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上越火力発電所に初の燃料船 年内にも発電試運転
10月09日(日)
中電上越火力発電所に初めて到着した液化天然ガス積載のタンカー=8日、新潟県上越市
新潟県上越市に建設中の中部電力上越火力発電所に8日、燃料の液化天然ガス(LNG)を積載するタンカーが初めて入港した。同発電所は、4基ある発電ユニットのうち一つで11月にタービンを回し、予定を1カ月前倒しして年内には発電の試運転を開始。来年7月に営業運転開始を見込んでいる。
この日はインドネシア・西パプア州からタングー・バトゥール号(全長約285メートル、タンク容量14万5700立方メートル)が運んだLNG約13万7000立方メートルの受け入れを開始。通常一昼夜で搬入可能だが、初回のため1週間掛けてゆっくりとタンクへ移すという。
同発電所は、長野県内の電力安定供給などが目的で、2014年5月の完成を予定。最大出力は238万キロワットで、長野県内のピーク時の電力の約8割を賄えるという。
水野明久・中電社長は「この冬はあくまで試運転。供給源としては来年夏から期待したい」と述べ、営業運転の繰り上げはしない考えを示した。
また、この日は、1996年着工し、発電所予定地の埋め立てや防波堤の整備を進めた直江津港エネルギー港湾整備事業の完成・利用開始記念式典があり、長野県内からは長野・上田両商工会議所関係者が出席した。
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中部電力上越発電所
上越火力発電所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上越火力発電所(じょうえつかりょくはつでんしょ)は新潟県上越市八千浦2にある、直江津港に隣接する埋立地に建設中の火力発電所である。
当初は1,2号系列とも出力を126万5000キロワットにしていたが、電力需要の伸び悩みから119万キロワットに引き下げられた。
燃料は液化天然ガス(LNG)を使用する。
発電設備 [編集]
- 1号系列(建設中)
- 発電方式:コンバインドサイクル発電方式
- 定格出力:119万kW(59.5万kW × 2軸)
- 使用燃料:LNG
- 営業運転開始:2007年度から2012年度に変更
- 2号系列(建設中)
- 発電方式:コンバインドサイクル発電方式
- 定格出力;119万kW(59.5万kW × 2軸)
- 使用燃料:LNG
- 営業運転開始:2009年度から2014年度~2015年度に変更
- 3号系列(建設中)
- 発電方式:コンバインドサイクル発電方式
- 定格出力:144万kW(36万kW × 4軸)
- 使用燃料:LNG
- 営業運転開始:2016年度から2023年度に変更