前回の日記の続きでございます。
この日の午前中は、Bunkamuraで2つの展覧会を観ましたのじゃ。
まずは、Bunkamuraギャラリー「少女礼讃-少女たちが奏でる共通認識-」
https://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/210609girl.html
(写真撮影は許可を得ておりまする。1点のみの撮影は不可。2点以上写っておればOKとの事)
40名近い作家の平面・立体作品、大好きな作家も多く、楽しみだったのじゃ。
参加作家は以下の通り。
【平面】
味戸ケイコ、東逸子、イヂチアキコ、今井キラ、金子國義、北見隆、黒木こずゑ、桑原聖美、澁谷瑠璃、新宅和音、壺也、トレヴァー・ブラウン、中村キク、成田朱希、西塚em、丹羽起史、長谷川友美、深瀬優子、町野好昭、松浦シオリ、松島智里、丸尾末広、三谷拓也、山城えりか、山本タカト
【立体】
愛実、奥田拓郎、菊池ともゆき、高齊りゅう、櫻井紅子、桜文鳥、清水真理、土井典、衣、日隈愛香、ホシノリコ、森馨
会場はこんな感じ。
お気に入り作品多数なれど、13名だけ作家名50音順で。(並んでいる作品は左から書いたぞよ。)
遠目の写真ゆえ分かり辛うござりますが、雰囲気だけでも。
★東逸子
《繭-Cocon》2020年 水彩・アクリルリキッド・水彩ペンシル・パステル・枯れ蔦 他
《緋棘(ひきょく)の頃》2021 水彩・アクリルリキッド・水彩ペンシル・パステル 他
★金子國義(右の作品)
《赤頭巾に扮するアリス》1977年 ドローイング
★北見隆
《夜の赤ずきん》2020年 アクリル絵具、板
《小さな赤ずきんの本》2020年 アクリル絵具、板
《壊れた木馬》2021年 アクリル絵具、キャンバス
★黒木こずゑ
《巡る》《廻る》共に 2021年 鉛筆・透明水彩 その他
★桑原聖美
《乙女の聖顔布》2021年 美濃和紙、日本画
《Ma ligne de chance わたしの運命線》2021年 絹本彩色、日本画
★櫻井紅子《聖少女》2021年 石塑粘土・人毛
★長谷川友美《少女のための舞台装置》2021年 油彩・キャンバス
長谷川作品はこの写真では小さすぎてよう分かりませぬが、美しい目の少女が印象的じゃった。
★清水真理
《Émilienne》2021年 石塑粘土・アクリル・シルク
もう1点、横たわった眠り目ドールも、どちらも美しゅうござりました。
★衣
《秘匿》2021年 石塑粘土・本絹・胡粉・油彩・パステル・アクリル その他
★深瀬優子
《鳥使いのピピ》2021年 油彩・アルキド樹脂・板
《toko toko》2021年 油彩・アルキド樹脂・キャンバス
写真が不鮮明じゃが、《toko toko》少女も猫も逃げるサクランボもたいそう可愛く、お持ち帰りしたくてジタバタ。
★ホシノリコ
《夏支度》2020年 石塑粘土・胡粉・油彩・人毛・グラスアイ
美しく魅力的なお顔をアップで撮りたかったぞよ~。
★松島智里
《愛されない者の歌》《神秘的な錯乱と解体》共に 2020年 コラージュ
★森馨
《リトルナース》2020年 石塑粘土、胡粉、硝子、アクリル毛 その他
《薔薇紗姫》2021年 石塑粘土、胡粉、硝子、人毛 その他
どちらも椅子は、菊池拓史の作品。
たいそう観応えあり、じっくり観て回ったのでございます。
会期は6月20日まで。ご興味ある方はぜひ。
そしてそのお隣、Box Gallery「三浦悦子 展 Trajectory (あしあと)」
https://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/box_210609miura.html
(写真撮影は許可を得ておりまする)
1998年から現在まで、新・旧作の展示でございます。
会場はこんな感じ。
7点を制作年順に。
《母鹿》1998年
《ハナヨメⅢ》2010年
《化鳥》2010年
《蜃気楼のはざま》2017年 本展のDMにも使われている作品。
《ウサギとちくちく》2018年
《化鳥Ⅱ》2019年
《日出処の田園都市》2021年
こちらも観応えござりました。
会期は6月20日まで。