておる。
しかも紅茶の種類も色々あって、更に迷う~。

「柿とバニラ」「ル・レクチェとキャラメル」「2種の葡萄とタイム」「栗と白餡のタルト」で迷いに迷い・・・

1番甘そげで酸味がなさそげな「栗と白餡のタルト」と、ロイヤルミルクティーをお願いいたしまする~!

栗を練り込んだダマンド、生クリームに白餡とカスタード、上にはココアとピスタチオも散らしてあって美味しいぞよ~。え~い、全種類持ってまいれ~(こらこら)

ロイヤルミルクティーも、大きなカップにたっぷりで嬉しゅうござります。
美味しいのじゃが、最初からお砂糖が入れてあるのがちと残念。
わたくしは超甘党なれど、コーヒー紅茶にお砂糖は入れぬのじゃ。

今度行ったら「お砂糖抜きで」とお願いしてみるか、他の紅茶を飲んでみようかの。
ちなみに紅茶はポットサービスじゃった。