ウェネトさまの館

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「坂上アキ子 鉛筆画展 黒衣の女へ」(Le Petit Parisien)

2017年11月06日 06時05分19秒 | 展覧会・美術関連

昨日は、Le Petit Parisien(ルプチパリジャン)「坂上アキ子 鉛筆画展 黒衣の女へ」を観たのでございます。
http://www.le-petit-parisien.com/
(写真撮影は許可を得ておりまする)


 
 
日曜日はお供のEが仕事で忙しいのじゃが、昨日は仕事の合間に時間があり、初日に行く事ができたのじゃ。
 
坂上アキ子の鉛筆画、緻密細密で幻想的で品があって、何より美しくて大好きなのでございます。 
素敵なDMを見ただけで既にうっとり。


 
 
Le Petit Parisien、名前は知っておりましたが、行くのは初めてでございます。
何とか開廊前に着くも、既に並んでおる方々が(涙)
 
書斎の如き空間に展示された、新旧13点の作品の素晴らしさに大興奮。


 
 
ガラスが反射してしもうたが、特にお気に入り5点をば。
 
DMの作品《黒衣の女へ》


 
 
《柚香》


 
 
《Claudel》


 
 
《Madame B》


 
 
そしてお目当てだった、蔵書票サイズの《The World》
まことに美しく、目が離せませぬ。
このサイズでこういう感じで、シリーズで描いて欲しいぞよ~。


 
 
残念ながらお迎えは叶わず泣き泣きでありましたが、これを印刷した蔵書票が販売されておるのが嬉しいのう。
3枚セットで300円。これならお気に入りの本にも貼れまする。


 
 
作家ご本人は在廊なさっておりませんでしたが、観にいらしていた彫金作家でコレクターでもあるお方に興味深いお話を色々お伺いでき、たいそう楽しゅうござりました。
 
会期は11月19日まで。ご興味ある方はぜひ。
虫眼鏡も置かれておりますゆえ、細部までじっくりご覧なさいまし。
 
さて、本当は開廊時間よりかなり前に着くはずだったのじゃ。
初めての曳舟、迷わぬようにと大通りを通ってギャラリーに行こうと思うたのが仇になり、真逆の方向へ歩いてしもうたのじゃ。
お供のEは、自他共に認める方向音痴大王ですからのぅ。
 
しかし転んでもタダでは起きぬわたくし、美味しそうな気配のケーキ屋を見つけましたぞ。
ル パティシエ ティ イイムラとな?
聞いた事ない名前じゃが、まだ時間もたっぷりあるし、入ってみようかの。


 
 
綺麗なケーキたちじゃ。端から端まで全種類持ってまいれ~!


 
 
と叫びたいところなれど自重し、「こってり甘くて酸味が少ないのはどれかの?」と問うて、メープル&マカダミアと、焼き栗モンブランをば。


 
 
手前のメープル&マカダミアは、マカダミアナッツ風味のホワイトチョコムースと、メープルとカラメルのブリュレで、美味しゅうござります。
断面。


 
 
焼き栗モンブランは、甘さは控え目なれど、台のメレンゲがサクサクで美味。
が、モンブランでクリームの中にスポンジケーキが潜んでおるのは、あまり好みではないやも。
 
今度行ったら、チョコレート系と、酸味の少なそうなフルーツ系のケーキを食べてみようかの。
 
てな感じで悠長に食べていたせいで、ギャラリーに並ぶのが遅れ、作品をお迎えできなかったという・・・ははは(涙)
 
曳舟のお隣駅の、たばこと塩の博物館「和モダンの世界 近代の輸出工芸」も観とうございましたが、残念ながら時間切れ。
たばこと塩の博物館、渋谷にあった時はEはよく行っておったが、移転してからは家から遠くなって、一度も行っておらぬのじゃ。
 
Le Petit Parisienの近くにある神社にはお参りできましたゆえ、また後日書きまする。
御朱印を頂いたのは久々じゃったからの。