昨日は、3つのギャラリーでグループ展を観たのでございます。
会期の短いものから書きますぞ。
まずは、silent music「ノヴァーリス 夢の形象」
https://hoshioto.exblog.jp/33069501/
(写真撮影は許可を得ておりまする)
ノヴァーリス(ドイツ・ロマン主義の詩人・小説家)をテーマに、大好きな作家ばかり6名が参加とあっては、観逃すわけにはいかぬのじゃ。
お恥ずかしい事にわたくし、ノヴァーリスは全く読んだ事ないがの。
会場はこんな感じ。夢のような世界じゃ~!
ギャラリーオーナー・恵子さんから頂いた、DMハガキと手編みのハートも素敵じゃよ。
各作家1~2点ずつ、作家名50音順で載せまする。
わたくしの古いコンデジではどうしても上手く撮れず、繊細な美しさが全く伝わらぬが、雰囲気だけでも。
★浅野信二
《Night Thoughts 夜想》190×280㎜ 紙/水彩 2023.
本展のメインビジュアル。浅野作品はこの1点。
★伊豫田晃一
《青い花》2023 パネルに油彩 227×227㎜
伊豫田作品はこの1点。ノヴァーリスの『青い花』読んでみたくなったぞよ。
★桑原聖美
《すずらん・マリアさまの賛歌》日本画(楮紙・絹本)25.7×18.2㎝
《ゆめと花と Lucid dream》日本画(麻紙・洋紙)F3号
★建石修志
《マチルダ》パネルに油彩・アルキド樹脂絵具 220×273㎜(F3)
《鉱山へ》ボードに鉛筆・アルキド樹脂絵具 220×270㎜
★豊永侑希
《世界女王のうちの女王》
《エロスとファーベル》
★日香里
《ヒヤシンスと薔薇》2023 銀筆、鉛筆、水彩、アルシュ紙 80×130㎜
《変身》2023 銀筆、鉛筆、水彩、アルシュ紙 60×80㎜
会場には『ノヴァーリス童話集』 (1977年)も置かれ、手に取って見る事ができまする。
建石修志の挿絵が素晴らしいゆえ、探して入手したいものじゃ。
ピアノの上には、恵子さんのお孫さん(通称・天使さん)が5分で描いたというノヴァーリスが。
観応えあるグループ展でありました。
どの作品も素晴らしいのは勿論、6名の作品が調和する空間も素晴らしく、じっくり堪能したのじゃった。
恵子さんや、よくギャラリーでばったりお会いするお方や、はじめましてのお方と色々お話できたのも楽しかったしの。
silent musicの可愛い住人と記念撮影じゃ。
会期は9月23日まで。ご興味ある方はぜひ。
今回は夏時間で、開廊時間は15時から20時じゃよ。
その他に観たギャラリーの話は、また後日。
そのギャラリーからsilent musicへ移動する途中、デニーズでササッとキャラメルハニーパンケーキをば。
キャラメルソースとハチミツたっぷりなのがお気に入りで、よく食べておるのじゃ。
帰宅して、フェルナンド・ボテロが91歳でお亡くなりになった事を知ったのでございます。
どうぞ安らかにお眠りくださいまし。
昨年6月にBunkamura ザ・ミュージアムで観た「ボテロ展」のブログを、再度貼っておきまする。
https://blog.goo.ne.jp/unut/e/303dbd608a8ef0dacb342e06a226ba82