前回の日記の続きでございます。
ギャラリー巡りの最後に、MIKIMOTO 銀座4丁目本店 7階 ミキモトホール「Mikimoto High Jewellery Collection 2018 “Jeux de Rubans”(ジュ ドゥ リュバン)」を観ましたのじゃ。
https://www.mikimoto.com/jp/news/highjewellerycollection2018.htm
(会場内写真撮影可)
8月に観た「Feel the Pearl 感じるパール展」が素敵で、今回も楽しみだったのじゃ。
まずは最初の空間、8月の時とは全く異なる明るいお部屋の壁面とテーブルに、“リボン”モチーフの美しいハイジュエリーがずら~り。
テーブルには、テーマの“リボン”に合わせ、本物のリボンで作られたロブスターやお花もございます。
お皿に見立てたケースそれぞれに、ジュエリーが入っておるのじゃ。
3段トレイにも。
驚愕したのがこちらの肖像画。
ただの綺麗なお姉さんの絵かと思いきや、ポーズも衣装もジュエリーも刻々と変化して、ハリー・ポッターのホグワーツ城のようじゃ。
展示されているジュエリーが、肖像画に次々と現れるのでございます。
例えばこちらのお姉さんが今つけている付け襟の如きネックレスは、
こちらじゃ。アコヤ真珠のグラデーションと、柔らかく波打つ細工が見事よのぅ。
こちらの肖像画は、絵の前に立ってお姉さんを見つめると、何と自分の顔に変わりますのじゃ。
絵の下のパネルのカメラボタンを押すと写真が撮れ、QRコードからダウンロードもできまする。
この絵のネックレスはブローチ兼用で、白蝶真珠、アコヤ真珠、ピンクサファイア、ダイアモンド。
自分の顔の肖像画で、つけた気分を味わえますぞ。
同じモチーフのブローチは、白蝶真珠、タンザナイト、サファイア。
大粒のアクアマリンを使ったネックレス。
ティアラもあるぞよ。
次の空間。リボンのオブジェのような台も楽しいのぅ。
10連のアコヤ真珠ネックレス。ダイアモンドも使われちょる。
白蝶真珠とダイアモンドとサファイアのネックレスは、お値段も堂々の億越え。
アコヤ真珠のグラデーションも綺麗なこちらのネックレスは、エメラルド、アレキサンドライト、サファイア、ガーネット、タンザナイト、ダイアモンドがさりげなく使われておりまする。
右側の翡翠とダイアモンドのリングは、翡翠の色と透明度とツヤが素晴らしく、暫し見入ってしもうた。
《幸福の木》シリーズ。同じデザインでも石が違うと雰囲気も変わりますのぅ。
アコヤ真珠に、様々な宝石と白蝶貝と黒蝶貝を散りばめたクラッチバッグは、10.7㎝×6.3㎝。
この小ささでは何も入らぬ・・・などと考えたお供のEは、根っからの庶民でございます。
かような展覧会では、どれかひとつ頂けるならどれにするか考えながら観るのも楽しいのじゃ。
ミキモトじゃからの、やはりパールのゴージャスネックレスがよいか、それとも・・・
などと散々迷って選んだのが、こちらのダイアモンドのみを使ったネックレス。
シンプルなデザインなれど、それぞれのダイアモンドが恐ろしく美しいのじゃ。
このボケボケ写真では全く伝わらぬのが残念じゃがの。
お値段見たらば・・・におくごせんごひゃくまんえん+税・・・ひょえ~
眼福でございました。
入場無料な上、118ページもある素敵ゴージャス図録も無料で頂けまする。
中身チラ見せ。
会期は10月14日まで。
10月19日からは大坂にも巡回いたします。