昨日は、シャネル・ネクサス・ホール「ヤコポ バボーニ スキリンジ展 Bodyscore – the soul signature」を観たのでございます。
https://chanelnexushall.jp/program/2020/jbs2020/
(写真撮影は許可を得ておりまする)
作曲家でもあるヤコポ バボーニ スキリンジの、日本初個展となる写真展。
スキリンジは、2007年から人体に楽譜を書き始め、これが新たな作曲法に変わっていったそうな。
本展は、モノクロームの写真作品約30点が展示され、人体に書かれた楽譜の曲が流れるのじゃ。
スタッフにお伺いしたところ、その音楽はシャネルの香水《 N°5》をイメージして作曲されたそうな。
シャネルの展覧会は、空間デザインも毎回素敵なのでございます。
今回は、鏡が効果的に使われた迷路の如き薄暗い空間に、写真が浮かび上がっておるぞよ。
展示作品から10点を順不同で載せますぞ。
《Maarjan Pârn - caucasian face(N.5)》
《Maarjan Pârn - violin shape(N.5)》
《Nicolas Ginetti - violin 1 part(N.5)》
《Kaori Asahiro - violin 2 part(N.5)》
《Mariya Alto - cello part(N.5)》
《Elsa Revcolevschi - lying body(N.5)》
《Mehdi Moussaoui - angel(Disparition)》
《Ricardo Barrett - Atlas (Aura-Phoenix)》
《Emilie Fleury - close up hands(Igitur)》
《Kaori Asahiro - eyes(N.5)》
作品も空間も美しく、ツボな個展でありました。
会期は2月16日まで。もちろん入場無料。
昨日の昼間は独り占め状態で堪能できましたゆえ、ご興味ある方はお早めにの。
この後に観た別の展覧会の話は、また後日書きまする。