昨日は、画廊珈琲ザロフ「THE GHOST CHURCH」を観たのでございます。
http://www.house-of-zaroff.com/ja/gallery_2nd/20210214/index.html
幽霊展シリーズの第6回目で、ゴーストチャーチをテーマに7名の作家の作品が展示されておるのじゃ。
各作家のお気に入りや気になった作品を1点ずつ、作家名50音順で。
★浅野信二
《Atlas》紙/インク,水彩,他 230x170mm 2021年
非常に心惹かれた風景。画面も柔らかに発光しておるようじゃ。
★飴屋晶貴
《A Rebours(さかしま)》鉛筆+画用紙 135×90mm 2021年
緻密で幻想的。観ていてじわじわ怖くなるような。
★石橋J
《THE GHOST CHURCH Ⅰ(カタコンベの聖者)》油彩・テンペラ・アルキド樹脂絵具・箔 200×300mm 2021年
2点とも今まで観た事ある石橋作品とは雰囲気違ってびっくり。こちらにはネウマ譜も描かれておりまする。
★坂上アキ子
《ガラシャ》鉛筆・水彩画紙 225×160mm 2020年
3点とも美しゅうござりますが、特にこちらがお気に入り。
★Toru Nogawa
《The Secret Garden》マーメイド紙・透明水彩 21×18㎝ 2020年
4点の出品で、こちらの作品はDMにも使われておりまする。
★日香里
《窓》105×150mm 鉛筆、水彩、アルシュ紙 2021年
2点とも繊細でお気に入りじゃが、特にこちらに惹かれたぞよ。額装も素敵。
★松島智里
《invitation to freedom. Death is the supreme festival on the road to freedom.》コラージュ 2021年
教会に少女の顔や髑髏や不思議な生き物などなど。隅々までじっくり観たのじゃった。
松島智里は、本展のオリジナルブレンドティーと、石鹸(アトリエJalan Jalan製作)も販売。
石鹸は、アブサンの原料になるニガヨモギを使っておるそうな。
ザロフならではの展示、楽しんだのでございます。
1階の喫茶で美味しいココアも飲むつもりが、時間切れで叶わず残念でありました。
会期は2月23日まで。
★おまけ話:其の壱
近頃ハマっている駄菓子チックな黒蜜きなこ棒、ボリボリボリボリきりなく食べてしまうのじゃが、黒糖やきなこだからヘルシーなはず・・・たぶん・・・
★おまけ話:其の弐
怖いと聞いて気になっておった五十嵐貴久の『リカ』を読んだのじゃ。
救いのなさ過ぎるラストがめちゃめちゃ怖い~。
続編もある事を今朝知ったゆえ、読まねば。ガクガクブルブル