ユニオン千葉 春よ来い 労働争議と 運転手

2014年2月15日（土）現在ユニオン千葉未解決案件の約70％がトラック運転手労働問題です。
１年程前から50％以上となっておりましたがここ迄比率が増えるとは想像しませんでした。
残業代未払い、退職金未払い、減給、不当解雇、過重労働、パワハラなどの労働問題が多くあります。
有給休暇を取らせない、事故発生に際して全て運転手の責任とするなど労働問題が満載です。
運送会社の大手と4次下請け、5次下請けなどの賃金その他、待遇格差は異常と思える程です。
元請けから１次下請け、2次下請けと行くに従い運賃が下がって行くそれが格差を生む原因です。
4次、5次など下請けの経営者も安い運賃でも利益を出し会社を守ろうとしているのが感じられます。
企業（会社）にとって多くの利益を出し、企業を永久に守る事は最大の正義であり目的です。
ただ企業の目的を労働者の犠牲の上で行う事は正義とは言えません、行き過ぎると「悪」となるのです。
労働基準法を軽視するか、無視している運送会社が多くの労働問題を発生、トラック運転手を泣かせています。
法の網の目をくぐるような就業規則、賃金規定を作成、平然と運用しているN社のような「確信犯的ブラック企業」もあります。
ユニオン千葉はトラック運転手に特定した「ドライバーズユニオン」を目指しているわけではありません。
千葉県内及び隣接県（東京、茨城、埼玉）の全ての業種の労働問題を解決するのを目指し、実行しております。
ただ最近他業種に比較、多くのトラック運転手の労働問題が増加し、ユニオン千葉の解決件数も増加しております。
ユニオン千葉を信用し入会してくれた組合員の期待に応えるよう労働組合として次の事を今後共実行します。
「組合員の利益と労働問題の解決の為徹底的に闘う」これが労働組合ユニオン千葉の正義であり目的です。