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ウェネトさまの館

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「ヤコポ バボーニ スキリンジ展」(シャネルネクサスホール)

2020年01月18日 18時41分57秒 | 展覧会・美術関連

昨日は、シャネル・ネクサス・ホール「ヤコポ バボーニ スキリンジ展 Bodyscore – the soul signature」を観たのでございます。
https://chanelnexushall.jp/program/2020/jbs2020/
(写真撮影は許可を得ておりまする)

作曲家でもあるヤコポ バボーニ スキリンジの、日本初個展となる写真展。
スキリンジは、2007年から人体に楽譜を書き始め、これが新たな作曲法に変わっていったそうな。

本展は、モノクロームの写真作品約30点が展示され、人体に書かれた楽譜の曲が流れるのじゃ。
スタッフにお伺いしたところ、その音楽はシャネルの香水《 N°5》をイメージして作曲されたそうな。

シャネルの展覧会は、空間デザインも毎回素敵なのでございます。
今回は、鏡が効果的に使われた迷路の如き薄暗い空間に、写真が浮かび上がっておるぞよ。


 

展示作品から10点を順不同で載せますぞ。

《Maarjan Pârn - caucasian face(N.5)》


 

《Maarjan Pârn - violin shape(N.5)》


 

《Nicolas Ginetti - violin 1 part(N.5)》


 

《Kaori Asahiro - violin 2 part(N.5)》


 

《Mariya Alto - cello part(N.5)》


 

《Elsa Revcolevschi - lying body(N.5)》


 

《Mehdi Moussaoui - angel(Disparition)》


 

《Ricardo Barrett - Atlas (Aura-Phoenix)》


 

《Emilie Fleury - close up hands(Igitur)》


 

《Kaori Asahiro - eyes(N.5)》


 

作品も空間も美しく、ツボな個展でありました。
会期は2月16日まで。もちろん入場無料。
昨日の昼間は独り占め状態で堪能できましたゆえ、ご興味ある方はお早めにの。

この後に観た別の展覧会の話は、また後日書きまする。