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ウェネトさまの館

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「佐々木誠 展」(アートスペース水音)&「三岸節子 展」(武蔵野市吉祥寺美術館)

2015年11月28日 00時09分13秒 | 展覧会・美術関連

吉祥寺で2つの展覧会を観たのでございます。
井の頭公園を抜けて、


アートスペース水音「つきさかき 佐々木誠 木彫展」へ。
http://ameblo.jp/mizunooto888/entry-12078575946.html
(撮影は許可を得ておりまする)

今回初めて行く水音は、住宅街の地下にある綺麗なギャラリーでございます。


佐々木誠の作品は、これまで銀座の奥野ビルのギャラリーでの個展や松濤美術館「スサノヲの到来」で観て、凄いのぅ~と唸りましたのじゃ。
今回も魂が入っておるような作品が。一部ご紹介。


迫力の《蛇王》


和紙に描かれた作品は全て、8Bの鉛筆で描いておるそうな。
こちら《湯津爪櫛》は、スサノヲによって櫛に姿を変えられたクシナダヒメ。


祠も色々。蜘蛛の祠がお気に入り。


在廊されていたご本人に初めてお目にかかり、お話をお伺いする事ができて嬉しゅうございました。
会期は11月29日まででございます。

その後は、吉祥寺美術館「三岸節子展 私は燃えつづける」へ。
http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/exhibitioninfo/index.html


生誕110年記念の本展は、節子が美術学校を卒業した翌年の20歳の作品から絶筆までの油彩や素描約70点と、装幀本や表紙絵の原画、使っていた画材(絵具がもりもり盛り上がったパレット凄い)なども展示されております。

構成は4章に分けられ、作風の変化もはっきりわかり、作品に添えられたご本人やご家族の言葉も興味深うございます。

節子は94歳で亡くなる直前まで描き続け、納棺の時まだ手の指に絵具がついていたそうな。

観応えある展覧会でございました。会期は12月27日まで。

萩原英雄記念室「木っ端の宇宙」と浜口陽三記念室「静と動の対比」は2月28日まで。

久々にレモンドロップでクレミアソフト頼んだら、「ご試食どうぞ」と焼菓子も1つ下さりました。
ありがとうござりまする。
わたくしには1箱下さってもよろしくってよ~(ばきっ)


国立の「蔵書票の世界」展も観とうございましたが、残念ながら時間切れ。
会期中に行けるじゃろうか・・・

帰宅して、ゆづがGPシリーズNHK杯のSPで世界歴代最高得点を更新したと知り、動画を見て狂喜乱舞。
今から各国解説動画も探して見てみねば。
FSも楽しみじゃ~!