ちと日が経ってしもうたが、練馬区立美術館「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」を観たのでございます。
https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=201906011559352588
(展示室以外は写真撮影可)
昨年8月に八王子市夢美術館で観た「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」は、“2018年 ウェネト的ツボな展覧会:美術館・博物館 編”のベスト10にも入れたほどツボだったのじゃ。
その展覧会が、練馬区立美術館に巡回したとあっては観に行かねばなるまいて。
原画また観たかったし、会場が違うと展覧会の雰囲気が異なるのも楽しいからのぅ。
ゴーリーの原画は、ほぼ全て印刷する本と同じサイズで描かれており、小さな画面に細~いペン先で緻密細密に描かれておるのがツボなのじゃ。(ゴーリーが愛用していたハントのペン先やヒギンズのインクの展示もあり)
奇妙な生き物たちや、壁紙や絨毯の模様や家具や、人々のファッション(特にアール・デコなドレス)などもツボでして、原画をはじめ資料や書籍など約350点、再び観る事ができてたいそう嬉しゅうござります。
展覧会の内容については、昨年の八王子市夢美術館の時のブログ↓をご覧くだされ。
https://blog.goo.ne.jp/unut/e/a76eb4aff304d9cbc0a76090da8eb1b4
なので今回は、展示室の外で撮った、ゴーリー作品を元にしたパネルなどのお写真を載せまする。
今回のフライヤーは、ブルーの地全体に、《不幸な子供》に描かれた壁紙の模様が浮かび上がって美しく、チケットも素敵。
2階ホールで、うろんさん(《うろんな客》に出てくる奇妙な生き物)がお出迎え。
うろんさ~ん!お久しぶり~。
2階の展示会場入口。
ゴーリーの愛した猫がいる表示。
3階の展示室前にもうろんさん。これ、待ちなされ~。
ちびっ子が廊下におった。
ゴーリーのお写真。
ゴーリー殿、お久しゅうござります。
そしてまたもうろんさんに追い出されるわたくし。
3階に設けられた特設ショップも充実しており、八王子の時にはなかったうろんさんの絵はがきや、小物など購入。
うろんさんのぬいぐるみはやはりなかったが、ぜひ作って欲しいものよのぅ。
デジカメ用に購入したポーチも可愛かろ?
お庭のクマは見慣れておったが、ゴーリーの作品に描かれていたクマだったのやも知れぬ。
会期は11月24日まで。お勧めでござりますゆえ、ご興味ある方はぜひ。
単眼鏡か虫メガネをご持参なさるとなおよろし。
ゴーリーの本を読めるコーナーもありますゆえ、いらっしゃる方はお時間に余裕を持っての。
さて話は変わりまして、10月12日は小野不由美「十二国記」18年ぶりのシリーズ新作「白銀の墟 玄の月」の発売日だったのでございます。
待ちに待った新作をお迎えする前に、ホワイトハート版と新潮文庫版を全部読み直して準備万端。
ところが発売日当日に大型台風直撃とは、蝕に相違ない。
もちろん書店も休業になったゆえ、翌日お迎えに行ったのじゃ。
表紙の泰麒、たいそうお気に入り。
山田章博の原画展も、またやって下さらぬかのぅ。
で、2冊一気に読んだのじゃが・・・
う~~~む・・・・・・
来月発売される続きを読むまで、蛇の生殺し状態じゃ~!