ウェネトさまの館

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「TARUHO 稲垣足穂の愛した小宇宙(コスモ)とエロス」(スパンアートギャラリー)など

2017年11月19日 07時14分13秒 | 展覧会・美術関連

昨日は、スパンアートギャラリー「TARUHO 稲垣足穂の愛した小宇宙(コスモ)とエロス」を観たのでございます。
http://www.span-art.co.jp/exhibition/201711taruho.html


 
 
東逸子、有賀真澄、奥脇真澄、川島朗、菊地拓史、黒田武志、桑原弘明、瀬戸照、空山基、建石修志、真咲、中川ユウヰチ、中村宏、鳩山郁子、衣(hatori)、マンタム、森馨、森ヒロコ、山本タカトの19名によるグループ展。
 
好きな作家が多数参加で楽しみにしておったゆえ、初日開廊と同時にまいりましたのじゃ。
(山本タカトの作品のみまだ展示されておりませぬが、初日に間に合わんかったのじゃな)
 
主なお気に入りを、作家名50音順で。
 
東逸子《月葬》
オブジェ2点どちらも好きですが、こちらがよりお気に入り。
 
奥脇真澄《嗤う月》
一部に蛍光塗料が使われ、ブラックライトで照らすとその部分が光って幻想的。
 
川島朗《機械と惑星》
オブジェ4点のうち、頭が機械と惑星の女性のこの作品がツボ。
 
桑原弘明《Scope「TAROUPHO」》
桑原弘明のスコープ、大好きなのでございます。
ご本人が在廊なさっており、写真撮影の許可を頂きました。


 
 
懐中電灯で照らす穴は、上に3つ、底にひとつで、4通りに変化するのじゃ。
ブレブレでなかなか上手く撮れませんでしたが、ワクワクでありました。


 
 
建石修志《水晶物語》
2007年の鉛筆画。他にオブジェや混合技法の作品も素敵でありました。
 
真咲《ジュエル》
真咲のドール作品は品のある美しさで好きでして、《ジュエル》は女の子のような優しいお顔の美男子ドール。
 
中川ユウヰチ《月球儀少年》
心惹かれたコラージュ作品。
 
鳩山郁子
大きな作品(非買)2点と、小さい作品4点、いずれもお気に入り。
小さい作品はサイズ違いのお揃いの額で、デッドストックの藁半紙にペンと透明水彩で描かれております。
今回のような小さな作品、もっとたくさん観たいぞよ~。
 
ほんの一部しか挙げませんでしたが、他にも作品色々ございます。
稲垣足穂と種村季弘の往復書簡や、風騒館蔵の稲垣足穂の手紙なども展示。
 
タルホワールド全開の観応えある展覧会でありました。
会期は11月28日まで。
山本タカトの作品が展示されたら、また観に行かねば。
 
その後は、青木画廊LUFT(3階)「“箱舟の教室派”展Ⅲ Part 2」へ。
http://aokigallery.jp/luft/index.html#a216


 
 
建石修志に学んだ作家たちのグループ展。
「Part 1」は迂闊にも観逃してしもうたのじゃ。
「Part 2」は、蒼木ランプ、浅野勝美、雲母りほ、大国孝正、大栗昭彦、篠塚はるみ、田中千枝、ナカムラサオリ、真木環、松波惇、ミズシマシゲル、村岡暁子、山川本綱の13名が参加。
 
自由に描かれた作品と、共通課題の「肖像」をテーマに、同じサイズで描かれた作品がございます。
会期は11月24日まで。
 
青木画廊(2階)には、金子國義、合田佐和子、スワンべリなどの作品が展示されておりました。
清原啓子の銅版画《久生十蘭に捧ぐ》が展示されていたのには狂喜乱舞。
清原啓子は大好きなのじゃが、12月14日までに八王子夢美術館に観に行けるかが微妙ですからのぅ。
 
スイーツは、お供のEが午後から仕事であまり時間なく、スパンアートギャラリーのすぐ近くの高知県アンテナショップ まるごと高知で、ささっと食べられるソフトクリームをば。
 
バニラと四万十栗のミックスをお願いいたしまする~!


 
 
白一色に見えますが、ミックスなのじゃ。
サッパリとした食感で、ウェネト的にはもっとコッテリでもようござりますが、特にバニラは卵の風味ハンパない。
四万十栗は期間限定で、もうすぐ終わってしまうそうな。
美味しゅうござりました。10人前持ってまいれ~!
 
夜帰宅してGPシリーズ・フランス杯の女子FSライスト観て、今朝は4時50分から男子FSのライストも観て、睡眠時間3時間で完全に寝不足でございます。
昌磨くん、インフルエンザ治りたてで本当に苦しそうだったけど、台乗り&GPファイナル出場決定でよかった~。ホッ
 
そして本日も、行きたい展覧会があるのじゃ。
Eの仕事の合間に、何とか行けるとよいのぅ。